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【ナオス】「どうも〜〜こんにちは〜〜」
【シュウリ】「ボケ担当のクールビューティ、シュウリです」
【ナオス】「ツッコミ担当の笑顔男子、ナオスです」
【シュウリ】「二人合わせて〜〜」
【ナオス】「ジャーアーネーで〜す!」
【シュウリ】「面白いチャオ小説思い付いた」
【ナオス】「面白くねえな!」
【シュウリ】「ツッコミ早いよ!?」
【ナオス】「どうせボケるから、手間を省いた」
【シュウリ】「ちゃんと手順は踏もう。漫才はお客さんのためのもの」
【ナオス】「はい」
【シュウリ】「面白いチャオ小説、思い付いたよ」
【ナオス】「えっ、そうなの、すごーい。どんなのか聞かせて(棒読み)」
【シュウリ】「ヒロインが毎日食べているイチゴ味のグミ。
しかしそれは実は赤いチャオから作ったものだった!」
【ナオス】「JAMじゃねえか」
【シュウリ】「パクリみたいに言わないでくれる?
そんなこと言ってると鍋にぶちこむよ」
【ナオス】「やっぱJAMじゃん!
なんでそんな昔のチャオ小説に影響受けてるの。
名作には違いないけど」
【シュウリ】「だからパクリじゃないって。
化学薬品に浸かったグレープフルーツを、
グミにして妊娠した姉に食べさせるんだよ」
【ナオス】「それは妊娠カレンダーだよね。芥川賞の。
確かグミじゃなくて、ジャム食べさせるやつ……。
結局ジャムじゃねえか!」
【シュウリ】「そういう伝わりにくいツッコミ、
あんまりしない方がいいと思うなあ」
【ナオス】「あなたのボケがまず伝わりにくいんだよ!」
【シュウリ】「と言うわけで今回はグミはグミでもTUGUMIです。
はい説明よろしく」
【ナオス】「全然つながってないんですけど。
TUGUMIは吉本ばななさんの小説で、
これ自体はチャオ小説となんら関係ありません。
でもこの小説すごく面白いねってことで、
休刊後のチャオ小説作家の間で話題になりました」
【シュウリ】「落とし穴を掘る作品です」
【ナオス】「若干的を外した紹介だな。
すごく体が弱く、そしてすごくわがままな少女つぐみ。
彼女を中心に展開される物語です。
とても読みやすい文章、そして親しみやすい物語。
それでありながら、
独特の雰囲気やストーリーを色濃く持っています。
裏返して言うと、独自色強いのに読みやすい。
そこがチャオ小説作家を惚れさせたのです」
【シュウリ】「主にスマッシュ氏が」
【ナオス】「おっと、個人名を出すのはやめてもらおうか。
つけた箔が薄くなる」
【シュウリ】「薄っぺらな箔なんて剥がしちゃいなよ。
そんなものなくても、この小説が面白いことは揺らがない!」
【ナオス】「確かに、チャオ小説作家が惚れたかどうかで揺らぐって、
それ一体どんな小説だよって思うよね」
【シュウリ】「昔のチャオ小説は割と……」
【ナオス】「はい、ここで終わりです!
じゃ・あ・ねー!」
【シュウリ】「その決め台詞、前回忘れてたよね」
【ナオス】「じゃ・あ・ねー!!(やけくそ)」
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