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日常生活  第1話  始業式(前半) チャルナ 10/4/2(金) 20:01

日常生活  第2話  始業式(後半) チャルナ 10/5/19(水) 19:02

日常生活  第2話  始業式(後半)
 チャルナ  - 10/5/19(水) 19:02 -
  
第2話 始業式 後半

校長先生「キャラメル君?」
校長先生から黒いオーラが………
キャラメル「はい?」
校長「これを持って校庭を5周してきなさい!」
校長先生の手にはバケツが2つ。
校長「もちろん水をたっぷり入れてね」
キャラメル「えええ!?ちょっ……なんで?」
キャラメルの頭に?マークが浮かんでいるのを無視して、校長先生はバケツを押しやった。
しかしキャラメルは、むりやりわたされたバケツを振り回して反論する。
キャラメル「ちょっと待ってください先生!いつもより2周多いですよ?」
いつもやらされているのかお前は。
校長「今回は特別に飛んでもいいということで」
キャラメル「どっちだって変わんないです!」
校長「君はヒコウタイプでしょ!」
キャラメル「ふえぇぇぇ〜〜」
キャラメルは泣きながら教室を出ていきました。両手にバケツを持って。
校先生は気をとり直して、始業式を進めます。
校長「コホン、先生方からなにか連絡はありますか?」
「はい」
校長先生が下がって、手を挙げた男の先生が教卓に立ちました。
男の先生「聞いている人もいると思いますが、近いうちに転校生がきます。えっと…いつ頃でしたっけ?」
チャピン(忘れるなよ!)
転校生が来るのを楽しみにしているチャピンはちょっとイラつきました。
男の先生「この学校はあまりにも生徒が少ない、ということで、最近生徒を募集しています」
ベインが今のを聞いて、通学しているチャオは少ないという話を思いだした。
サターンは、それって募集っていうのかな、と思い、ちょっと考えてしまった。
ムーンは、校長先生の長ったるい話のせいで、うとうとしている。
男の先生「以上です」
校長先生が教卓に戻ってきた。
校長「他にありますか?」
シーン………
校長「なければ、これで始業式を終わります。解散!」

4人は始業式が終わったので、帰ろうと廊下を歩いていました。
そこでチャピンが口を開きました。
チャピン「なぁ、キャラメルむかえに行かないのか?」
キャラメルについてです。
サターン「あ、そういえば…」
ベイン「すっかり忘れてたな」
二人は忘れていたようです。しかしムーンは…
ムーン「私は覚えてたわよ?」
チャピン「なら言えよ!」
ムーンはいきなりチャピンに怒られたので、呆れたように言い返しました。
ムーン「そんなにキャラメルが心配なら、あなたが迎えに行けばいいじゃない」
チャピン「えっ……あたいだけ?」
チャピンは一瞬フリーズする。
ムーン「さっさとかえりましょ、ニ人とも」
サターン「えっ?」
べイン「ちょっ……」
ムーンだけ先に玄関に向かってしまいます。
べインはちらちらと後ろを振り向きながらムーンの後に続くが、サターンはムーンの方を向いたまま固まってしまう。
チャピン「ぬー……わかったよ!あたいだけいくよ!お前らは先に帰ってろ!」
チャピンは、プンプンしながら走っていきました。
ベインは玄関を出ようとしているムーンに、問いかけた。
ベイン「おい!ほんとにいいのかよ!?」
しかしムーンは、そっぽをむいてふう、と息をつく。ベインの声など頭にはいってさえいないようだった。
そこに、サターンが追いついて、安心したように言った。
サターン「あはは、そういうことか」
ベインのポヨは、さっきから?になりっぱなしだ。
ムーン「ちょうど満開ねー。この辺にでも座って、お花見でもしましょ」
ムーンは、舞い降りてくる薄桃色の花びらを見上げながら、言った。
ベイン「お前………行かせたのか」

チャピン「はあ、はあ」
チャピンは、キャラメルが走って(飛んで?)いると思われる校庭に走る。
チャピンはハシリタイプなので、早く校庭に着きそうだが、疲れやすいので、すでにバテている。
チャピン「………え」
不意に、その足が止まる。
もう校庭は見えてきているのだが、なにか倒れている。
チャピン「キャラメルーっ!」
そう。倒れていたのは、キャラメルでした。

サターン「お、戻ってきた」
ベイン「あ〜あ、よれよれじゃねーか」
サターンは、一番に戻ってきたのに気づきました。
チャピン「ぐーーだずげでーー」
ベイン「はあ」

そして5人は、チャオガーデンに帰るのでした。
チャピン「あ〜疲れた〜。早く水浴びしてー」
ムーン「転校生、どんな人が来るのかしら?」
サターン「桜、綺麗だったね〜」
ベイン「お前ら、担ぐの変わろうとか、そういう気遣いできねーのか?」
そんなこんなで、キャラメルとその仲間達の日常生活が、始まるのでした。
引用なし
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