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つづきから 問題式部 13/8/29(木) 6:31

おわり 問題式部 13/8/29(木) 9:36
感想です スマッシュ 13/8/30(金) 23:59
感想 ダーク 13/8/31(土) 23:23
乾燥です(爆) ろっど 13/9/4(水) 20:54

おわり
 問題式部  - 13/8/29(木) 9:36 -
  
 久々にSA2B公式サイトの攻略記事を見にいったのですが、チャオ研究所もろとも見れなくなっていました。攻略記事がどれくらい役に立つものだったか確認したかったのですが。まぁ大丈夫かな……たぶん。


 ここまで読んでくださりありがとうございました。全部読み終わっても時系列とかよくわかんなかったよ、という人もいると思うので、簡単に解説しようと思います。先にここを読んでいる人はお願いですから引き返してください。ここから先はネタバレですよ。
 まず導入部から始まる、カオスが倒されなかった世界。ここは夢世界αと呼びます。ひとまず。一ページ目を飾り、この世界を主観に話が進みますが、時系列でいくと一番新しい世界です。夢世界αに該当するのは、

 1:導入部
 2:移動部
 4:探索部
 6:考察部
 9:変調部
 10:結末部

 以上の六つです。
 もう一つの夢世界として、カオスが倒された夢世界βが存在します。ソニックアドベンチャーの歴史を背景に持っている正史の世界ですが、現実の世界ではありません。夢世界βに該当するのは以下の四つです。

 5:休日部
 7:忌日部
 11:再開部
 12:再会部

 そして、残りの三つは現実世界です。こちらも並べておきましょう。以下の通りになります。

 3:平日部
 8:帰宅部
 13:起床部

 敢えて夢世界βの休日部、忌日部より前に現実世界の平日部という“日”の文字で共通させた章を置くことで「ああこのページは過去編かな? でもなんか矛盾してる気がするんだよなぁ」みたいなミスリードを誘うのを狙ったのですが、執筆当時はほとんど何も考えずに書いていたものですから、後から見返して「この構成はちゃんと意味のあるものになっているのか?」と心配になりました。大丈夫でしょうか? 最低限、夢世界に登場する人物が現実でどういう人物なのかという役割は持たせてあるのですが。文学少女がαとβで性格が違うのは、そもそも現実世界でちっとも話したことがないからです。
 また、別の世界とのリンクを意識して、各章で使った表現を敢えて使い回すという手法を取りました。この作品の個性にちゃんとなってくれていると嬉しいのですが。クドいと言われるのが一番怖いです。
 まあそれは置いといて、ざっとこの物語を時系列順に並べると以下の通りになります。読みにくいと思いますが、どうぞ。


 3:平日部(上)
 5:休日部(β)
 7:忌日部(β)
 8:帰宅部(上)
 1:導入部(α)
 2:移動部(α)
 4:探索部(α)
 6:考察部(α)
 9:変調部(α)
 10:結末部(α)
 11:再開部(β)
 12:再会部(β)
 13:起床部(上)

 ……ちなみに(上)は現実世界です。なんで上なのか自分にもわかりません。メモにはそう書いてありました。それと別にこの時系列の通りに話を追いかけたところで新しい面白さが見つかるというわけでもありません。それどころかたぶん全然面白くないです。お願いですから1から順に読んでください。
 また、作品内で「Endless Possibility」「Dreams of an Absolution」「Live and Learn」の歌詞を訳したものをちょこっとだけ引用しています。もし文句言われたらどうしよう……。


 ひとまず解説は以上になります。改めて、ここまで読んでくださりありがとうございました。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.1; Trident/4.0; SLCC2; .NET CL...@softbank126006085183.bbtec.net>

感想です
 スマッシュ  - 13/8/30(金) 23:59 -
  
夢世界やら現実世界やらをごちゃ混ぜにしている仕掛けが売りだったんだろうと思うのですが、それならばもっと工夫が必要だったんじゃないかな、と思いました。
各章で使った表現を使い回すところは演出として機能していたと思います。
でもそれ以外にはあまり面白さに繋がっていないんじゃないかなあ、と。

なんて表現したらいいんでしょう。
「おわり」にあった表現を引用して言うなら、ミスリードを誘っただけ、よくわかんない風にしただけ、というところでしょうか。
そこの先に進んでいなくて、面白さに発展できなかったように感じます。

これなら、いっそ世界ベータの話→世界アルファの話、の順番に書いていった方がよかったと思います。
カオスに滅ぼされちゃえーって願ったらマジで滅ぼされちゃった。
自分が滅ぼした(かもしれない)場所に行かなきゃいけない。
本編と違って主人公の腹の中を一切隠さない形になりますが、明らかになっている状態で読者に直球をぶつけにいくのも面白いかと。

今の路線のまま行く場合は……。どう工夫すればいいんでしょうね?
僕は素直に進行する話しか書いてないのでよくわからんです。
色んな世界のリンクを強調して読者に意識させながらそのリンクで遊びまくるといいんですかね。


本筋のストーリーを進めるのに集中しちゃって、そこから遠くなっちゃうと、描写が簡略化されてしまうのも、ちょっともったいなかったかもしれませんね。
僕は仮面優等生です。
僕は同じ学校の生徒がいない時間にしかチャオガーデンに行きません。
そんな感じの説明だけで済まさないようにしていたら、また別の味(ストーリーの力強さとかそんなの)が生まれたと思います。
というのも、結構力を入れて書いた作品のように見えたので、細部にまで力を入れてみてもよかったように感じたのです。


さてはて、許容という言葉が愛やら友情やらの話の中で出てくるのがこの作品の味ですよね。
許すこと。許されること。それが愛である、と。
その許容という言葉が出てきたところが凄く面白かったように記憶しています。
愛について、こういうアプローチの仕方もあるんだなあ、と感心しました。

この作品の中では、許容というものは、優しいものなんですね。
あの子も許されたくてステーションスクエアに行きたがっていたのかなあ……。


そして、ステーションスクエアが氷の世界になっているのが、僕の一番のお気に入りです。
カオスを倒すことができなかった。その向こう側として、単に町がぼろぼろになっているだけではなくて、さらに凍っているというのが印象的でした。
この過激でありながら、やり過ぎという感じのしない設定。いいですね。
もしタイムマシンがあれば、この設定をパクってチャオ小説を書いているところです。

この氷の世界の部分を掘り下げるだけで一つの作品になりそうなくらい美味なポイントですね。
たぶんそこには、色んな人のやり残したものがあるんでしょうね。
僕のやり残したこともきっとあの氷のステーションスクエアに……。


それから、僕も黒スーツの美人の運転するトラックに轢かれたいです。
ああ、これが僕のやり残したことか……。
引用なし
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<Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chr...@p154.net059084243.tokai.or.jp>

感想
 ダーク  - 13/8/31(土) 23:23 -
  
読み終わって「面白かった、んだけどなあ」といった心境です。
一番強く思ったのは、現実世界のパートの印象が弱すぎて、夢世界のパートを読んでいく上での邪魔になっている、というところです。勘違いしてほしくはないのですが、逆に夢世界のパートは十分に引き込む力を持っていたと思います。特に夢世界αの方は面白かったです。βとの関係性も良かった。だから惜しい。構成面もそうです。この順番である必要性が薄かった、もう少し意義が欲しかった。寝る→夢を見る→起きる、という点は確かにアリだと思うのですが、それだけだとなあ、とも思います。

うーん、でも俺が思うところはそこだけかなあ。休日部なんかはろっどさん風味で面白かったしなあ。あとは、せっかく物語の肝になりうる部分だったのに許容に対してのアプローチが少なすぎたかなあ、と思ったくらいです。
久々に冬きゅんの作品を見て、最初は文体にイライラしましたが、読んでいくうちにそれが薄れていったのでやはりストーリー面に強みを持ってるなあと思いました。面白かったです。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; GTB7.5; SLCC1;...@42-145-64-55.rev.home.ne.jp>

乾燥です(爆)
 ろっど  - 13/9/4(水) 20:54 -
  
・悪かった点

ラストに、ダークチャオを育ててしまった人間の確執や、主人公の抱える後悔が、ダークチャオの言葉によって解消されていますが、
ダークチャオを育ててしまうと、周囲から疎まれる、
という部分が回想でしか描かれず、共感することができませんでした(感情移入できなかった、という意味ではなく、周囲から疎まれるんだ、という事実が実感として伝わらなかった)。

例えば、
ろっどは正義のヒーローである。
と言われても、ピンと来ないじゃないですか。
でも、
ろっどは、椅子を持って不良集団に突貫した。不良集団は戸惑いから反応に遅れが見える。ろっどはその隙を見逃さない。椅子を翻し、一人、二人と昏睡させていく。困っている人を助けるためなら自分の身をかえりみない、それがろっどという人間の人となりだ。
と書くと、実感が沸くと思うんですよね。

また、シリアスなシーンとコメディチックなシーンが混ぜこぜで、
真剣な話をしている最中なのに、スマッシュさんにギャグで割り込まれたような感覚でした。コメディチックなシーンとシリアスなシーンを、役割としてしっかり分割するか、どちらか片方に徹底する必要があると思いましたね。

・良かった点

風景や、オブジェクトの描写が際立っていたように感じます。
氷柱など、寒さの表現が細部にまで行き渡っていましたね。
ひとつひとつの部品、例えばダークチャオを育ててしまったことへの後悔や、カオスに制圧されたSS、チャオを逃がした人物が判明する場面などは面白かったです。
また、最後のシーン、もう一度、つづきから、という場面は、非常に強みであると感じました。とても印象的なラストだったと思います。


・まとめ

部品を、うまくリンクさせられなかったことが、このお話が、
まとまっていないなあ、と感じる原因だと思います。
それぞれの部品、主人公の後悔や、ダークチャオに関わる確執など、それらを丁寧に描いた上でラストに繋げることで、うまくまとまるんじゃないかなあ、と思います。
流れは非常に良かったと思いますし、時系列をバラバラにするという試みも、感情移入(物語に引き込む)ことさえできれば、「今は、いつだ?」にしっかり集約させることができるのではないか、と考えました。そういう意味で、コメディチックなノリは、この作品には合わないかなあ、と感じます。
引用なし
パスワード
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