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つづきから 問題式部 13/8/29(木) 6:31

感想です スマッシュ 13/8/30(金) 23:59

感想です
 スマッシュ  - 13/8/30(金) 23:59 -
  
夢世界やら現実世界やらをごちゃ混ぜにしている仕掛けが売りだったんだろうと思うのですが、それならばもっと工夫が必要だったんじゃないかな、と思いました。
各章で使った表現を使い回すところは演出として機能していたと思います。
でもそれ以外にはあまり面白さに繋がっていないんじゃないかなあ、と。

なんて表現したらいいんでしょう。
「おわり」にあった表現を引用して言うなら、ミスリードを誘っただけ、よくわかんない風にしただけ、というところでしょうか。
そこの先に進んでいなくて、面白さに発展できなかったように感じます。

これなら、いっそ世界ベータの話→世界アルファの話、の順番に書いていった方がよかったと思います。
カオスに滅ぼされちゃえーって願ったらマジで滅ぼされちゃった。
自分が滅ぼした(かもしれない)場所に行かなきゃいけない。
本編と違って主人公の腹の中を一切隠さない形になりますが、明らかになっている状態で読者に直球をぶつけにいくのも面白いかと。

今の路線のまま行く場合は……。どう工夫すればいいんでしょうね?
僕は素直に進行する話しか書いてないのでよくわからんです。
色んな世界のリンクを強調して読者に意識させながらそのリンクで遊びまくるといいんですかね。


本筋のストーリーを進めるのに集中しちゃって、そこから遠くなっちゃうと、描写が簡略化されてしまうのも、ちょっともったいなかったかもしれませんね。
僕は仮面優等生です。
僕は同じ学校の生徒がいない時間にしかチャオガーデンに行きません。
そんな感じの説明だけで済まさないようにしていたら、また別の味(ストーリーの力強さとかそんなの)が生まれたと思います。
というのも、結構力を入れて書いた作品のように見えたので、細部にまで力を入れてみてもよかったように感じたのです。


さてはて、許容という言葉が愛やら友情やらの話の中で出てくるのがこの作品の味ですよね。
許すこと。許されること。それが愛である、と。
その許容という言葉が出てきたところが凄く面白かったように記憶しています。
愛について、こういうアプローチの仕方もあるんだなあ、と感心しました。

この作品の中では、許容というものは、優しいものなんですね。
あの子も許されたくてステーションスクエアに行きたがっていたのかなあ……。


そして、ステーションスクエアが氷の世界になっているのが、僕の一番のお気に入りです。
カオスを倒すことができなかった。その向こう側として、単に町がぼろぼろになっているだけではなくて、さらに凍っているというのが印象的でした。
この過激でありながら、やり過ぎという感じのしない設定。いいですね。
もしタイムマシンがあれば、この設定をパクってチャオ小説を書いているところです。

この氷の世界の部分を掘り下げるだけで一つの作品になりそうなくらい美味なポイントですね。
たぶんそこには、色んな人のやり残したものがあるんでしょうね。
僕のやり残したこともきっとあの氷のステーションスクエアに……。


それから、僕も黒スーツの美人の運転するトラックに轢かれたいです。
ああ、これが僕のやり残したことか……。
引用なし
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