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チャオオンライン フィノクス 11/2/21(月) 21:43

チャオオンライン 3 Quantum フィノクス 11/3/1(火) 20:46

チャオオンライン 3 Quantum
 フィノクス E-MAILWEB  - 11/3/1(火) 20:46 -
  
チャオオンライン 3 Quantum


僕たちは、管理人を追いかけるように、歩いていた。
僕たちとは、僕に加えて、霜花のアバター、セレスと
さっき、出会った、沖谷 時のアバター、エフト。
この3人のことだった。
「なぁ、ノイ。」
「ん?エフトさん、どうしました?」
「お前らって、付き合ってねぇのか?」
僕は硬直した。
いや、硬直したのは僕だけではない。
霜花も硬直していた。
「つ・・・つ・・・」「つ・・・つき・・・」
「つ、付き合ってなんかいません!」「付き合ってません!ただのクラスメイトです!」
二人は、声を揃えていった。
「お、おう・・・・」
エフトは、その勢いに後ずさった。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・・なぁ、そろそろ着くはずだよな?」
「・・・・そうですね。」
「・・・・たしかに、どこまで歩けばいいんだろう・・・」
そういいながら、僕らは歩いていた。
それから数分後・・・
僕らの目の前に、光が一筋見えた。
「やっと、光が見えたぜ。」
僕らは、光の中に入っていた。
入っていった先は、色んなチャオがいる。
そして、僕たちの前には、管理人とその他のプレイヤーがいた。
「ったく、遅っいんだよ!」
あのガストとというプレイヤーがいった。
「すみません・・・・」
僕はいった。
「まぁまぁ・・・コホン。では、みなさんは、この町の南にある武器屋で自分の武器を買ってください。
みなさんには、1500Gが手元にありますので、それで買ってください。」
僕たちの手元・・・?
僕は、いつのまにかあった鞄の中身を見た。
鞄の中には、金貨と回復薬と地図があった。
「へぇ、いつのまにあったんだな。このリュック。」
エフトがいった。
エフトの場合だと、リュックらしい。
「では、解散します。さっきも言ったように、
武器を買ってしまったらログアウトができるようになりますので、
ログアウトしたい方はお急ぎで行ってくださいね!」
そう言い、みんなは解散した。
「僕たちも行きましょうか。霜花さん。」
「そうだね、友弥くん。」
そう言い、2人は歩き出した。
「おい!まてよ!」
もう一回言いたい。2人+1人が歩き出した。
〜〜広場〜〜
「え〜と、まずこの広場へいって、道具屋と宿屋がある道をまっすぐと・・・」
僕は地図を見ながら、行った。
「それなら早く行こうぜ!」
そういい、エフトが走り出した。
「あ、エフト君!待って!」
霜花も走り出した。
「あ、待ってよ!」
僕も2人の後を追いかけた。
数分後・・・
「はぁはぁ・・・」
僕は息を切らしてた。
「ここが武器屋か。」
「入ってみましょうか。」
「はぁはぁ・・・そうだね・・・・」
3人は武器屋の中へ入った。
〜〜武器屋〜〜
「いらっしゃい!何を買うかい?」
そこには店主がいた。プレイヤーではなくNPCらしい。
「あの〜僕たちの武器がほしいんですけど・・・」
「ほう・・なら自分の職業の名前を言ってみなさい。用意してあげるから。」
「俺は、ガンスリンガー、ライトブリンガー、シーフだ。」
「あいよ!銃と光剣とナイフだな。」
店主は中に入り、銃と光剣とナイフを持ってきた。
「あれ?」
「店主さん、光剣のことなんですけど、刃ありませんよ?」
「ああ、これはね、柄にあるこのボタンを押せばね」
と言って、店主はそのボタンを押すと、光の刃が出た。
「おお。」
「こんなかんじになるんだ。さてコレ3つで700Gだよ。」
「はい。」
エフトはお金を払った。
「じゃぁ、次はそこのお嬢ちゃんね。」
「あ、はい。私は魔道学者、ソードマン、デュアルブレイドです。」
「なら、今持ってくるねお嬢ちゃん。」
また店主は中に入り、箒と本と両手剣、そして二刀流の剣を持ってきた。
「お嬢ちゃんのは、全部で800Gだよ。」
「あ、はい。」
「最後はそこの君かな?」
「あ、はい。僕は記憶者とクレリック、ハンターです。」
「記憶者?どういう武器だったっけな・・・・」
そう言いながら、店主は中へ入り、まず杖と弓を持ってきた。
「そこの君、ちょっと見当たらないからとりあいずこれだけでもお金をはらってくれないかな?」
「あ、はい。」
「これで全部で、300Gだよ。」
僕はお金を払った。
「じゃぁ、今さがすからね。ちょいと待ってなよ。」
そう言いながら、また店主は中へ入っていた。
もうしばらくすると、店主は
「あったあった。」
そう言いながら、店主は古びた本と長い杖を持ってきた。
「長年、記憶者の職業の子はいなくてな、こんな風に古びちまった。」
「は、ははぁ・・・」
「こんなもので良かったら、タダでくれてやるわい。」
「え?いいんですか?」
「記憶者になった褒美だわい。」
「あ、ありがとうございます!」
僕はお礼を言った。
とすると後ろから、
「お前ら、もう言ってたのか。」
あのプレイヤー、ガストと他のプレイヤーが来た。
「早く出ろ、狭くなる。」
「あ、はい・・・・」
僕たちは無理やり出された。
〜外〜
「ったく、なんだよ、あいつ。感じ悪いやつ。」
「まぁまぁ・・・・」
「さて、武器も買ったことだし」
「僕達も戻ろうか」
「そうですね。友弥君。」
「はい?なんですか。」
「明日、学校の屋上に来て下さい。今後のことを話したいんですが。」
「あ、わかりました。」
「それじゃぁ俺はログアウトするからな。え〜とログアウトは・・・・」
エフトは、リュックからあるメモを取り出し、読みながら銃を出した。
「銃を前にだして・・・・出口の扉よ、出ろ・・・」
そう言う瞬間、銃から光の玉が出て、そこで広がり、入り口が出現した。
「お、これで帰れるんだな。じゃ明日な!」
そう言い、エフトはログアウトした。
「じゃ僕達も。」
「ですね。」
そう言い、僕達もあの光の中に入ったのだった。


〜Logout〜


「はぁっ!」
僕は地面にへばりつきながら、目を覚ました。
「ここは・・・・僕の部屋。」
そう僕は戻ってきた。本当の世界に。
僕は立ち上がって、パソコンの画面を見た。
そこには、
「ログアウトしました。」
という文字が書いてあり、チャオオンラインのスタートページが写ってた。
「やはり、さっきあったことは、本当なんだ。」
そうすると、
「知弥〜ご飯だよ〜」
お母さんの声だ。
「うん。今行く!」
僕は扉を開け、食卓へと行ったのだった。


〜〜〜〜続く〜〜〜〜
引用なし
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