●週刊チャオ サークル掲示板
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元編集長からの挑戦状 ホップスター 13/12/23(月) 12:00

感想欄 ホップスター 13/12/23(月) 12:02
ブロッコリーへの感想です ダーク 13/12/28(土) 12:43
ブロころへの感想です スマッシュ 14/1/1(水) 0:17
ろっどへ感想 ダーク 14/10/9(木) 7:34
Re(1):ろっどへ感想 ろっど 14/10/10(金) 21:28
ダークさんの「ヘルメタル・クラッシュ」に感想です ろっど 14/12/30(火) 1:46
ありがとうございます だーく 14/12/30(火) 3:09
ボクはチャオへの感想です だーく 14/12/30(火) 2:06
変身できました チャピル 14/12/30(火) 11:29
チャピルさんの「ボクはチャオ」に感想です ろっど 14/12/30(火) 2:10
ありがとうございます チャピル 14/12/30(火) 12:00
スマッシュさんの「チャオの羽」に感想です ろっど 15/1/1(木) 12:41
ありがとうございます スマッシュ 15/1/1(木) 13:36
チャオの羽への感想です だーく 15/1/2(金) 20:44
ありがとうございます スマッシュ 15/1/2(金) 22:37

感想欄
 ホップスター  - 13/12/23(月) 12:02 -
  
【エルファ】「投稿された作品に対し感想などが御座いましたら、こちらへお願いします」
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.0; rv:26.0) Gecko/20100101 Firefox/26.0@58x158x46x212.ap58.ftth.ucom.ne.jp>

ブロッコリーへの感想です
 ダーク  - 13/12/28(土) 12:43 -
  
ぺっくさんの作品は一年とちょっとぶりですね。
ぺっくさんの作品を見るたびに、この感じ久しぶりだなあ、と思います。それと何よりも、チャオラーだなあ、と思いますね。
ギャグコメディでこういったカオスなものになるのはチャオラーの特徴ですね。
最近、チャオラーの小説と言うとスマさんと自分の作品しか見ませんでしたし、割と真面目に書いていたので、いわば今までのチャオラーを感じさせる作品ってあまりなかったんですよね。
だからこういう作品があると、ああ、ここはチャオラーたちの場所なんだな、ということを改めて思います。

内容の感想ですが、カオスな割にはしっかりしてますよね。落語のように綺麗です。真面目にふざけるっていうのはこういうことなんですね。

うーん、ぶっちゃけこれしか言うことないんですよね。
散らかり過ぎない程度にカオスで綺麗。上手い。
そういえば、カフカの変身って意外とみんな読んでるんですかね。この作品はスカイプでも話題によくあがる気がします。
あと毎回思うんですけど、条件指定のあるスレッドでの作品ってほとんどが、条件を「守ろう」ではなくて「掠ろう」ってものばかりですよね。このチャオラーのひねくれた感じは好きです。みんなで掠りましょう。
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; GTB7.5; SLCC1;...@124-144-244-14.rev.home.ne.jp>

ブロころへの感想です
 スマッシュ  - 14/1/1(水) 0:17 -
  
なんと言ってもギャグです。素晴らしいです。

「説明2 実践編」の方もとても面白かったです。
あちらでは片方がチャオのことを知っているといううま味を活かしていて、こちらでは一つのフレーズのうま味を搾り取るがごとくとことん使う感じで、面白い部分が全て出ているような素晴らしいギャグだったと思います。

特にブロッコリーの、一度出たフレーズをとことん使い回していくというノリは秀逸だと思いました。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chr...@p245.net219126051.tokai.or.jp>

ろっどへ感想
 ダーク  - 14/10/9(木) 7:34 -
  
スカイプでも言ったけど、
チャオの日記帳の最後でなぜお前がいる状態になったのが残念。
あとはただの謎解きみたいな感じになっちゃったのも残念。自分から何かをしなきゃ、っていうこの作品の中心にあるものがおまけ程度に見える。
日記帳その2っていうタイトルも、日記帳、だけで良かったんじゃね、って思う。
まあ昼休みに書いたものだし、ちょろっとチャオの書き物を書こう、って感じで書いた作品だと思えば、チャオラー的にはいいと思う。

あと日記帳その2の、
「これで僕が戻る心配はない」
って文章、すごくろっどさんらしくて面白かったです。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chr...@124-144-255-233.rev.home.ne.jp>

Re(1):ろっどへ感想
 ろっど  - 14/10/10(金) 21:28 -
  
>チャオの日記帳の最後でなぜお前がいる状態になったのが残念。
>あとはただの謎解きみたいな感じになっちゃったのも残念。自分から何かをしなきゃ、っていうこの作品の中心にあるものがおまけ程度に見える。

まさしくその通りで、この作品の中心にあるものはただの謎解きです。
当初はダークさんの仰る「自分から何かをしなきゃ」を主軸に据えて書いていたのですが、途中からバカバカしくなったので適当に落ちをつけました。
というのも、当初こそ内面に切り込んだ作品を目標としていたのですが、書いているうちに自分がそういう作品を書いているのに向いていない、書いていても面白くない、という事実に気が付きました。心にぐさりと来るようなえっぐい作品よりも、楽しく読めて読後感の良い作品のほうが私は好きで、そちらのほうが私にとっても向いていると思います。
ということを、昨日Skypeで話すつもりだったのですが、忘れていました。申し訳ない。

>日記帳その2っていうタイトルも、日記帳、だけで良かったんじゃね、って思う。

チャオの日記帳と(ブリーダーの)日記帳、という対比をするならば、その2は必要ないと思います。
その2を付けたのは、気分です。

>「これで僕が戻る心配はない」
>って文章、すごくろっどさんらしくて面白かったです。

私らしい文章はよく分かりません。
私らしさって何でしょうかね。

なんだか言い訳がましい返信になってしまいましたが、私の向いている作品に関しては聖誕祭で証明させていただく予定ですので、よろしく。
感想ありがとうございました。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:32.0) Gecko/20100101 Firefox/32.0@p3215-ipbf1609souka.saitama.ocn.ne.jp>

ダークさんの「ヘルメタル・クラッシュ」に感想です
 ろっど  - 14/12/30(火) 1:46 -
  
銀色のタマゴがちょっと唐突感あふれていて、あまり活かせていない印象を受けました。
ホップになったりする部分が(お題だから仕方がないとは言え)強引だったかなあと思います。
前半の情景描写などは気に入っています。あとミスターのキャラクターも中々面白い試みだなあと思いました。ダークさんの描くキャラクターは淡白で面白みがないことが多いので、あざといミスターのキャラクターはそんなダークさんの小説を彩ってくれていたように感じました。

ダークさんは事あるごとに「行動してこなかった自分」を強調しますが、それほど他人との間に極端な差はないんじゃないかなあと思っています。
行動しないことも積み重ねの一部だと思いますし、何より行動することが必ずしもプラスになるとは限らない(それは僕が身をもって証明しているつもりです)。
当事者にならず、色々な場面を冷めた目で外側から見詰め続けたダークさんだからこその文章が書けていると(僕は)思います。

あとは、やっぱり美郷さんのあたりの描写がよく分からないです。
特に、

「僕はホップのことが大好きなんですよ、美郷さん。ホップが美郷さんのことを大好きなようにね」
 僕がそう言うと、美郷さんは「うん」と頷いた。きっと、彼女はわかっていない。僕が言ったこと、僕が次に言おうとしていること。
 これは僕の責任なのだ。美郷さんのわがままではなくて、僕のわがままのせいなのだ。でも、こうなるのもしょうがなかったことなのだ。僕はそういう人間だったのだから。これが、僕の足の進む方向なのだから。
「だから、これ以上僕たちが会うのはやめましょう」

このへんです。
たぶんこの「よく分からない」は「共感できない」に近いと思いますが、やっぱりよく分かりません。
よく分からない感想ですみません。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:34.0) Gecko/20100101 Firefox/34.0@p4014-ipbf2405souka.saitama.ocn.ne.jp>

ボクはチャオへの感想です
 だーく  - 14/12/30(火) 2:06 -
  
 さすがチャピルさん。わざと遅れをとってトリを狙うなんて、あなたにしかできません。またチャピル伝説が一つ追加されましたね。


 あれだけ変身させるのは難しいと言っていたのに、きっちり変身できているじゃないですか。というか、変身をちゃんと話の一番の肝に持ってこられていますよね。他のひねくれものたちのように、とりあえず変身させられればいいやみたいな姿勢じゃなくて真っ向勝負の姿勢で、さらには打ち勝ったチャピルさんはやはりさすがというべきでしょう。


 設定がしっかりしているところがよかったというか、設定がすべてでしたね。大航海時代からチャオがすーぱー頑張る話なんて、他の人は書こうとしないだろうなあと思いました。それを完璧にこなせるところがチャピルさんらしいですよね。(ポーランド人やらオランダ人やら統一されてないのはちょっとお茶目さを見せつけただけですよね!)


 あとは、最後のオチの段落はあまり思考を描写せずに、淡々と状況を描写した方が良かったんじゃないかなあと思いました。特に、伝えるべきことを思い出す、という表現。有紀本人との繋がりを強く感じさせてしまいます。有紀色が強すぎるのは、ポメラのそれまでのキャプチャ後の挙動と一貫性がないかなと思います。


 だーくさんが見たチャオ小説の中で、チャオを一番ダークに描いていた作品でした。さっき09年のチャオガーデンも読み直したんですけど、雰囲気全然違って怖かったです。チャピルさんはもしかして二重人格なんですか。どうなんですか。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chr...@42-145-74-77.rev.home.ne.jp>

チャピルさんの「ボクはチャオ」に感想です
 ろっど  - 14/12/30(火) 2:10 -
  
ホラーテイストですね。「変身」と言ったらやっぱりこういうのですよね。
最初は僕もこういう作品を書こうと思ったのです。チャオに変身するたびに、まるで抜け殻のように人間が残って、どんどん同じ人間が増えていくみたいな。なぜかモンハンの話になってしまいました。残念でなりません。

全体としての印象は「かたい」です。
文章は理路整然としていて、よく言えば簡潔で読みやすい、悪く言えば味気ない。
お話の土台となる部分もしっかり固められていますよね。こういうところがチャピルさんの作品の魅力なのかなと思います。
矛盾点の多い僕の小説とはちょうど対極にあたりそうですね。
スマッシュさんの小説を「水」とするなら、チャピルさんの小説は「岩」ですね。鋼のほうがいいかな。

個人的にもうちょっとボリュームが欲しかったです。話に入り込む前に終わってしまった感じがあって、肩すかしを食らいました。

驚くべきなのは、これを一日くらいで書いたという点ですね。
実話も一日で書けるでしょう。楽しみに待っています。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:34.0) Gecko/20100101 Firefox/34.0@p4014-ipbf2405souka.saitama.ocn.ne.jp>

ありがとうございます
 だーく  - 14/12/30(火) 3:09 -
  
> 銀色のタマゴがちょっと唐突感あふれていて、あまり活かせていない印象を受けました。
> ホップになったりする部分が(お題だから仕方がないとは言え)強引だったかなあと思います。

 銀色のタマゴの唐突感はきっと気のせいです。でも活かせていないのは事実です。ミスターや雨と同じようにタマゴも役割が不明確でした。
 真木くんの意識が基本的にホップに向いているというところが、タマゴを活かせなかった原因かなと思います。だってホップが可愛いからしょうがないですよ。もっとじわじわ距離を詰めた方が良かったのかもしれませんね。


> ダークさんの描くキャラクターは淡白で面白みがないことが多いので、あざといミスターのキャラクターはそんなダークさんの小説を彩ってくれていたように感じました。

 確かに男性キャラは淡白なキャラが多いかもしれませんね。内面的には決して淡白ではないのですけど、喋ったりするシーンだと淡白になりますね。ミスターももともとそんな感じだったんですけど、ミスターが口うるさくなってくれないと話が進まなかったのでこうなりました。確かにこれは新しい試みで、だーくさん的にも新鮮でした。そうしてミスターはひたすらうざいキャラへとなったのでした。


> あとは、やっぱり美郷さんのあたりの描写がよく分からないです。
> たぶんこの「よく分からない」は「共感できない」に近いと思いますが、やっぱりよく分かりません。

 その例に挙げた部分で言うなら、真木くんがホップのことを好きという事実は美郷さんにとっては初めて聞く情報ですから、ただ真木くんが自分のことを喋ってくれたようにしか見えません。ですが真木くんにとってはホップのことが好きという事実は、それが自分がダークガーデンに行く理由であって美郷さんに会う理由ではないということでありますし、何よりも僕のことを本当に想っているなら僕が大好きなホップを大事にしてみろよという気持ちも含まれているのです。ホップが美郷さんのことを大好き、というのは、自分はホップにとっての一番好きな人にはなれないという気持ちと、ホップはお前のことを好きなんだぞ? という当てつけのセリフです。表面的に前半と後半の文は繋がっているように見えるので、あっさり「うん」と言った美郷さんに対して真木くんは彼女はわかっていない、と思ったのです。ですが、このあとに続く、だからこれ以上〜のセリフを聞くことで最初のセリフが表面的な意味とは違う意味を持つということを真木くんは美郷さんに自覚させたかったのです。それに、だからこれ以上〜のセリフで美郷さんが大きなショックを受けることもわかっていたから、あえて間を空けてから言ったのでしょう。つまりこのくだりは真木くんの意地悪な作戦です。(美郷さんが自暴自棄になる可能性もあるので賢いやり方ではありませんが)
 まあこのシーンの真木くんはわかりづらい心境かもしれません。でも基本的に真木くんがわがままな人間だということを念頭においておけば、なんとなくわかると思います。


 とにかく、この作品は難しかったです。やっぱり消化しきれてないみたいです。次はなんとかしましょう。感想ありがとうございました。
引用なし
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変身できました
 チャピル WEB  - 14/12/30(火) 11:29 -
  
> あれだけ変身させるのは難しいと言っていたのに、きっちり変身できているじゃないですか。
以前までは数ヶ月悩んでも出てこなかったのに、聖誕祭の日に書き始めたらほんの4時間くらいで変身できました。聖誕祭マジックでした。

> 設定がしっかりしているところがよかったというか、設定がすべてでしたね。大航海時代からチャオがすーぱー頑張る話なんて、他の人は書こうとしないだろうなあと思いました。
設定については、矛盾なく書いていくスタイルをずっとやっていて、その極北に近いところを出せたのかなあと思ってます。
大航海時代設定は面白いですが、有紀たちが気付きにくいのが難点でした。加奈ちゃんは単なる学部生のはずなのに、世界史にも詳しいなんて、すげーっすね。

> ポーランド人やらオランダ人やら統一されてない
うへえ。オランダ人は間違いです。こっそり直しておきます……

> あとは、最後のオチの段落はあまり思考を描写せずに、淡々と状況を描写した方が良かったんじゃないかなあと思いました。
うーん、そうですね。終盤になってようやく怖くなってきたのに、勢いを削いでしまった感じはあります。
ポメラは有紀になりすますため、有紀の脳もキャプチャしてるはずです。なので、思考レベルも有紀程度になってしまったのではないでしょうか。たぶん。

> だーくさんが見たチャオ小説の中で、チャオを一番ダークに描いていた作品でした。さっき09年のチャオガーデンも読み直したんですけど、雰囲気全然違って怖かったです。
チャオガーデンとはチャオが日常に入り込んでいる点が似ているかなと思ってます。
まあ、その入り込み方が、今作では頭蓋骨かち割ったりする方向に変わっただけです。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.9; rv:34.0) Gecko/20100101 Firefox/3...@127.82.0.1.megaegg.ne.jp>

ありがとうございます
 チャピル WEB  - 14/12/30(火) 12:00 -
  
>ホラーテイストですね。「変身」と言ったらやっぱりこういうのですよね。
わりと正統派ジャンルなのに、週チャオではあまりホラー作品って見ないですよね。
やはりチャオのイメージがホラーからは遠いからでしょうか。
「ダイアリー」もホラーと言えばホラーでしたが、なんかちょっと違いますよね。

>全体としての印象は「かたい」です。
>文章は理路整然としていて、よく言えば簡潔で読みやすい、悪く言えば味気ない。
短期間で書いたこともあって、文章で面白みを出すことがあまりできませんでした。
というのは言い訳に過ぎないので、もっと素早く書けるようになるのが今後の課題ですね……

時間があったら、Part 2の文章をもっとこねこねしていたと思います。Part 1はあれくらいドライでいいです。
でも女子大生の一人称をリアリティ持たせて書くのが難しかったので、結局いつもの自分の文章になってしまったのでした。

>個人的にもうちょっとボリュームが欲しかったです。話に入り込む前に終わってしまった感じがあって、肩すかしを食らいました。
本当にホラーテイストが出てくるのが終盤に近づいてからなので、ホラーにしては盛り上がりにかけます。自覚はあります。
とはいえポメラが有紀を殺すとしたら、あのタイミングしかなかったので、仕方がないのです……

>驚くべきなのは、これを一日くらいで書いたという点ですね。
>実話も一日で書けるでしょう。楽しみに待っています。
実話……?
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スマッシュさんの「チャオの羽」に感想です
 ろっど  - 15/1/1(木) 12:41 -
  
悪かったところから言います。
整形されている設定、チャオの羽をくっつける設定は不要だったのではないかと思います。
鳥井さんの人格が形成されるにあたって、そういう流れがあればより「らしく」はなりそうですが、夏也と出会った後の流れが自然であるのに対して前半部分の「親と不仲」「家出」「身売り」あたりの流れと設定が強引に見えました。
夏也に羽を見せる、という部分も、わざわざ羽を持ち出さない方が素敵でした。「今までの男」と「夏也」の違いは十分描写されていると思いますし、そういう意味で、羽がくっついているのが作中においては余計なもののような印象を受けました。
最低限チャオの羽は許容できるとしても、整形はやっぱり不要だったんじゃないかと思います。自然にしよう自然にしようという動きがかえって不自然に見えます。

次に良かったところです。
キャラクターの描写がとても良かったと思います。
前半部分では鳥井さんのことをあまり好きにはなれませんでした。
(いや、もちろん後半部分でも「なんて図々しい女なんだ」と思いましたが)
けれど、夏也の「いい人っぽい感じ」に影響されてかどうかは分かりませんが、「図々しい部分」と「可愛らしい部分」が同居していて、二面性のある良いキャラクターが出来上がっていたと思います。
「二人の夜にチャオが邪魔」「チャオを素直に可愛がる」の部分が特に良かったです。
「私だって、今も自分はいい子だと思ってます」の部分も良いですね。
小説となると、どうしても矛盾のない一貫したキャラクターになってしまいがちですが、何せとても女性らしく描けているので、やや揺らいだ感じの鳥井さんはスマッシュさんの小説の女性キャラクターの中では一番気に入っています(好きか嫌いかで言えば嫌いですけどね)。
あとは、Skypeでも言いましたけどやっぱり夏也のキャラクターが非常に良い。特に良いなと思ったのは「ふらりとどこかに行ってしまいそう」という部分です。それに対し本人が「行かないよ」と否定しているところが人間らしくて素敵でした。
でもいい人っぽい感じは出てないと思います。夏也は大分ひどい性格していると思います。いったい誰がモデルなんだ。

次に細かいところで気になった部分です。
ダークチャオを「コドモのときと同じって思えば可愛い」の部分ですが、とても共感できました。
ゴールデンレトリバーの子犬は他の小型犬を軽々と凌駕するほどの可愛さを誇るのですが、ゴールデンレトリバーは大型犬なので、成長するととても大きくなります。子犬の時に可愛いと思って購入した飼い主は大型犬になったレトリバーの飼育を放棄することがままあるのですが、犬にとってみれば大きくなったのは体だけで、本人にとっては子供のままなんですよね。ゴールデンレトリバーに愛着のないスマッシュさんから同じ意見が出てきたことにびっくりしています。

夏也が初恋の子に対して淡白なのもいいですね。なんだかんだで鳥井さんの評価基準が「綺麗かそうでないか」なところもグッドだと思います。
「チャオみたいに可愛がって」の部分は、「チャオみたいに」は要らなかったと思います。そういうのは言わなくても通じるし、吐息がチャオっぽいならなおさらです。
そのあたりも含めて全体的に余計なひと言が多いなあという印象は受けました。でも好みによると思うので、上記の部分以外はスルーで。
ああ、でも「嫌な過去を見ている目」はちょっといまいちかなあって思います。その次の「悲しい寄りの」っていうセリフが良いだけに。

最後に全体を通して。
ストーリーは微妙でした。でもチャオアパートよりは好きです。
テーマである「変身」も微妙でした。
キャラクターは満点をあげてもいいと思っています。今までのスマッシュさんのキャラクターよりも人間くさくて僕は好きです。

最近のスマッシュさんの作風がどれも「チャオアパート2」って感じなので、たまにはがらっと雰囲気の変わった作品も読んでみたいですね。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:34.0) Gecko/20100101 Firefox/34.0@p4014-ipbf2405souka.saitama.ocn.ne.jp>

ありがとうございます
 スマッシュ  - 15/1/1(木) 13:36 -
  
>悪かったところから言います。
>整形されている設定、チャオの羽をくっつける設定は不要だったのではないかと思います。

僕は最高にいい設定だと思っています!いやあ、とてもいい設定です。
なので勝利宣言します。俺は勝った。誰に勝ったのかは知らないです。


>次に良かったところです。
>キャラクターの描写がとても良かったと思います。

>前半部分から鳥井さんのことがとても好きでたまりませんでした。
鳥井さん最高に可愛いですよね。夏也さんももうちょっと可愛くしたかったです。


>夏也が初恋の子に対して淡白なのもいいですね。なんだかんだで鳥井さんの評価基準が「綺麗かそうでないか」なところもグッドだと思います。
>「チャオみたいに可愛がって」の部分は、「チャオみたいに」は要らなかったと思います。そういうのは言わなくても通じるし、吐息がチャオっぽいならなおさらです。
>そのあたりも含めて全体的に余計なひと言が多いなあという印象は受けました。でも好みによると思うので、上記の部分以外はスルーで。

台詞っぽい台詞を言わせたかった……欲望に勝てなかった……。


>ああ、でも「嫌な過去を見ている目」はちょっといまいちかなあって思います。その次の「悲しい寄りの」っていうセリフが良いだけに。

声に出した時、滑らかに聞こえてこない台詞なのが致命的ですよね。そこの部分書いてた時脳みそ動いてなかったんじゃないの、って思っちゃいますね。


>最後に全体を通して。
>ストーリーは微妙でした。でもチャオアパートよりは好きです。
>テーマである「変身」も微妙でした。
>キャラクターは満点をあげてもいいと思っています。今までのスマッシュさんのキャラクターよりも人間くさくて僕は好きです。

ストーリーもテーマの使い方も最高でしたよね!満点もらえるなんて嬉しいです!ありがとうございます!

>最近のスマッシュさんの作風がどれも「チャオアパート2」って感じなので、たまにはがらっと雰囲気の変わった作品も読んでみたいですね。

これは読む方がチャオアパートを引きずりすぎなんだと思います!
引用なし
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チャオの羽への感想です
 だーく  - 15/1/2(金) 20:44 -
  
 第一印象としては、悪くない、スマッシュさんらしい作品、と言った感じでした。ですが、スマッシュさんの作品が投稿される度にスカイプで毎回指摘される、前提となる設定を最初に羅列するという癖もいつも通りでしたね。もっとストーリーの長い作品であればその色も薄れたと思うのですが、今回の作品ではあまり良い作用をしていない、というよりこれまでの作品よりも悪い作用をしていたのかなと思います。
 チャオの羽が背中についている、というパーツ自体は悪くないと思うのですが、そのパーツが作品全体を広げたり、動かしたりするような力を持っていたかというとそうでもないように思えます。それは何よりも鳥井さんが自分の羽や境遇について受け入れている面が大きいからでしょう。人に見せたくない、という描写もありましたが、言ってみればそれは鳥井さんという人物像のダイジェストに過ぎませんし、その気持ちは夏也さんに羽を見せるときにもあっさり打ち消されました。それはそれでいいのですが、もうそうなるのであればストーリーの中に鳥井さんの背景描写を何気なく散らした方が良いでしょう。この広がりそうな設定をこのサイズの小説の中に使うのは贅沢だと思いますが、もっとクールに使えたと思います。そういう意味で、書き出しと全体図の差に少し調子抜けしました。


 キャラクターについては、夏也さんの余裕のある素直さが良かったと思います。こういう素直さは作品における典型的な人物からかけ離れて、より人間らしく感じることのできるいいキャラクターだと思います。「わかったよ、君は可哀想じゃない」から鳥井さんの羽を見続けるシーンとか「君はいい子じゃないよ」というところとか、意地悪な魅力があります。嫌な過去をしている目、というフレーズだけは全体と比べるとわざとらしいかなと思いました。
 鳥井さんは、スマッシュさんの作品にしては珍しく感情だけで動くような人でしたが、基本的には堂々としていたのでありきたりな人物で終わらず良かったです。羽を見せるシーンで、最初はためらってもあっさりと見せるところまで行き着ける度胸もありますしね。あとは朝、自分をチャオの立場に置いて夏也さんとじゃれるシーンも良かったと思います。気になったのは、なんで彼女は夏也さんの電話番号をわざわざ記憶したんでしょう。そこらの描写があってもいいかなと思いました。
 チャオは神様じゃないですよ、はヘルメタの対抗ですかね。こういう遊びがあったのも良かったです。

 あとはなんでしょう。チャオがここまで日常の中のペットとして徹底して描かれたのってあんまりなかったんじゃないでしょうか。今まではほとんどが、死や転生が絡んだり、別れが絡んだりしていたように思います。ラストでナナコがピアノを弾いているところで終わるところなんかはそのことが顕著に表れていますね。


 全体的に、二人の触れ合いやチャオの描写は良かったと思うのですが、芯が弱いなと思いました。短い割には日常的過ぎますし、鳥井さんが変化していく様を描いた訳でもない。個人的には、チャオの羽に絡むイベントがもう一個あってもいいかなと思いました。だーくさんもチャオの羽ほしいなあ。
引用なし
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ありがとうございます
 スマッシュ  - 15/1/2(金) 22:37 -
  
> 第一印象としては、悪くない、スマッシュさんらしい作品、と言った感じでした。ですが、スマッシュさんの作品が投稿される度にスカイプで毎回指摘される、前提となる設定を最初に羅列するという癖もいつも通りでしたね。もっとストーリーの長い作品であればその色も薄れたと思うのですが、今回の作品ではあまり良い作用をしていない、というよりこれまでの作品よりも悪い作用をしていたのかなと思います。

とにかくもっと長くすればよかったんですね。
チャオの羽関連で話を広げることのできる設定も考えていたんですけど、途中から忘れたりとっとと書き上げたくなったりしてました。


>気になったのは、なんで彼女は夏也さんの電話番号をわざわざ記憶したんでしょう。そこらの描写があってもいいかなと思いました。

鎖を強く握るためです。


> チャオは神様じゃないですよ、はヘルメタの対抗ですかね。こういう遊びがあったのも良かったです。

ヘルメタと抜け殻の対抗です。
なんかヒーローチャオとダークチャオの話が2014年は多かったので、やりました。


> あとはなんでしょう。チャオがここまで日常の中のペットとして徹底して描かれたのってあんまりなかったんじゃないでしょうか。今まではほとんどが、死や転生が絡んだり、別れが絡んだりしていたように思います。ラストでナナコがピアノを弾いているところで終わるところなんかはそのことが顕著に表れていますね。

皆ちゃんとチャオをペットとして扱ってあげましょう。酷いことしちゃだめですよ。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chr...@p042.net059086053.tokai.or.jp>

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