●週刊チャオ サークル掲示板
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チャオオンライン フィノクス 11/2/21(月) 21:43
チャオオンライン 2 Phantasy フィノクス 11/2/27(日) 23:48
チャオオンライン 3 Quantum フィノクス 11/3/1(火) 20:46
チャオオンライン 4 Birth by Sleep フィノクス 11/3/4(金) 22:37
チャオオンライン 5 silent フィノクス 11/3/7(月) 16:38
チャオオンライン 6 destiny フィノクス 11/3/10(木) 16:06
チャオオンライン 7 song フィノクス 11/9/24(土) 23:39
チャオオンライン 8 harmony フィノクス 11/9/25(日) 19:25
チャオオンライン 9 history フィノクス 11/9/25(日) 23:26
チャオオンライン 10 portal フィノクス 11/10/6(木) 23:47
チャオオンライン 11 Esperanza フィノクス 11/10/9(日) 22:16
チャオオンライン 12 oracion フィノクス 11/10/13(木) 23:48

チャオオンライン
 フィノクス E-MAILWEB  - 11/2/21(月) 21:43 -
  
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
ガチャ
「ただいま!」
少年は、母親に挨拶し、急いで部屋へ上がっていった。
「あら、おかえり。おやつあるけど食べる?」
「あとで、食べる!」
「あら、そう?」
少年は、机にリュックを置き、PCの電源つけ、あるアイコンをクリックした。
その名は・・・・


チャオオンライン


〜Login〜
「あ、友弥君。こんにちは〜」
ひらひらと舞うピンクのスカートと、黄緑のブレザーを着たHSFのチャオが言った。
「セレスさん、もう来ていたのですか。」
あの少年と同じ声を話す、赤と白のパーカーと黒のジーンズを着たライカが言った。
「セレスじゃなくて、霜花でいいんだよ。私たちクラスメイトじゃないですか。」
「それでも、僕たちはこのオンライン・・・いやこの世界では、僕は友弥じゃなくて、ノイですし、
 霜花さんもこの世界ではセレスさんなんですよ。」
「まぁ、そうなんですけど、そう呼ぶの慣れなくて・・・(ーДー;)」
そう言ったHSFは汗のエフェクトを出した。


〜Logout〜

僕は、水無月 友弥(みなづき ともや)。
年は、14歳で、頭の良さも平凡、運動神経も平凡。ただ僕が得意なのは・・・・
次のこと・・・・そう未来を予測することだ。
僕は、次の事を予測して、実行に移すことが得意なのだ。
たとえば、サッカーの時に、味方のパスの定位置を予測し、的確にパスを出したり、シュートを出したりする。
僕は、常に、いや毎日、未来を予測して災いを避けている。
そして、僕は周囲から、こう呼ばれるようになった。
"未来を操る男”(アフターディナー)と・・・・・
その僕が・・・チャオオンライン・・・・これを始めたのは、1週間前だった。
僕は、パソコンをやっている時に、僕のメールボックスにある1通のメールが来た。
「なんだろう・・・・このメール。」
僕は、おそるおそるメールを開くと、

水無月 知弥様へ
あなたは、あるオンラインゲームのβテストの参加者の最後の一人として、選ばれました。
マイクとヘッドホンを用意して、下のアドレスをクリックし、ダウンロードしてください。

と書いてあり、下にはアドレスを書いてあった。
僕は、オンラインゲームが大好きだった。
僕は、そのオンラインゲームをダウンロードをし、ヘッドホンとマイクを用意してアイコンをクリックした。
最初の画面には、「チャオオンライン」と書いてあった。
「・・・チャオ?」
聞いたことがあるような響きだった。
僕は、メールに書いてあった、IDと自分で設定したパスワードを使ってログインをした。

〜Login〜

画面には、ひげを生やした、ある生き物が移った。
「・・・・・あ!」
僕は思い出し、ゲームのソフトが入ってる棚の中を探り当てた。
「これこれ。見覚えあるなって思ったらこれだったんだ。」
僕が持っているのは、「ソニックアドベンチャー2バトル」、通称SA2B。
このゲームは、異世界にいるソニック・ザ・ヘッジホッグというハリネズミと仲間たちが冒険するのがメインだが、
それとは別に、このゲームにはもうひとつの要素がある。
それはチャオ育成だ。
冒険中に手に入る、カオスドライブや小動物をチャオにあげると、そのパーツが付いたり、自分の能力が上昇したりするのだ。
その時の生命物体、それがチャオだった。
あるサイトでは、チャオの掲示板、チャオBBS 通称、旧チャオB
僕は、良くそのサイトをひらいて、
そこに書いている小説などを見に行っていたりしていた。
今では、旧チャオBも閉鎖しており、
そのぐらいから僕はSA2Bをやらなくなったのだった。
「うわぁ、なつかしいな・・・・」
と思い出していると、ヘッドホンから音が聞こえた。
「コホン・・・・私は、このチャオオンラインの管理人です。
 貴方達10名は、このβテストに選ばれました。おめでとうございます。」
(へぇ・・・10名なんだ。僕はこの中の10名に選ばれたんだな・・・・)
そうすると、他の声が聞こえた。
「あの〜これはどんなゲームなんですか?」
女性の声だ。βテストに選ばれた人だろうか。
「これは、チャオに成り切って、敵を倒したり、困っている村人を助けたりする、オンラインゲームです。」
とすると、
「まぁチャオに成り切っての、RPGってことか?」
別の男の人の声が聞こえた。
「はい。そうです。」
「なら簡単だね。みなさんよろしくお願いします。」
また別の男の子の声だ。
「さて、次はアバターを設定してもらいます。」
「アバター?ああ、自分のチャオか。」
また声が聞こえた。
「チャオのタイプは、あなたたちの性格や能力に合わせてこっちが選ばせてもらいました。」
そう管理人が言うと、画面にチャオが現れた。
「今、画面に出ているチャオがあなたのアバターチャオです。」
僕の前に現れたチャオは、
「これって・・・ライトカオスチャオ・・?」
「な なんだって!!??」
僕の声が聞こえたのか、別の声の人が驚きながら喋った。
そう、僕のアバターはライトカオスチャオ。通称ライカだった。
「ライカのお前!良かったな!俺なんて、DPRだぞ」
(DPR・・・この人・・いやこのβテスト全員がチャオを知っているんだ。)
「では、次に服を決めてもらいます。」
次に、パーカー、ブレザーなどの服が出た。
「着せたい服をチャオの所までドラックしてください。決まったら右下にある決定を押してください。」
「じゃぁ、俺は・・・・このテンガロハット、かっこいいいな!」
僕は、その声を無視して、自分の服を決めていた。
(このパーカーに・・・このジーンズで・・・・これでいいかな。)
僕が選んだのは、赤と白のパーカーに黒のジーンズだった。
「決定と・・・」
僕がボソッと言うと、
「あれ?その声って、水無月君?」
「え?」
なんだか聞き覚えがある声だ。
「私だよ!同じクラスの、私基部 霜花だよ!」
「な なんだって!?」
僕は驚いた。
私基部 霜花。
彼女は、僕の学校で一番の美人で、活発な少女。
僕と同じ歳で、誰からにも慕われている。
まさか、彼女もチャオを知っていたは思ってなかった。
「霜花さんもこのβテストに?」
「うん。友弥君もなんだ。」
「あのお話中失礼しますが、みなさんの服が決まりましたので、次に移ります。」
「あ、失礼します。」
僕は遠慮がちに、言った。
「次は、ここの世界での名前を決めてください。」
(名前?名前か・・・・)
「水無月君はどんな名前にするの?」
(名前・・・よし、あれにしよう。)
僕は、指を走らせ、こう打ち込んだ。
"ノイ・ニエンテ”と・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新作です。
今回は、チャオと生活する世界とかチャオだけの世界とかとは違って、チャオのオンラインゲームとして書いてみました。
できるかぎり、現実とチャオオンラインの区別はつけたいと思います。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.6; .NET C...@FLH1Acr094.hkd.mesh.ad.jp>

チャオオンライン 2 Phantasy
 フィノクス  - 11/2/27(日) 23:48 -
  
「みなさんのアバターの名前が決まりましたので、次に移ります。」


チャオオンライン 2 Phantasy


「次は、そのアバターの職業、ジョブを決めてもらいます。」
そう管理人は言い、画面に無数の枠が出た。
「これらの中で、ジョブを3つ決めてください。最後に決めたのが主なジョブ、メインジョブとなります。」
(メイジにソードマン、ハンター、アサシン・・・よく見る、ジョブだね・・)
そう言い、僕は、サブジョブを決めるために色んな職をみた、そして僕は、クレリックとハンターをサブジョブに選んだ。
そして、僕はメインジョブを決めようとしたときある右下の職を見た。
ぼくは思わず声に出して言ってしまった。
「なんだろう、このジョブ。」
それは、"記憶者”(リ・コーダー)という字が書いてあった。
僕は、それをクリックして、詳細を見てみようとした。
だが、そこには、一つの文で、こう書かれていた。
「魔法Jobの特別のタイプです。」
これしか書いていなかった。
記憶者。
僕はこの言葉に引きつけられたのか、おもわず決定を押してしまった。
「あ、押しちゃった・・・・」
「どうしたの?友弥くん?」
霜花が尋ねた。
「いやぁ、変なジョブがあったんだけど、おもわず決定押しちゃった。」
そう話すと、あのDPRのチャオがこの話に入ってきた。
「それって、右下にあるやつか?」
「う うん。」
僕は、頷いた。
「俺は、ライトブリンガーと書いてあるんだが、ライカのやつもそうか?」
(え?)
僕とは違った。
「それなら、私もあるけど、魔道学者と書いてあるんだ。」
霜花とも違った。
「僕は、記憶者と書かれていた。もしかしたら、10人それぞれに書いているのかな。」
「そうかもしれねぇな。まぁ俺は、ライトブリンガーはサブにしてみたけどな。」
「私は、メインで使ってみようかな。」
そう霜花は、言った。
数分後。
「みなさんのJobも決まりました。みなさん長くお待たせしました。これで登録は終わりです。」
「長かったな。」
DPRの声の人が言った。
「では、チャオオンラインをお楽しみにください。」
そう画面に映っている管理人のチャオが消え、パァッと光が眩しく光った。
「うっ!」
その時、僕はパソコンに意識と精神をもってかれたかのように、目をつぶり、椅子から転げ落ち、そのまま意識不明となった。


〜Login〜
「うわぁぁぁぁ!!」
僕は、目を開けると奈落の底へと落ちていった。
その時、僕は自分の手をみた。
その指は、ちゃんとした5本指ではなく、指のない、手のひらだけの手になっていた。
「!?」
僕は、自分の体、足、腕を見た。
それは、赤と白のパーカーを来たぷよぷよした体、短い足、そして、頭には光があった。
「僕、もしかして・・・・ライカになってる!!??」
そう、僕は、さっきまで設定していたライカ、いや僕のアバター、ノイ・ニエンテになっているのだ。
そして、体がゆっくりとふわりと浮かんだ。
「・・・あれ?」
そして、僕が、地面に着くと、周りから、チャオが出てきた。
DPRや、HSF、NPSなどのチャオが出た。
「な なんなんだよ、コレ!?」
DPRのチャオが言った。
「私たち、チャオになっているの!?」
霜花のアバター、いや霜花その者は、あのHSFのチャオらしい。
「ほっほっほ、みなさん良くおこしに来られましたな。」
「おこしにこられた!?ふざけるんじゃねぇ!!」
感じ悪いDPFのチャオが怒りながら言った。
「おれは、元の姿に戻る!」
そうDPFのチャオは言った。
「あの〜ガスト様。」
「ああ!?」
あのDPFのチャオはガストという名前のアバターらしい。
「どこにいくつもりですか?」
「どうやってもどるか、出口を探す!」
「あの〜出口なんてありませんよ、今の所では。」
「はぁ?」
「ですから、今は元の姿に戻ること、つまりログアウトはできないんです。」
「な・・・・」
ガストは驚いた、いやその場に居る、管理人以外のチャオ、いやプレイヤーは驚いた。
「なん・・だと・・・・」
「なんですって・・・・」
「おい!管理人どうやったらログアウトできるんだよ!」
DPRのチャオは言った。
「それは、プレイヤーのみなさんが街へ着き、みなさんが自分の武器を買ってしまえば
ログアウトができるようになりますので、それまでの辛抱です。
「じゃぁ早く街に行かせろよ!」
「あ、はい。ではみなさん私についていってください。」
そう言い、管理人は前へと進んだ。
「はぁ・・びっくりした・・・」
僕は言った。
それを聞いた霜花は、
「友弥君・・・・」
「あ、霜花さん、大丈夫ですか?」
「あ、ええ。状況はつかめて来たわ・・・」
「僕もです。」
「ほぉ・・・お前がライカか。」
いきなりあのDPRのチャオが貼り込んできた。
「うわぁっ」「ふえぇっ」
僕と霜花は転んでしまった。
「あ、悪い悪い。」
そう言い、DPRのチャオは霜花と僕に手を差し伸べてくれた。
「お前ら、そんなに仲が良いってことはクラスメイトとかなのか?」
「あ、はい。」
「へぇ、いいな。俺なんて知ってる人なんていなかったよ・・・」
「あの〜、あなたは?」
霜花が聞いた。
「ああ、説明してなかったな。俺は、沖谷 時(おきや しん)!ゲームの方では、エフトだ。よろしくな!」
「僕は、水無月 知弥。ゲームの方では、ノイ・ニエンテ。ノイと呼んでください。」
「私は、私基部 霜花。ゲームの方では、セレス・ティアルという名前なの。」
「じゃぁ、ノイ、セレス。よろしくな!」
沖谷 時、いやエフトは手を差し伸べた。
「よろしくお願いします。エフトさん。」
僕は、そう言い、エフトの手を握り締め、握手をしたのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
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チャオオンライン 3 Quantum
 フィノクス E-MAILWEB  - 11/3/1(火) 20:46 -
  
チャオオンライン 3 Quantum


僕たちは、管理人を追いかけるように、歩いていた。
僕たちとは、僕に加えて、霜花のアバター、セレスと
さっき、出会った、沖谷 時のアバター、エフト。
この3人のことだった。
「なぁ、ノイ。」
「ん?エフトさん、どうしました?」
「お前らって、付き合ってねぇのか?」
僕は硬直した。
いや、硬直したのは僕だけではない。
霜花も硬直していた。
「つ・・・つ・・・」「つ・・・つき・・・」
「つ、付き合ってなんかいません!」「付き合ってません!ただのクラスメイトです!」
二人は、声を揃えていった。
「お、おう・・・・」
エフトは、その勢いに後ずさった。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・・なぁ、そろそろ着くはずだよな?」
「・・・・そうですね。」
「・・・・たしかに、どこまで歩けばいいんだろう・・・」
そういいながら、僕らは歩いていた。
それから数分後・・・
僕らの目の前に、光が一筋見えた。
「やっと、光が見えたぜ。」
僕らは、光の中に入っていた。
入っていった先は、色んなチャオがいる。
そして、僕たちの前には、管理人とその他のプレイヤーがいた。
「ったく、遅っいんだよ!」
あのガストとというプレイヤーがいった。
「すみません・・・・」
僕はいった。
「まぁまぁ・・・コホン。では、みなさんは、この町の南にある武器屋で自分の武器を買ってください。
みなさんには、1500Gが手元にありますので、それで買ってください。」
僕たちの手元・・・?
僕は、いつのまにかあった鞄の中身を見た。
鞄の中には、金貨と回復薬と地図があった。
「へぇ、いつのまにあったんだな。このリュック。」
エフトがいった。
エフトの場合だと、リュックらしい。
「では、解散します。さっきも言ったように、
武器を買ってしまったらログアウトができるようになりますので、
ログアウトしたい方はお急ぎで行ってくださいね!」
そう言い、みんなは解散した。
「僕たちも行きましょうか。霜花さん。」
「そうだね、友弥くん。」
そう言い、2人は歩き出した。
「おい!まてよ!」
もう一回言いたい。2人+1人が歩き出した。
〜〜広場〜〜
「え〜と、まずこの広場へいって、道具屋と宿屋がある道をまっすぐと・・・」
僕は地図を見ながら、行った。
「それなら早く行こうぜ!」
そういい、エフトが走り出した。
「あ、エフト君!待って!」
霜花も走り出した。
「あ、待ってよ!」
僕も2人の後を追いかけた。
数分後・・・
「はぁはぁ・・・」
僕は息を切らしてた。
「ここが武器屋か。」
「入ってみましょうか。」
「はぁはぁ・・・そうだね・・・・」
3人は武器屋の中へ入った。
〜〜武器屋〜〜
「いらっしゃい!何を買うかい?」
そこには店主がいた。プレイヤーではなくNPCらしい。
「あの〜僕たちの武器がほしいんですけど・・・」
「ほう・・なら自分の職業の名前を言ってみなさい。用意してあげるから。」
「俺は、ガンスリンガー、ライトブリンガー、シーフだ。」
「あいよ!銃と光剣とナイフだな。」
店主は中に入り、銃と光剣とナイフを持ってきた。
「あれ?」
「店主さん、光剣のことなんですけど、刃ありませんよ?」
「ああ、これはね、柄にあるこのボタンを押せばね」
と言って、店主はそのボタンを押すと、光の刃が出た。
「おお。」
「こんなかんじになるんだ。さてコレ3つで700Gだよ。」
「はい。」
エフトはお金を払った。
「じゃぁ、次はそこのお嬢ちゃんね。」
「あ、はい。私は魔道学者、ソードマン、デュアルブレイドです。」
「なら、今持ってくるねお嬢ちゃん。」
また店主は中に入り、箒と本と両手剣、そして二刀流の剣を持ってきた。
「お嬢ちゃんのは、全部で800Gだよ。」
「あ、はい。」
「最後はそこの君かな?」
「あ、はい。僕は記憶者とクレリック、ハンターです。」
「記憶者?どういう武器だったっけな・・・・」
そう言いながら、店主は中へ入り、まず杖と弓を持ってきた。
「そこの君、ちょっと見当たらないからとりあいずこれだけでもお金をはらってくれないかな?」
「あ、はい。」
「これで全部で、300Gだよ。」
僕はお金を払った。
「じゃぁ、今さがすからね。ちょいと待ってなよ。」
そう言いながら、また店主は中へ入っていた。
もうしばらくすると、店主は
「あったあった。」
そう言いながら、店主は古びた本と長い杖を持ってきた。
「長年、記憶者の職業の子はいなくてな、こんな風に古びちまった。」
「は、ははぁ・・・」
「こんなもので良かったら、タダでくれてやるわい。」
「え?いいんですか?」
「記憶者になった褒美だわい。」
「あ、ありがとうございます!」
僕はお礼を言った。
とすると後ろから、
「お前ら、もう言ってたのか。」
あのプレイヤー、ガストと他のプレイヤーが来た。
「早く出ろ、狭くなる。」
「あ、はい・・・・」
僕たちは無理やり出された。
〜外〜
「ったく、なんだよ、あいつ。感じ悪いやつ。」
「まぁまぁ・・・・」
「さて、武器も買ったことだし」
「僕達も戻ろうか」
「そうですね。友弥君。」
「はい?なんですか。」
「明日、学校の屋上に来て下さい。今後のことを話したいんですが。」
「あ、わかりました。」
「それじゃぁ俺はログアウトするからな。え〜とログアウトは・・・・」
エフトは、リュックからあるメモを取り出し、読みながら銃を出した。
「銃を前にだして・・・・出口の扉よ、出ろ・・・」
そう言う瞬間、銃から光の玉が出て、そこで広がり、入り口が出現した。
「お、これで帰れるんだな。じゃ明日な!」
そう言い、エフトはログアウトした。
「じゃ僕達も。」
「ですね。」
そう言い、僕達もあの光の中に入ったのだった。


〜Logout〜


「はぁっ!」
僕は地面にへばりつきながら、目を覚ました。
「ここは・・・・僕の部屋。」
そう僕は戻ってきた。本当の世界に。
僕は立ち上がって、パソコンの画面を見た。
そこには、
「ログアウトしました。」
という文字が書いてあり、チャオオンラインのスタートページが写ってた。
「やはり、さっきあったことは、本当なんだ。」
そうすると、
「知弥〜ご飯だよ〜」
お母さんの声だ。
「うん。今行く!」
僕は扉を開け、食卓へと行ったのだった。


〜〜〜〜続く〜〜〜〜
引用なし
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チャオオンライン 4 Birth by Sleep
 フィノクス E-MAILWEB  - 11/3/4(金) 22:37 -
  
チャオオンライン 4 Birth by Sleep


〜〜次の日〜〜
「・・・・・・はぁ・・・・」
「おい、友弥、どうした?」
僕の友達、"吉良都 信徒”(きらべ しんと)が聞いてきた。
「いや、なんでもないよ。」
「おいおい、お前元気ねぇな。本当になにかあったのか?」
「だから、なんでもないって・・・・」
「本当か?」
「うん。」
「・・・・わかった。」
「じゃぁ僕は行くところあるから・・」
「あ、おい!今日遊べるか!」
「遊べない〜用事あるから。」
僕は走った。
「・・・・なんか怪しいな、あいつ。」
〜〜屋上〜〜
僕は屋上の扉を開いた。
そこには、霜花がいた。
「来たね、友弥くん。」
「はい。霜花さん。」
「あ、そこの扉、鍵閉めておいてね。この話聞かれるとまずいからね。」
「そうですね。」
僕は扉を閉めて、鍵を閉めた。
「・・・さて、今日のことだけど・・・」
「そうですね・・・まずはクエストをやりながらLvあげですかね・・・」
「それもそうだねぇ、でももう一つやらなくてはいけないことがあるよ。知弥くん。君ならわかるでしょ。」
霜花が言った瞬間。
「ぼくたちが本当に偶然で呼ばれたのかってことですか?」
「お、来たね。知弥くんの"未来を操る男”。」
「霜花さんも僕の特技の噂知ってたんですか。」
「うん。というよりこの学校全体が知弥くんの能力の噂は知っていると思うよ。」
「僕も、廊下を歩いているとジロジロみられて気色悪いです・・・」
「あははは、それは気色悪いねぇ・・・」
「霜花さん、笑い事じゃありませんよ・・・・」
「あ、悪い悪い。」
その会話を、屋上の扉の前で聞いていたのは・・・・
「知弥のやつ・・・・あこがれの霜花さんと何話してやがるんだ?」
そう、信徒と、
「ねぇねぇ、本当に付いてきて良かったの?」
友弥の友達の"若樹 比奈都”(わかべ ひなと)という女の子だった。
「あったりめぇだよ!友弥の様子から変だから追跡してみたら、俺のあこがれの霜花さんと普通に話しやがって・・・」
「私は霜花と友弥くんは最初から仲良しになれそうだと思ってたけどね・・・」
ちなみに、比奈都は、霜花の幼なじみである。
「それじゃぁ、あとで会いましょうか。」
「はい、そうですね。」
霜花と僕は、扉に近寄った。
「やっやばい!」
信徒と比奈都は、急いで階段を降りってた。
ガチャ
「では。」
僕は先に階段を降り、リュックを背負い、自宅へと向かった。
〜〜自宅〜〜
「さて、始めますか。」
僕は、PCをつけた。
「あ、そうだ。」
僕は、机からある物を取り出した。
それはWebカメラだった。
「これ、取り付けるの忘れてたなぁ。」
僕は、PCにWebカメラを取り付けて、インストールを行った。
「これでよしっと」
僕はチャオオンラインをクリックして、IDとパスワードを入力した。
そして、僕は決定ボタンを押した瞬間、
僕は、椅子からこれげ落ちた。
そう、精神と意識をチャオオンラインにもってかれたのだった。

〜〜Rogin〜〜

僕の目を開いた。
そこは、昨日ログアウトした所、そう武器屋の前だった。
僕は、心の中で、こう思った。
(メニューよ、開け。)
そうすると僕の左側にある欄が出た。
それは、コミュニティ情報と能力一覧が出た。
「うわぁ、本当に出た。」
僕は、コミュニティ欄を触り、僕の目の前までスライドさせた。
それの欄が大きくなり、見やすい大きさになった。
「まだ霜花さんは来てないね・・・あ、エフトさんは来てる。」
僕は、エフトの名前をタッチして、チャットに呼んだ。
そうすると、右側に、ある画像が出た。
それは、エフトだった。
「へぇ、これ、顔チャットもできるんだな、あ、ノイ、よっ!」
これは、便利だ。相手の顔を見ながら会話できるなんて。
「相変わらず、元気そうだねエフトさんは。」
「おうよ!お前らが来るまでずっと狩ってぜ。そのおかげで5Lvまであがったぜ。」
「おめでとうございます。」
「そういえば、セレスは来ないのか?」
「来るはずですけど、遅いな・・・・」
そうすると、隣から光が出た。
霜花がログインしたのだった。
「霜花さん、遅かったですね。」
「うん。ちょっとね・・・」
「そうだ、これを見てください。」
「あ、ビデオチャットだね。私も参加しよっと。」
霜花もメニューを開き、このビデオチャットに参加した。
「よっ!セレス。」
「こんにちは、エフトさん。」
「とりあいず、お前らはどうするんだ?」
「クエストをしながら、Lvあげです。」
「そして、ぼくたちが本当に偶然で呼ばれたのかを調べるんです。」
「ふむ、面白そうだな。ノイ、俺も手伝わせてくれよ。」
「エフトさん、いいですか?」
「ああ、いってことよ!俺達は仲間だろう?」
「・・・・はい!」
「とりあいず、俺のところへ来い。この街をずっと南にいったらモンスターが出る所がある。そこに俺はいるからな。」
「はい。わかりました。」


〜〜〜〜続く〜〜〜〜
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チャオオンライン 5 silent
 フィノクス  - 11/3/7(月) 16:38 -
  
チャオオンライン 5 silent

〜〜Logout〜〜
「お〜い、友弥〜いるか〜?」
誰かが、家に入ってきた。
「友弥なら部屋にいると思うよ〜」
友弥の母が言った。
「ありがとうございます。」
もう一人の少女が言った。
その2人は、友弥を怪しんでいた信徒と、信徒について行った比奈都だった。
タッタッタッ・・・・
ガチャ!
「友弥!どうして、霜花さんと何はなしてたのか教え・・・あれ?」
「どうしたの?」
比奈都が聞いた。
「友弥が・・・倒れている。」
そこにあったのは、椅子から転げ落ちている、意識の無い友弥があった。
「おい!おきろ!友弥!」
まったく起きない。
「息はしているね、でも意識が無いな・・・」
「え!?じゃ、じゃ、友弥の母さんにこのこと話す?」
「いや、それより大事なのは、友弥じゃない・・・・・そこのパソコンを見ろ。」
「え?」
比奈都はパソコンを見た。
画面には、こう書かれてあった。
「今、友弥様は、意識と精神をこのゲームにとられています。
 彼と話したい場合は、Webカメラを使ってください。」
と書いてあった。
「意識と精神をのっとられているだって・・・」
「だから、こっちの友弥は意識がねぇんだよ。そのゲームとやらに、あるんだからな。」
「友弥君は、そんな恐ろしいゲームを今、やっているの・・・・?」
「そう・・・・らしいな・・・・・・・・よし。」
「どうしたの?」
「Webカメラを使えって書いてたろ、今ちょうど良くここにはWebカメラがある。」
「ってことは・・・・」
「ああ、友弥と通信することができる。」
「直接話すっていうの?」
「やるしかねぇんだよ。」
信徒は、友弥をベットを下ろし、椅子に座り、Webカメラを使うというボタンを押したのだった。


〜〜Login〜〜
そのころノイは、セレスと町を走っていた。
「見えたね、出口。」
「そうですね!エフトさんが待っているので早く行きましょう!」
〜〜森・南側〜〜
「エフトさん〜!」
「お前ら、遅いぞ。」
「はぁはぁ・・・すみません・・・」
ぼくは、息切れをしながら、顔チャットを消した。
エフトとセレスも顔チャットを消していた。
「さて、ここでLvあげするか。ノイとセレス、お前らスキルは使えるか?」
「はい、私は使えます。」
「僕は・・・あれ、スキル欄に記憶者の欄がない・・・」
「なんだと!?」
「私は、ありますけど・・・・」
「俺も、ソウルブリンガーの欄はあるぞ。」
そのとき、ノイの背中にある、本が光った。
「!?」
「なんだこれ・・・?」
「開いてみてください!」
「あ、うん・・・」
僕は、背中にある本を開いた。
そこには、僕の職業、記憶者のスキルがひとつ書いてあった。
「ここにあったんだ、僕のスキル。」
その時、ピーピーと音がして、僕の右側に顔チャットが開いた。
「ザーザー・・・・・と・・・や・・・・・」
「!?」
「と・・も・・や・・き・・こえ・るか?」
「その声って・・・」
「友弥!聞こえるか!」
その声は、
「し 信徒!?」
「やはりな。友弥。」
「なっなんでここにいるの!?」
「私もいますよ。」
比奈都も顔を出した。
「比奈都まで・・・」
「お前を怪しんで、部屋まで行ったらこのざまだ。
パソコンの画面に、Webカメラを使えって書いてあったから使ったんだ。
そしてこのとおり、お前と通信ができるってことなんだよ。」
信徒が長々と話した。
「そっか・・・」
隣で、セレスが話した。
「比奈都がいるの!?ちょっと、私にも!」
「あ、はい。」
ノイは、その顔チャットをセレスに向けてスライドした。
セレスの方にも右側に、信徒たちの顔チャットが出た。
そして、信徒たちのパソコンにも、セレスの顔が出た。
「信徒君!比奈都!あなたたちなの?」
「そ、その声は霜花さん!?」
「霜花、あなたもやってたの?」
「うん・・・そうなんだ・・・」
「・・・・あのさ〜話し中、悪いんだが、ノイのスキルを知りたいんだが・・・・」
エフトが割り込んできた。
「あ、ごめん。じゃ、見てみるね・・・・え〜と・・・・Q・・U・・A・・N・・T・・U・・M・・英語で書いてるから、わかんないや・・・」
「クァンタム・・・」
比奈都が言った。
「え?」
「Quantum・・それで、クァンタムって読むの。」
「す、すげぇ・・・」
「比奈都は、英語得意だからね。」
セレスが説明した。
「じゃぁ、僕の第1のスキルはクァンタムってことになるのかな。」
「ノイ、まだ他に無いのか?」
「見てみる。・・・あ、もうひとつあった。これは読める。Phantasyって書いてある。」
「ファンタシーか。」
「うん。そういえば、二つとも、呪文と方陣みたいのが書いてるな・・・・」
「なんて書いてあるんだ?」
信徒が聞いた。
「うん。じゃあまずクァンタムの方からね。 "素量よ、我が記憶に、示せ”と書いてあるんだ。」
「たしかに、クァンタムは、素量と意味もあるからね。」
「次に、ファンタシーね。"空想よ、我が記憶に、道を指せ”と書いてある。」
「どういう意味なんだよ・・・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜
作者は、力つきたのであった。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; Inf...@3d2cb308.ip.ncv.ne.jp>

チャオオンライン 6 destiny
 フィノクス  - 11/3/10(木) 16:06 -
  
チャオオンライン 6 destiny

「と、とりあいず、モンスターにやってみろよ。ノイ。」
とエフトが一言。
「あ、うん。」
僕は従った。
そこにいたモンスターは、いろんなゲームにでる有名なモンスター、スラ○ム。
(じゃぁ、クァンタムをやってみよう。)
僕は、その本に長い杖を敵に向け、あの呪文を言った。
「"素量よ、我が記憶に、示せ”」
・・・・・・反応がない。
「あれ?」
「どうしたんだ?発動してねぇぞ?」
「え〜と・・・」
僕は、本を広げた。
僕は、巻末を見た。
「あ、あった。・・・よし。」
ノイは本をしまい、長い杖の先っぽを地面につけ、またあの呪文を言った。
「"素量よ、我が記憶に、示せ”。」
その時、地面に方陣が出た。本に書いてあったあの方陣と形は同じだった。
「ふぅ、このやり方であってるんだ・・・・」
後から、モンスターの周りにもその方陣が出た。
そして、方陣が光ったとき、方陣から爆炎がでた。この魔法は爆炎の柱を放つ魔法だったのだ。
「なっ!」
スラ○ムはその爆炎に巻き込まれ、爆炎の柱が消えるころにはスラ○ムは消え去っていた。
「・・・・・・・」
「・・・・おい、今のさ、上級魔法並みの威力だよな。」
信徒が言った。
「・・・・うん。」
その後、ノイはジョブをハンターに変え、Lvをあげた。(割愛)

〜〜街〜〜
「まぁLvはこれぐらいでいいかな。」
「私も疲れました・・・」
その時、信徒が言った。
「ノイ、もう5時だぞ。」
「マジで?」
「うん。」
「あ、すみません!ちょっと用事あるので先に落ちます!」
ノイは、弓を持ち上げて、あの言葉を言った。
「出口の扉よ、出ろ」
その時、弓から光の玉が出て、あの入り口が出た。
「じゃ!」
ノイは、急ぎながらあの入り口へ入っていった。

〜〜Logout〜〜

「うっ・・・・」
僕は、ベットで目覚めた。
「友弥、大丈夫か?」
信徒が僕に駆け寄った。
「あ、うん・・・・」
「良かった・・・・でも本当に戻ってきた・・・」
「友弥、話してくれないか?」
「うん・・・・」
僕は、今まで、起こったことを2人に話した。
「そんなことがあったのか・・・・友弥、そのメール見せてみろ。」
「うん。」
僕はメール欄を開いた。
「・・・あれ?」
あのメールがない。
「証拠は隠滅ってことか。訴えられたら意味がないからな。」
「どうしよう・・・・」
「友弥、なんでこんなこと隠してたんだよ?」
「え?」
「俺らが手伝ってやるのにな。今度、やるときは呼べよな。」
「手伝うって手伝ってくれるの?」
「ああ、次からはよろしくな。友弥。」
「・・・・うん!」

〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜

ステータス
ノイ    7Lv hp:160 mp:350 job:ハンター
セレス   7Lv hp:180 mp:320 job:デュアルブレイド
エフト  10Lv hp:290 mp:380 job:ガンスリンガー


後ろに当時の仲間のステータスをつけてみました。
これで微妙に状況がわかるかもしれませんねw
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; Inf...@3d2cb308.ip.ncv.ne.jp>

チャオオンライン 7 song
 フィノクス  - 11/9/24(土) 23:39 -
  
チャオオンライン 7     song
あれから3日後、僕はログインしてある人を、ある物を待っていた。
「ノイ様、お待たせいたしました。これがIDでございます。」
「ありがとうございます。では。」
僕は管理人から貰った2つのIDをメモしてPCに保存した。
あの日からわかったことがあった。
それは、自分のPCにある機能を使えることだ。
つまり、自分のPCのなかにあるペイントソフトや、メモ帳を使うことができるのだ。
これで少しは攻略が簡単になりそうだ。
そして、僕がもらった"2つのID”。それは、信徒と、比奈都のIDだった。
あれから次の日、僕らは放課後これまでについてそして、これからについてを4人で相談した。
「ねぇ、思ったんだけど、霜花って旧チャオBに良く行ってた?」
「え?うん。行ってたけど?」
これは、僕も初耳だった。まさか霜花さんが旧チャオBを見ていたなんて。
「実はなぁ・・・・・俺も良く旧チャオBに行ってたんだ。」
信徒がいきなり口を挟んでんできた。比奈都は少しニヤッとし、話した。
「友弥、霜花、今の信徒の言葉で、やっと1つ分かったことがある。」
「分かったこと?」
霜花が聞いた。
「うん。それはね、βテストの抽選に当たった人は皆"旧チャオBに何回か行ってる”という共通点。」
「あ・・・・・」
なんで気がつかなかったんだ。たしかにそうだった。
「そうだ。知弥。頼みがあるんだが。」
「何?信徒。」
「それは、あの管理人から俺と比奈都のIDをもらってきてくれないか?」
「え!?」
比奈都が驚いた。
「俺たちもそのチャオオンラインに接続して手伝ってやるんだ。それしか今は手伝える事はないだろう。」
「できるかな・・・・・」
「私は、できると思いますよ。」
霜花は言った。
「さっき言った通り、信徒さんと比奈都は旧チャオBに何回も通っていたので行ける可能性はあります。」
「うん。わかった。僕が管理人さんに頼んでみるよ。」

というわけで、IDを貰った翌日の放課後。
「よっ。知弥。それで、できたのか?」
「あ、うん。それが貰えた。」
「貰えたのか!?」
「じゃぁ、このIDのやつは信徒のね。」
「おーい、知弥〜」
比奈都がやってきた。
「ナイスタイミング。はい。これ比奈都さんのID」
「ありがと!じゃぁ今日のオンラインで。」
「でもあれ?霜花さんは?」
「先に帰ったよ。」
「じゃぁオンラインで!」
〜〜〜〜家〜〜〜〜

〜〜Rogin〜〜
「ふぅ。さて比奈都さんと信徒はどこかな・・・・」
その時、チャット欄が現れた。
「よっ、ノイ。」
「あ、エフトさん。丁度いいところに。ちょっと今自分の友達がこのオンラインに来るので」
「まじかっ!よっしゃ。俺が探してやる!」
「ノイさん。IDはできたのですか?」
セレスがチャットにやってきた。
「うん。たぶん今用意してるんじゃないかな?」
「じゃぁあそこに行ってみる?」
「だな。」
「私たちが最初に行った所ですね。」
「うん。じゃぁ僕先に言ってるのね。」
〜〜〜〜〜〜そのころ〜〜〜〜〜〜
「・・・・・・ここがオンラインの世界か。」
「Webカメラよりもやはり見てる感覚が違うね。やっぱり。」
「まぁいこうぜ。"ナイリ”。」
「はいはい。信・・・・・じゃなくて"ラルド”。」
そして、比奈都こと「ナイリ」、信徒こと「ラルド」がこの世界に降り立った。


〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜

ステータス
ノイ    7Lv hp:160 mp:350 job:ハンター
セレス   7Lv hp:180 mp:320 job:デュアルブレイド
エフト  10Lv hp:290 mp:380 job:ガンスリンガー
ラルド   1Lv hp:??? mp:??? job:???
ナイリ   1Lv hp:??? mp:??? job:???


ナイリ、ラルド 始動!
引用なし
パスワード
<Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.1 (KHTML, like Gecko) Chrome/14.0...@FL1-118-108-15-127.hkd.mesh.ad.jp>

チャオオンライン 8 harmony
 フィノクス  - 11/9/25(日) 19:25 -
  
チャオオンライン 8 harmony

ノイとセレス、そしてエフトは、街の中を探していた。
「おーい、比奈都さん〜信徒〜どこ〜」
「どこにいるの〜?比奈都〜信徒くん〜」
そして、ノイはポンポンと後ろを叩かれた。
「ん?」
「|ω・`)ノ ヤァ」
「わっ」
ノイはビックリして、転んだ。
「大丈夫か?ノイ。」
「その声は・・・・信徒?」
「こっちの世界では"ラルド”だ。」
信徒ことラルドは、DSRのピュアで、服は黒いジャケットと藍色のジーンズを来ていた。
「お前が、ノイの友達か!俺はエフト。よろしく!」
「よろしくな!エフト。」
エフトとラルドは、握手した。
「あれ、比奈都は?」
セレスが聞いた。
「私はここだよ。」
セレスが後ろを向くと、黄緑と白のパーカーと黒のジーンズを履いたHFFのチャオがいた。
「この世界だと私はナイリって言うの。よろしくね。セレス。」
「ナイリ、よろしく。」
「・・・・・・さて、ラルドもナイリも見つかったことだし・・・・って、お前らの武器は買いに行かねえのか?」
「ああ、それなら・・・・・」
ラルドは、リュックから武器を取り出した。
「えーと、杖に篭手と手裏剣と・・・・・これはキャノン?」
「そう、俺の職業はウィザード、アサシン、そしてキャノンシューターだ!」
「で、ナイリさんの職業は?」
「私の職業は、サモナー、スピッドファイア、ワイルドハンターだよ。」
「ワイルドハンター?俺の枠にはなかったな。」
「ということは・・・・・ナイリさんの特別な職業はワイルドハンターってことか。」
「でもワイルドハンターの武器って何んなの?ナイリ。」
セレスが聞いた。
「えーとクロスボウガンみたい。それにね・・・・」
そうしてナイリは指を口に当て、口笛を吹いた。
そうすると、後ろから何かが通った。
ナイリの後ろ見ると巨大な虎が現れた。
「わっ」
「お呼びでしょうか。マスター。」
「これは、私のスキル「タイガーサモン」で呼んだ私のパートナー「ビット」よ。あ、ビットこの人達は私たちの仲間よ。」
「お初にお目にかかる。私はビット。よろしくお願いします。」
とビットが頭を下げた。
「よ、よろしくお願いします。」
とノイも頭を下げ挨拶した。
するとナイリは、ビットに乗り、
「じゃぁ私、先にいってるね! 行くよビット。」
「イエス、マスター。」
と言って、ナイリは行ってしまった。
「あいつ、早えぇ。」
「あ、まって!ナイリ!」
セレスはホウキを手に取り、ホウキにまたがり、高速でナイリを追いかけた。
「セレスも早えぇ。」
「というより、完全にセレスが魔女にしか見えねぇ。(-_-;)」
ラルドは言った。
「まぁまぁ、僕たちも追いかけましょう。」
「だな。」
といって男3人は走った。

そして別の場所では・・・・・・
この5人の様子を遠くから見ていた者がいた。

「・・・・・・・あの子達について行ったらこのゲームのことがわかるかもしれない。」
といって、その者は、ノイたちの後ろを追いかけた。背中に槍を担ぎながら。

〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜

ステータス
ノイ    7Lv hp:160 mp:350 job:記憶者
セレス   7Lv hp:180 mp:320 job:魔導学者
エフト  10Lv hp:290 mp:380 job:ガンスリンガー
ラルド   1Lv hp:100 mp:100 job:キャノンシューター
ナイリ   1Lv hp:110 mp: 90 job:ワイルドハンター
引用なし
パスワード
<Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.1 (KHTML, like Gecko) Chrome/14.0...@FL1-118-108-15-127.hkd.mesh.ad.jp>

チャオオンライン 9 history
 フィノクス  - 11/9/25(日) 23:26 -
  
チャオオンライン 9 history

「ふぅ・・・・これぐらいLv上げればいいかな?」
ラルドは言った。
あれからノイたちも狩場に着き、コツコツとLvを上げていた。
「そういや、ノイ。」
エフトが座って休憩しているノイに訪ねた。
「ん?なんですか?」
「お前のスキル・・・えーとそーの・・そう、Phantasyだ。そのスキルってどんな物ものなの?」
「あー、このスキルか・・・・・う〜ん、一応の為だし・・・・確認作業するか・・・・」
と言ってノイは立ち上がり、そこにいるスライムに
「空想よ、我が記憶に、道を指せ。」
と言ったが、スライムの周りには魔方陣が現れなかった。
「・・・あれ?」
が、次の瞬間、ノイの周りに魔方陣が現れた。
「くっ!?」
ノイが魔法陣の光に当たった。
「ノイっ!」
エフトが叫んだ。
その声に釣られて3人が戻ってきた。
「ノイ!どうした!」
「今、ノイのもう一つのスキルはどうなんだって聞いてあのスライムに試したら・・・・」
「大丈夫ですか!ノイさん!」
光が消えて、ノイが現れたがどこにも変化が無かった。
「ノイ、大丈夫か?」
「あ、うん。どこにも異常はない・・・ようだけど。」
そして突然スライムがノイに襲いかかってきた。
「うわっ!」
とスライムがノイにぶつかった・・・・と思いきや、ノイが煙のように消えスライムの後ろに現れた。
「おりゃぁ!」
そして一発蹴りを放った。
スライムは蹴りを食らって、倒れた。
「ふぅ・・・・・Phantasyは回避系の魔法かぁ・・・・・」
「とりあいず、Phantasyの効果も分かったし、今回は落ちるか。」
「今は・・・・うわっ6時半じゃないか!出口の扉よ、出ろ!」
ノイは杖をかざしてログアウトの扉を出した。
「お先に失礼します!」
とノイが急いで扉に入った。

〜〜Logout〜〜
「はあっ!」
知弥は時計を見た。
時計には6時38分と書いてあった。
「ふぅ・・・・・・」
そう言い、知弥は扉を開け、居間へと向かった。


〜〜Login〜〜
「・・・・・・・Logoutしちゃったかぁ・・・・・まぁいっか。またLoginしたときにね・・・・」
と言い、街へと戻っていった。 DRSのチャオが槍を担ぎながら・・・・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ステータス
ノイ    10Lv hp:210 mp:470 job:記憶者
セレス   10Lv hp:230 mp:380 job:魔導学者
エフト   14Lv hp:350 mp:420 job:ガンスリンガー
ラルド    4Lv hp:150 mp:130 job:キャノンシューター
ナイリ    4Lv hp:160 mp:110 job:ワイルドハンター
引用なし
パスワード
<Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/535.1 (KHTML, like Gecko) Chrome/14.0...@FL1-118-108-15-127.hkd.mesh.ad.jp>

チャオオンライン 10 portal
 フィノクス  - 11/10/6(木) 23:47 -
  
チャオオンライン 10 portal

次の日。この日は休日だった。
「ふわぁ・・・・・」
知弥は目覚まし時計を見た。 7時50分。
休みにしては早かった。立ち上がろうとベットから立ち上がろうとした時。
「知弥〜賢おじちゃんから電話よ〜」
「賢おじちゃん・・・・あっ!」
そうだ。あれ、賢おじちゃんに頼んでたんだ。
賢おじちゃんというのは、自分の母「水無月 楓」の弟、「五十六 賢」のことを言う。
賢は、大学の先生で、プログラマーをしており、知弥より機械関係のことが得意で時々知弥も賢から教えてもらっている。
「もしもし、賢おじちゃん?」
「知弥、久しぶりだなぁ。」
「久しぶりだね。それでの?」
「ああ、今そっちに向かってる所だ。」
「そうなの?ありがとう!おじちゃん。」
ガチャン!
「もしかしたら、オンラインの時、できるかな?」
ピンポーン
「来た!」
知弥は階段を駆け下り、玄関へいそいだ。
「久しぶり!賢おじちゃん。」
「よっ、ほい。これにデータが入ってる。」
「ありがとう。 じゃぁお母さん、部屋に戻ってるねー。あと勝手に部屋覗かないでね!」
「はいはい。」
「じゃぁね!賢おじちゃん。」
「おう!」
といって階段を上がった。
〜〜Rogin〜〜
「さて・・・・・」
さっき、インストールしたソフトを確認した。
「えーと、最新通話ソフトに、PMSソフト・・・・あ、これこれ音声合成ソフト。」
そのソフトを引っ張り出してきた。
「みんなは・・・・誰もINしてないかぁ。じゃぁ組んでみるかぁ。」
そして少し、音声合成ソフトを組んでいると
「もしかして、君があの5人組の中のリーダーかな?」
「ん?」
となりには槍を担いだ、DRSのチャオがいた。
「あの〜、あなたは・・・・?」
「あ、自己紹介はまだだったね。僕はトライアンフ・スパーダ。トライって呼んでね。」
「僕は、ノイと言います。」
「多分君なら知ってるんだろうとけど」
「なぜ、僕たちがこのβテストに呼ばれたかですか?」
(!?)
トライは驚いた。
(この子・・・・先を・・・・読んだのか?)
「う、うん。そうなんだよ。」
「それは、もう一人、話したい人がいるのでその人来てからでいいでしょうか?」
「あ、うん。いいよ。」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
トライは思った。
(すげぇ気まずい・・・・・)
とすると
「あの・・・・・・」
とノイが問いた。
「はい?」
「トライさんはチャオ関係で何かやっていましたか?」
「えーと、僕は確かチャオの小説を書いてたなぁ。」
「へぇ。そうなんですか。」
「それを聞いてどうしたの?」
「いえ、なんでもないです。」
とセレス、ラルドがログインしてきた。
「よぉ!ノイ!」
「こんにちは、ノイくん。」
「あ、セレスさん、ラルド。こんにちは。」
「ん?ノイさん、その人は?」
「あ、この人は・・・・」
「えーと、僕は、トライアンフ・スパーダと言います。トライと呼んでください。」
「で、ノイは何やってるんだ?」
「ああ、今音声合成ソフトって奴をプログラムに組んでるんだ。」
「私、聞いたことがある。パソコンで文を打つとパソコンからその文が音声として流れるやつだよね?」
「そうですね。」
そして後からエフトとナイリがログインした。
「はぁ・・・・委員会の仕事、つかれた・・・・・」
「よっ!ノイ!」
「お、来た来た。さてエフトさんも来たことだし・・・・」
「ノイ、そのDRSのチャオは誰だ?」
「僕は、トライアンフ・スパーダと言います。トライと呼んでください。」
「セレスさん、ラルド、ナイリさん。今からアレのことをトライさんとエフトさんに話そうと思ってるんだけど・・・」
「ノイ、アレってなんだ?」
「ああ、実はね・・・・・」
ノイたちはあの時4人で話した内容を、トライとエフトに話した。
「なるほど・・・・僕は旧チャオBにチャオの小説を投稿していたし。」
「確かに俺も旧チャオBにはチャオの育成情報とかチャオの小説読みに行ったりとかしてたからなぁ。」
「ってことは、やはりこの共通点は確信してもいいね。」
「そうだね・・・・・ふぅ・・・やっと組み終わった・・・・・」
ノイはこのプログラムを保存して、鞄にしまった。
「さぁって、トライさん入れて6人になりましたし・・・・」
「そういや、これってギルドシステムってあるのか?」
エフトが聞いてきた。
「ギルドシステムですか?えーと、あ、有りますね。4人から作成できるか。」
「じゃぁ作っちゃいましょうよ!ギルド!」
セレスがこの案に乗った。
「じゃぁ俺も!」
エフトも乗ってきた。
「フフッ、じゃぁ私ものーろう!」
ナイリも乗った。
「トライさん、ラルド。どうですか?」
「僕はいいよ。なんか楽しそうだし!」
「ああ、俺もいいぜ。」
「じゃぁ作りましょうか。でも、ギルド名何にします?」
「私からの提案なんですけど・・・・・・」
     "Hope's Messenger”
「ってどうですか?」
「Hope's Messenger・・・・希望の使者か。いいですね。僕はこれに賛成ですけど皆さんは?」
すると、皆はお互いの顔を見て、声を揃えて言った。
       「賛成!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ステータス
〜Hope's Messenger〜
ノイ    10Lv hp:210 mp:470 job:記憶者
セレス   10Lv hp:230 mp:380 job:魔導学者
エフト   14Lv hp:350 mp:420 job:ガンスリンガー
ラルド    4Lv hp:150 mp:130 job:キャノンシューター
ナイリ    4Lv hp:160 mp:110 job:ワイルドハンター
トライアンフ11Lv hp:260 mp:200 job:スピアマン

Hope's Messenger 結成!
引用なし
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チャオオンライン 11 Esperanza
 フィノクス  - 11/10/9(日) 22:16 -
  
チャオオンライン 11 Esperanza

「さて・・・・・これからどうする?ノイ」
「えーと、自分はクエスト・・・・というよりストーリーを進めたいのですが・・・」
「そういや、俺も進めてねぇな・・・・」
「というより、この6人全員進めてないんじゃない・・・?」
トライがきっぱり言った。
そしてトライ以外の全員がギクッと体を身震いした。
「・・・・・じゃぁみんなで協力してストーリー進めようよ!」
「うん。それが一番良案ですね。えーとメインクエストの受け取りは、この街の中央にある集会所ですね。」
「じゃぁ、私先に行ってる!【タイガーサモン】!」
ナイリは口笛をし、ビットを呼んだ。
「ビット!中央の集会所に行くよ!」
「イエス、マスター。ノイ様、私たちは先にいってます。」
ナイリは先に行ってしまった。
「・・・・・・ナイリって早いですね・・・・」
とトライが一人言を言った。
「じゃぁ私も・・・・」
セレスをホウキを用意して、ナイリを追いかけた。
「また走るのかよ・・・・・」
とラルドが言った後
「おーい!そこの男4人!」
「ん?」
後ろを向くと、チャオのおじさんが4人を呼んでいた。
「なんだ?」
「お前ら、中央の集会所目指すんだろ?ならこれを使え。」
おじさんが出したのは、人間界でもあるEXギアだった。
「おじさん、これEXギアですか?」
「ああ、お前ら急いでるんだろ?金はいいから、ほれ。」
とおじさんは4色の4つのEXギアを4人に渡した。
「まだボードスタイルしかないが、後から次々と新しいスタイルを増やすつもりだ。」
「ありがとうございます!じゃぁ僕はこれをもらいますね!」
とノイは青色のEXギアを持った。
「じゃぁ俺は・・・・赤で」
「僕は黄色もらいますね。」
「って事は、残り物の緑か。」
トライが黄、エフトが赤、ラルドが緑を取った。
「お前ら、EXギアの使い方はわかるか?」
「大丈夫です!わかります!」
と、ノイはEXギアを使ってナイリたちは追いかけた。
「おい!ノイ待て!」
その後ろを3人が追いかけた。
〜〜〜中央区・集会所前〜〜〜
「ノイさん〜遅いですよ!」
「ってノイそれってEXギアかい?」
「うん。2人を追いかけようとしたときにEXギアを売るおじさんから貰ったんです。」
「これで、女子2人を追いかけるのが楽になったぜ・・・・・」
とラルドが愚痴った。
「と、とりあいずクエスト受けようね・・・・・(-_-;)」
〜〜〜集会所・中〜〜〜
「お前らが、俺の依頼を受けてくれるのか?」
「はい。で依頼とはなんなのですか?」
「ああ、依頼というのは、ある洞窟を調べて欲しいんだ。」
「洞窟?」
「この街の南にあって、その洞窟は「魔女の洞窟」と言われてるんだ。」
「魔女の・・・・」
「洞窟・・・・」
「あそこを調べて、そしてもし魔女がいたら・・・・退治してほしいんだ。」
「なぜでしょうか?」
「あの洞窟の出口には別の街があるんだ。でも魔女がいたら商人とかの邪魔になるだろう?」
「ええ、そうですね。わかりました。この街の南ですね。」
「ああ、よろしく頼むぜ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ステータス
〜Hope's Messenger〜
ノイ    10Lv hp:210 mp:470 job:記憶者
セレス   10Lv hp:230 mp:380 job:魔導学者
エフト   14Lv hp:350 mp:420 job:ガンスリンガー
ラルド    4Lv hp:150 mp:130 job:キャノンシューター
ナイリ    4Lv hp:160 mp:110 job:ワイルドハンター
トライアンフ11Lv hp:260 mp:200 job:スピアマン

ついにクエスト開始。
というより遅くね?
引用なし
パスワード
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チャオオンライン 12 oracion
 フィノクス  - 11/10/13(木) 23:48 -
  
チャオオンライン 12 oracion

「さて、洞窟の入口へ来てみたがいいが・・・・」
入口の前には、結界が貼られていた。
「これじゃ、行けませんね・・・・・」
「そうですね・・・・・」
と、6人が困っていた。
「・・・・・ん?あれ?みんなあれってなんだろう?」
ナイリが指を指したのは、洞窟のとなりにあった古い石碑だった。
「なんか・・・・何て書いてあるか読めねぇな。」
「そうですね・・・・」
とノイがその石碑に触った瞬間、
石碑が光り、ノイを包んだ。
「な、なんだ・・・これ・・・うぁっ!」
「ノイさん!」
その時、ノイの脳裏に謎の"記憶”が入ってきた。
(なんだ・・・これは・・・・誰かの・・・・記憶?)
そして、後から本と杖が光り出した。
本は、今まで白紙だったある1ページが開かれ、新たな文字が浮かび上がった。
杖は、一度繊維状に分解されその分解された物質が集まり、手袋へと変化した。
その時、周りを包んでいた光が消えた。
「なんだったんだ・・・・今のは。」
「ノイ!大丈夫か?」
「あ・・・うん。でもこれ・・・・・」
僕は落ちていた手袋を拾った。
「僕の杖・・・・手袋に変化しちゃった・・・・」
「ふむ。ってことは記憶者の本当の武器は、手袋と本ってことなんじゃない?」
「そうなのかなぁ・・・・」
と言いながらノイは後ろにあった本を捲っていた。
「あ、みなさん、これを見てください。新しいページが・・・・」
「ナイリ・・・これ読めるか?」
「えーと・・・"silent”・・・つまり黙音かぁ・・・・」
「なぁノイ。なぜノイのスキルはその本に書かれてるんだ?」
トライが聞いてきた。
「僕のメインジョブは、記憶者という特殊なジョブなんです。」
「へぇ・・・・・じゃぁ試しついでに、僕と勝負しないかい?」
「え?PVPですか?」
「そうそう。自分PVPやったことないんだ。」
「ええ・・・・わかりました。」

〜〜〜BOSS・triumph(トライアンフ)〜〜〜
「さぁ、かかってきな!」
トライは槍を構えた。
「はい!」
ノイは、手袋を左手につけ、右手に本を持った。そして左手をトライに向け、
「素量よ、我が記憶に、示せ!」
トライの足元に魔方陣が現れた。
「むっ」
トライは魔方陣から逃れ、爆炎の柱の餌食に鳴らなかった。
「うわっ、あぶない・・・・というかこの魔法強くねぇか(笑)」
「その代わり、MPとかの消費は激しいですけどね・・・・この魔法、後4回しか使えないです。」
「ほぉぅ・・・それは良い事、聞いちゃった♪おりゃぁ!」
トライが槍で突いてきた。
「くっ!」
そしてそれはノイに掠り、ノイはダメージを受けた。
「ノイ、それで終わりか?」
「いえいえ、まだ終わりませんよ。"黙音よ、他の記憶を、閉ざせ。”」
その時、黒き箱型の空間が、ノイとトライを閉じ込めた。
「この魔法は、僕たちをこの空間に閉じ込める魔法なのか?」
ノイは、そしてもう一つ気になったことがあった。それはトライが動かないことだ。
ノイは不気味に思い、ファンタシーの魔法を放った。
「空想よ、我が記憶に、道を指せ。」
だが言葉は、トライに届いたのか。
正解は、届かなかった。
(何も・・・聞こえない・・どんな音もどんな声も・・・・ノイが何か話しているようだが聞こえない・・・・)
トライは、困った。
(サイレントは、敵を音が聞こえない空間に閉じ込める魔法だったのか・・・・)
「攻撃してこない・・・・なら、今度はこっちが攻撃する番だ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ステータス
〜バトル中〜
ノイ    10Lv hp:190 mp:376 job:記憶者
トライアンフ11Lv hp:260 mp:200 job:スピアマン
〜待機中〜
セレス   10Lv hp:230 mp:380 job:魔導学者
エフト   14Lv hp:350 mp:420 job:ガンスリンガー
ラルド    4Lv hp:150 mp:130 job:キャノンシューター
ナイリ    4Lv hp:160 mp:110 job:ワイルドハンター

ノイが新しい魔法「silent」を習得!
そして初のPVP!

※クァンタムのMP消費量は、「94」です。
引用なし
パスワード
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