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――辻褄合わせ、完了しました。
そういうわけで、ここまで読んで頂いてくれてありがとうございました。作者の冬木野です。でもみんなそう呼んでくれません。コンボイをイボンコと逆読みしてイジメに発展するレベルだと思います、まる。
久々に小説事務所を書こうと思ったのは、ライラブリをぼーっと眺めていた時でした。
おもむろにタグ別の項目をポチってみると、小説事務所の文字が意外に大きく表示されているのを発見。結構書いてたんだなぁとか思いながら自分の過去作品を見漁ってみると。
涙が出そうなくらいヘタクソな文章を綴った自分がいました。
まぁ、誰しもそんな時期はあるさとポジティブに行こうと思ったのですが、何をどう頑張っても自分の過去作品なんか見返したくなくて、もしタイムスリップできるなら過去の自分のほっぺたをつねって小一時間説教した後にスマブラ辺りでボコボコにしてやったと思います。
しかも小説事務所最後(厳密には最後じゃないけど)の作品には「いいところで未完結」だなんてタグが張ってあって「いやこれ完結したつもりだったから!」という叫ぼうとして「いや、でもこれ何も完結してないよなぁ」と、考えを改めました。
この頃はまだ素人に毛が生えたくらいの腕前しか持ってなかった自分は、まだ自分が書く小説にテーマのテの字も掲げずに書きたい事書いてるだけだったので、まぁしょうがないっちゃあしょうがないよなぁとは思いましたが。
これ、このままでいいのかなぁ。
そう思った自分は、おもむろに小説事務所を書き始めていました。
かといって、これほどまでに収拾のつかない世界観を作った代償は大きく、果たして何を書けばいいのかとぶっちゃけ頭を悩ませました。
世界観を一新するなんていまさらできっこないし、ということで(見たくもない)過去の作品を漁りながら、それでも(見たくない為に)参考になるものが見つからないまま数十分。
ヤケになった自分は、タイトルにケチをつける事にしました。
「何が小説事務所やが、どうみても何でも屋な件について」とかグチグチ言ってる内に「良い事思い付いたんだがー。こいつテーマにしちまえばよくね?」と適当に決めちまいました。
そういうわけで昔の自分が思い付きだけで考えた物に、今の自分が後付けで理由を作るというよくわかんない事態に。
おかげさまで、自分のオリジナルの小説の筈なのにそんなものを書いてる気がしませんでした。自分の作った設定で二次創作をしている気分です。
そうやって執筆を続け、途中で自分のPCがご臨終になるというハプニングに追われながらも、ようやっと書き終える事が出来ました。
最後のユリの演説シーンがこの物語の全てみたいに表現されてますが、ぶっちゃけ当の作者はこんな展開を作る事になろうとはとびっくりしています。結局昔も今も思い付きでしか小説書けないんだなーと再認識させられました。
かといって。
今回、まだまだ料理できてない設定はいくつも残っています。
無駄に長々と書く事を恐れた自分はすぐに書き終わらせてしまいましたが、今回書いたのは処女作の「人とチャオと」に登場した面々の設定消化くらいです。まだ「銃声が奏でる狂想曲」の設定が消化できてないんですよねー。これもタイトルにつっこみまくりです。僕の記憶ではそれほど銃声は起きてません。奏でてません。多分。ただ、こいつをテーマに掲げるのは絶対に無理です。
一応、こいつをどう料理してやろうかとかは方針も決まってるんですが、今回の分を書き終わらせて一段落したし(それと誰も読まないだろうから)一旦筆を置く事にします。
最後に、ここまで読んでくれてありがとうございました。
感想等いろいろございましたら、お気軽にここに投稿しちゃってくださいませませ。
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どうでもいいけど、やっぱ執筆途中は感想来ないから設置するだけ無駄だったネ!
実はぶっちゃけ途中で打ち切ってもいいように予め用意した感想コーナーだったというのは誰にも言えない秘密です。
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