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元編集長からの挑戦状 ホップスター 13/12/23(月) 12:00

ダークさんの「ヘルメタル・クラッシュ」に感想です ろっど 14/12/30(火) 1:46
ありがとうございます だーく 14/12/30(火) 3:09

ダークさんの「ヘルメタル・クラッシュ」に感想です
 ろっど  - 14/12/30(火) 1:46 -
  
銀色のタマゴがちょっと唐突感あふれていて、あまり活かせていない印象を受けました。
ホップになったりする部分が(お題だから仕方がないとは言え)強引だったかなあと思います。
前半の情景描写などは気に入っています。あとミスターのキャラクターも中々面白い試みだなあと思いました。ダークさんの描くキャラクターは淡白で面白みがないことが多いので、あざといミスターのキャラクターはそんなダークさんの小説を彩ってくれていたように感じました。

ダークさんは事あるごとに「行動してこなかった自分」を強調しますが、それほど他人との間に極端な差はないんじゃないかなあと思っています。
行動しないことも積み重ねの一部だと思いますし、何より行動することが必ずしもプラスになるとは限らない(それは僕が身をもって証明しているつもりです)。
当事者にならず、色々な場面を冷めた目で外側から見詰め続けたダークさんだからこその文章が書けていると(僕は)思います。

あとは、やっぱり美郷さんのあたりの描写がよく分からないです。
特に、

「僕はホップのことが大好きなんですよ、美郷さん。ホップが美郷さんのことを大好きなようにね」
 僕がそう言うと、美郷さんは「うん」と頷いた。きっと、彼女はわかっていない。僕が言ったこと、僕が次に言おうとしていること。
 これは僕の責任なのだ。美郷さんのわがままではなくて、僕のわがままのせいなのだ。でも、こうなるのもしょうがなかったことなのだ。僕はそういう人間だったのだから。これが、僕の足の進む方向なのだから。
「だから、これ以上僕たちが会うのはやめましょう」

このへんです。
たぶんこの「よく分からない」は「共感できない」に近いと思いますが、やっぱりよく分かりません。
よく分からない感想ですみません。
引用なし
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ありがとうございます
 だーく  - 14/12/30(火) 3:09 -
  
> 銀色のタマゴがちょっと唐突感あふれていて、あまり活かせていない印象を受けました。
> ホップになったりする部分が(お題だから仕方がないとは言え)強引だったかなあと思います。

 銀色のタマゴの唐突感はきっと気のせいです。でも活かせていないのは事実です。ミスターや雨と同じようにタマゴも役割が不明確でした。
 真木くんの意識が基本的にホップに向いているというところが、タマゴを活かせなかった原因かなと思います。だってホップが可愛いからしょうがないですよ。もっとじわじわ距離を詰めた方が良かったのかもしれませんね。


> ダークさんの描くキャラクターは淡白で面白みがないことが多いので、あざといミスターのキャラクターはそんなダークさんの小説を彩ってくれていたように感じました。

 確かに男性キャラは淡白なキャラが多いかもしれませんね。内面的には決して淡白ではないのですけど、喋ったりするシーンだと淡白になりますね。ミスターももともとそんな感じだったんですけど、ミスターが口うるさくなってくれないと話が進まなかったのでこうなりました。確かにこれは新しい試みで、だーくさん的にも新鮮でした。そうしてミスターはひたすらうざいキャラへとなったのでした。


> あとは、やっぱり美郷さんのあたりの描写がよく分からないです。
> たぶんこの「よく分からない」は「共感できない」に近いと思いますが、やっぱりよく分かりません。

 その例に挙げた部分で言うなら、真木くんがホップのことを好きという事実は美郷さんにとっては初めて聞く情報ですから、ただ真木くんが自分のことを喋ってくれたようにしか見えません。ですが真木くんにとってはホップのことが好きという事実は、それが自分がダークガーデンに行く理由であって美郷さんに会う理由ではないということでありますし、何よりも僕のことを本当に想っているなら僕が大好きなホップを大事にしてみろよという気持ちも含まれているのです。ホップが美郷さんのことを大好き、というのは、自分はホップにとっての一番好きな人にはなれないという気持ちと、ホップはお前のことを好きなんだぞ? という当てつけのセリフです。表面的に前半と後半の文は繋がっているように見えるので、あっさり「うん」と言った美郷さんに対して真木くんは彼女はわかっていない、と思ったのです。ですが、このあとに続く、だからこれ以上〜のセリフを聞くことで最初のセリフが表面的な意味とは違う意味を持つということを真木くんは美郷さんに自覚させたかったのです。それに、だからこれ以上〜のセリフで美郷さんが大きなショックを受けることもわかっていたから、あえて間を空けてから言ったのでしょう。つまりこのくだりは真木くんの意地悪な作戦です。(美郷さんが自暴自棄になる可能性もあるので賢いやり方ではありませんが)
 まあこのシーンの真木くんはわかりづらい心境かもしれません。でも基本的に真木くんがわがままな人間だということを念頭においておけば、なんとなくわかると思います。


 とにかく、この作品は難しかったです。やっぱり消化しきれてないみたいです。次はなんとかしましょう。感想ありがとうございました。
引用なし
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