●週刊チャオ サークル掲示板
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定 ┃チャットへ ┃編集部HPへ  
1421 / 1582 ツリー ←次へ | 前へ→

チャオオンライン フィノクス 11/2/21(月) 21:43

チャオオンライン 2 Phantasy フィノクス 11/2/27(日) 23:48

チャオオンライン 2 Phantasy
 フィノクス  - 11/2/27(日) 23:48 -
  
「みなさんのアバターの名前が決まりましたので、次に移ります。」


チャオオンライン 2 Phantasy


「次は、そのアバターの職業、ジョブを決めてもらいます。」
そう管理人は言い、画面に無数の枠が出た。
「これらの中で、ジョブを3つ決めてください。最後に決めたのが主なジョブ、メインジョブとなります。」
(メイジにソードマン、ハンター、アサシン・・・よく見る、ジョブだね・・)
そう言い、僕は、サブジョブを決めるために色んな職をみた、そして僕は、クレリックとハンターをサブジョブに選んだ。
そして、僕はメインジョブを決めようとしたときある右下の職を見た。
ぼくは思わず声に出して言ってしまった。
「なんだろう、このジョブ。」
それは、"記憶者”(リ・コーダー)という字が書いてあった。
僕は、それをクリックして、詳細を見てみようとした。
だが、そこには、一つの文で、こう書かれていた。
「魔法Jobの特別のタイプです。」
これしか書いていなかった。
記憶者。
僕はこの言葉に引きつけられたのか、おもわず決定を押してしまった。
「あ、押しちゃった・・・・」
「どうしたの?友弥くん?」
霜花が尋ねた。
「いやぁ、変なジョブがあったんだけど、おもわず決定押しちゃった。」
そう話すと、あのDPRのチャオがこの話に入ってきた。
「それって、右下にあるやつか?」
「う うん。」
僕は、頷いた。
「俺は、ライトブリンガーと書いてあるんだが、ライカのやつもそうか?」
(え?)
僕とは違った。
「それなら、私もあるけど、魔道学者と書いてあるんだ。」
霜花とも違った。
「僕は、記憶者と書かれていた。もしかしたら、10人それぞれに書いているのかな。」
「そうかもしれねぇな。まぁ俺は、ライトブリンガーはサブにしてみたけどな。」
「私は、メインで使ってみようかな。」
そう霜花は、言った。
数分後。
「みなさんのJobも決まりました。みなさん長くお待たせしました。これで登録は終わりです。」
「長かったな。」
DPRの声の人が言った。
「では、チャオオンラインをお楽しみにください。」
そう画面に映っている管理人のチャオが消え、パァッと光が眩しく光った。
「うっ!」
その時、僕はパソコンに意識と精神をもってかれたかのように、目をつぶり、椅子から転げ落ち、そのまま意識不明となった。


〜Login〜
「うわぁぁぁぁ!!」
僕は、目を開けると奈落の底へと落ちていった。
その時、僕は自分の手をみた。
その指は、ちゃんとした5本指ではなく、指のない、手のひらだけの手になっていた。
「!?」
僕は、自分の体、足、腕を見た。
それは、赤と白のパーカーを来たぷよぷよした体、短い足、そして、頭には光があった。
「僕、もしかして・・・・ライカになってる!!??」
そう、僕は、さっきまで設定していたライカ、いや僕のアバター、ノイ・ニエンテになっているのだ。
そして、体がゆっくりとふわりと浮かんだ。
「・・・あれ?」
そして、僕が、地面に着くと、周りから、チャオが出てきた。
DPRや、HSF、NPSなどのチャオが出た。
「な なんなんだよ、コレ!?」
DPRのチャオが言った。
「私たち、チャオになっているの!?」
霜花のアバター、いや霜花その者は、あのHSFのチャオらしい。
「ほっほっほ、みなさん良くおこしに来られましたな。」
「おこしにこられた!?ふざけるんじゃねぇ!!」
感じ悪いDPFのチャオが怒りながら言った。
「おれは、元の姿に戻る!」
そうDPFのチャオは言った。
「あの〜ガスト様。」
「ああ!?」
あのDPFのチャオはガストという名前のアバターらしい。
「どこにいくつもりですか?」
「どうやってもどるか、出口を探す!」
「あの〜出口なんてありませんよ、今の所では。」
「はぁ?」
「ですから、今は元の姿に戻ること、つまりログアウトはできないんです。」
「な・・・・」
ガストは驚いた、いやその場に居る、管理人以外のチャオ、いやプレイヤーは驚いた。
「なん・・だと・・・・」
「なんですって・・・・」
「おい!管理人どうやったらログアウトできるんだよ!」
DPRのチャオは言った。
「それは、プレイヤーのみなさんが街へ着き、みなさんが自分の武器を買ってしまえば
ログアウトができるようになりますので、それまでの辛抱です。
「じゃぁ早く街に行かせろよ!」
「あ、はい。ではみなさん私についていってください。」
そう言い、管理人は前へと進んだ。
「はぁ・・びっくりした・・・」
僕は言った。
それを聞いた霜花は、
「友弥君・・・・」
「あ、霜花さん、大丈夫ですか?」
「あ、ええ。状況はつかめて来たわ・・・」
「僕もです。」
「ほぉ・・・お前がライカか。」
いきなりあのDPRのチャオが貼り込んできた。
「うわぁっ」「ふえぇっ」
僕と霜花は転んでしまった。
「あ、悪い悪い。」
そう言い、DPRのチャオは霜花と僕に手を差し伸べてくれた。
「お前ら、そんなに仲が良いってことはクラスメイトとかなのか?」
「あ、はい。」
「へぇ、いいな。俺なんて知ってる人なんていなかったよ・・・」
「あの〜、あなたは?」
霜花が聞いた。
「ああ、説明してなかったな。俺は、沖谷 時(おきや しん)!ゲームの方では、エフトだ。よろしくな!」
「僕は、水無月 知弥。ゲームの方では、ノイ・ニエンテ。ノイと呼んでください。」
「私は、私基部 霜花。ゲームの方では、セレス・ティアルという名前なの。」
「じゃぁ、ノイ、セレス。よろしくな!」
沖谷 時、いやエフトは手を差し伸べた。
「よろしくお願いします。エフトさん。」
僕は、そう言い、エフトの手を握り締め、握手をしたのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜続く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.6; .NET C...@FLH1Acr094.hkd.mesh.ad.jp>

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定 ┃チャットへ ┃編集部HPへ  
1421 / 1582 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
56285
(SS)C-BOARD v3.8 is Free