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●週刊チャオ　サークル掲示板

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1861 / 2001 ﾂﾘｰ

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7月25日（日） DoorAurar 10/12/23(木) 0:19

7月26日（月） DoorAurar 10/12/23(木) 13:44

7月27日（火） DoorAurar 10/12/23(木) 14:34

7月28日（水） DoorAurar 10/12/23(木) 15:11

7月29日（木） DoorAurar 10/12/23(木) 15:42

7月30日（金） DoorAurar 10/12/23(木) 16:56

7月31日（土） DoorAurar 10/12/23(木) 17:55

8月1日（日） DoorAurar 10/12/23(木) 18:36

8月2日（月） DoorAurar 10/12/23(木) 18:51

8月3日（火） DoorAurar 10/12/23(木) 19:07

8月4日（水） DoorAurar 10/12/23(木) 19:09

8月14日（土） DoorAurar 10/12/23(木) 19:43

8月23日（月） DoorAurar 10/12/23(木) 19:44

8月31日（火） DoorAurar 10/12/23(木) 19:44

9月1日（水） DoorAurar 10/12/23(木) 19:49

ある日のこと DoorAurar 10/12/23(木) 19:54

7月25日（日）

DoorAurar - 10/12/23(木) 0:19 -

　ピュアチャオが歩いている。
　まだピュアチャオしかいないチャオガーデンである。
　ピュアチャオが歩いている。
　転ぶ。
　歩き慣れていない。
　ポヨをぐるぐる巻かせながらも、ピュアチャオは歩く。
　名前はまだない。
　緑色のカオスドライブをわずかにキャプチャーさせてもらっただけである。
　転ぶ。
　歩く。
　暇である。
　することがない。
　池に入ってみる。
　泳げない。
　仕方が無いので陸地に上がる。
　疲れてしまった。大きく伸びをする。
　することがない。
　眠る。
　深い眠りにつく。

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	引用なし

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7月26日（月）

DoorAurar - 10/12/23(木) 13:44 -

　起きる。
　赤いチャオが走っていた。頭に黄色い耳が生えている。非常に可愛らしい。しかし転ぶ。慣れていないのだ。
　ピュアチャオも歩く。歩くのにもだいぶ慣れてきた。しかし転ぶ。
　お腹が空いた。きのみを食べる。その様子を見て、赤いチャオがにこりと微笑んだ。なんだろう。きのみに向かって一直線に歩く。
　赤いチャオはきのみを食べる。
　仲間が増えたみたいで、少し嬉しくなる。
　なんて呼べばいいんだろう。
　名前はまだ分からない。
　赤いチャオは空をとぶ。少し羨ましくなる。
　することがない。
　眠る。

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	引用なし

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7月27日（火）

DoorAurar - 10/12/23(木) 14:34 -

　起きる。お腹が空く。きのみを食べる。
　赤いチャオは体の形が変化していた。頭の後ろに角のようなものが三本生えかかっている。
　対してピュアチャオの体は変化がない。
　しかしそんなことを意にも介さない。
　ピュアチャオは歩く。
　転ぶ。
　いつの間にかチャオガーデンにテレビが追加されている。見てみる。ざざーっというノイズ音。テレビには何も映らない。
　赤いチャオも一緒に見る。
　しかし何も映っていない。
　仕方が無いので歩く。
　することがない。
　眠る。

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	引用なし

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7月28日（水）

DoorAurar - 10/12/23(木) 15:11 -

　起きる。ピュアチャオは歩く。
　きのみを食べる。三角形のきのみだ。まずい。投げ捨てる。別のきのみを見つける。食べる。
　赤いチャオは走る。とても速い。ピュアチャオはすごく遅い。見ると赤いチャオの体は変化が著しくなっていた。ピュアチャオは変わらない。
　ピュアチャオが繭に包まれる。
　水色の繭である。
　体の形は変わらない。
　少し大きくなったような気がする。
　ピュアチャオは歩く。
　ひたすら歩く。
　他にすることがないので。
　赤いチャオは泳いでいる。泳ぎも速い。すごい。
　ピュアチャオはお腹が空く。きのみを食べる。
　することがない。
　眠る。

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	引用なし

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7月29日（木）

DoorAurar - 10/12/23(木) 15:42 -

　起きる。緑色のタマゴが目の前にある。ピュアチャオは驚く。
　少しそれをじっとみつめていると、タマゴが動き出す。ぱかりと割れる。緑色のチャオ。なぜか笑っている。何がおかしいんだろう。
　緑色のチャオは突然泣き出す。
　泣き出したと思ったらきのみに向かって歩き出す。
　タフである。
　ピュアチャオもお腹が空く。きのみを食べる。三角形のきのみだった。まずい。捨てる。別のきのみを食べる。チャオの頭の形をした実だ。おいしい。なんかパワフルな感じである。
　でもこれじゃあ共食いみたいな感じだ。気味が悪い。でもおいしい。ダブルブッキングである。少し違う。少しどころじゃない。
　赤いチャオが走る。走るのが好きみたい。よく見ると体の形がすごく変化している。目も鋭い。ポヨの形も違う。
　赤いチャオは変わっている。
　ピュアチャオは変わらない。
　緑色のチャオはたくさんきのみを食べる。
　することがない。
　眠る。

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	引用なし

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7月30日（金）

DoorAurar - 10/12/23(木) 16:56 -

　緑色のチャオの手がごつくなる。紫色である。不健康そうだ。でも暖かそうでもある。
　ピュアチャオは起きている。お腹は空いていない。
　緑色のチャオは何かに気づくと、木に向かって歩き出した。
　でもなにもしない。なにに気づいたんだろう。分からない。
　赤色のチャオが不思議な踊りをおどっている。
　ピャアチャオは歩く。久々に転ぶ。ボールを見つける。どうしても蹴りたくなって、ボールを蹴ってしまう。本能には逆らえない。
　転ぶ。
　でもボールを蹴り続ける。
　気がつけば赤色のチャオも、緑色のチャオも、一緒にボールを蹴っていた。
　ボールが池に入る。
　全員池に入る。
　泳げないのはピュアチャオだけだ。
　仕方がないので陸に上がる。
　することがない。
　眠る。

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	引用なし

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7月31日（土）

DoorAurar - 10/12/23(木) 17:55 -

　ピュアチャオが起こされる。少し機嫌が悪い。幼稚園へ連れられて行く。
　たくさんのピュアチャオがいる部屋。歌を歌っている。真似をしてみる。
　みんなで歌を歌っている。
　つみきで遊んでいるピュアチャオがいる。
　時間が経つ。
　迎えが来て、チャオガーデンに戻って来る。
　なんだったんだろう。
　ピュアチャオはとりあえず歌う。
　緑色のチャオが転んだ。
　以前見たときと姿が違う。頭がとがっていた。相変わらず手は紫色のままだ。
　赤色のチャオはいなかった。どこへいったんだろう。
　することがない。
　お腹が空いたのできのみを食べて、眠る。
　深い眠りにつく。

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	引用なし

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8月1日（日）

DoorAurar - 10/12/23(木) 18:36 -

　起きる。緑色のチャオは元気に走り回っていた。ピュアチャオはゆっくりと歩く。
　赤色のチャオが帰ってきていた。地面に絵を描いている。
　ピュアチャオはとりあえず歌う。
　お腹が空く。きのみを食べる。緑色のチャオが走りまわる。赤色のチャオは絵を描くのに飽きたのか、テレビを見ていた。
　ソニックが変なばけものに追いかけられている。
　ピュアチャオも一緒に見る。
　時間が経つ。
　赤色のチャオと緑色のチャオが変なダンスを踊って、タマゴが生まれる。
　ピュアチャオはタマゴをじっと見る。
　まだ動き出さない。
　することがないので眠る。

→セーブしてやめる


	引用なし

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8月2日（月）

DoorAurar - 10/12/23(木) 18:51 -

　赤色のチャオがよじよじと地面を這っている。なぜか眠たそうな、気だるそうな目をしている。
　ピュアチャオは起きて、さっそくきのみを食べる。食べ終わると、たくさんのカオスドライブをキャプチャさせられる。
　全体的にパワーアップしたような気がする。
　洞窟の中に連れていかれる。
　広い場所だ。
　自分と似たようなピュアチャオがずらりと並んでいる。レースだ。
　カウントダウンが始まって、スタートする。
　ピュアチャオと他のピュアチャオの能力には差があったので、ピュアチャオはダントツで一位を独走する。
　一位でゴールする。
　気がつくとチャオガーデンに戻っていた。
　とりあえず歌う。
　地面を這っていた赤色のチャオがいない。緑色のチャオが眠っていた。もう一方の赤色のチャオは崖の上でうろうろとしている。
　きのみを食べようとするが、きのみがない。
　だだをこねる。
　きのみが落ちてくる。
　さっそく食べる。
　することがない。
　眠る。

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	引用なし

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8月3日（火）

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:07 -

　緑色のチャオがいない。どこへ行ったのだろう。赤色のチャオは今日も元気に走っている。
　ピュアチャオが起きてきのみを食べている。食いしん坊である。
　ピュアチャオが青空の向こうに手を伸ばす。届かない。
　地面を黒い影が泳いでいた。
　ピュアチャオのポヨがはてなマークになる。
　何かが見えているのだ。
　いつの間にか赤色のチャオのお腹にメダルが付けられていた。
　少し羨ましい。
　とりあえず歌う。やや上達している。歌のバリエーションが増えている。
　しかしすることがない。
　眠る。
　眠れない。
　座って、また立ち上がる。
　することがない。
　することがない。
　することがない。

→セーブしてやめる


	引用なし

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8月4日（水）

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:09 -

　中途考察。
　僕は様々な凶悪的な何かに追われ、負われている。凶悪的な何かは僕に恐怖心を与える。
　逃げ道はない。
　僕の幸福はチャオガーデンの世界においてのみ構築することが許される。
　チャオガーデンに消費する時間は、一日およそ30分ほどである。
　僕はそれを観測することしか出来ない。
　時間というのは有限である。
　僕はそれを浪費することが出来ない。
　したがってチャオガーデンに消費する時間は次第に短縮して行くことになる。
　あるいは何らかの奇跡的な条件が揃った上で、チャオガーデンに消費する時間を無限に出来るとすれば浪費が出来ると僕は考える。
　チャオにとっても有限の中の些細なシーズンより、無限の中で永遠に過ごした方が、また嬉しいのではないかと思う。
　以上のことから、僕はチャオガーデンに消費する時間を無限にすることにした。
　中途考察終わり。


	引用なし

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8月14日（土）

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:43 -

　緑色のチャオが帰って来る。体の色々なところが変化している。変色している。ピュアチャオが起きる。
　赤色のチャオが何もない場所でくるくると回っている。
　見えない何かが見えている。
　ピュアチャオはゆっくりと歩く。はやさはあまり変わっていない。
　青空に手を伸ばす。やはり何かが見えている。
　青色のタマゴが置いてある。ピュアチャオが近づこうとして、つまずいて転ぶ。
　タマゴが割れる。
　むすっとしている青色のチャオだ。
　青色のチャオは地面を這う。
　遅い。
　ピュアチャオは左手を上げて可愛らしい声を出す。
　赤色のチャオが眠る。
　緑色のチャオがきのみを食べている。
　青色のチャオが突然泣き出す。
　ピュアチャオは今日も元気に歩いている。
　池に落ちる。
　泳げないので陸地に上がる。
　することがない。
　ピュアチャオは眠りに付く。

→セーブして続ける


	引用なし

	パスワード

8月23日（月）

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:44 -

　ピュアチャオは頭をぐるぐるさせて寒そうにしている。赤色のチャオも同じようにしている。
　よくみれば、緑色のチャオと青色のチャオも同じふうに見える。
　きのみはどこにもなかった。
　ピュアチャオは泣く。
　泣き叫ぶ。
　青色のチャオがポヨをぐるぐる巻きにして泣いている。
　嫌がって、離れていく。
　なぜなんだ。
　どうしてみんな。
　赤色のチャオが走らずにポヨをぐるぐる巻きにさせたままだ。緑色のチャオは眠りに付く。
　ピュアチャオが繭に包まれる。
　灰色である。
　だんだんと灰色が濃くなる。
　濃くなって、薄くなる。
　ピュアチャオはいなかった。
　いなくなってしまった。
　灰色だったからだ。
　することがなくなって、眠りに付いた。

→やめる


	引用なし

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8月31日（火）

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:44 -

　結果考察。
　凶悪的な何かは僕を襲う。僕を嫌って、僕を蔑ろにする。軽蔑され、侮辱され、僕は隅っこでひとりぼっちになる。
　凶悪的な何かは僕から全てを奪う。それは僕の目や耳や鼻や口を支配して、僕の脳を引きずり回し、打ち砕いて、消してしまう。
　凶悪的な何かが僕を支配する。
　時間が無限になることはない。
　凶悪的な何かが何かをしているのを、僕は見ることしか出来ない。
　でも、それは僕が本当にしたかったことなのだという。
　僕の楽園から、僕の友達がひとりずつ、いなくなっていく。
　僕は尋ね、疑問を抱く。抵抗する。しかし跳ね除けられる。
　そうじゃない。
　そうじゃないんだ。
　凶悪的な何かは僕を狭い場所に閉じ込める。
　僕の時間は有限でも、無限ですらもなくなった。
　僕の時間は、ゼロだ。
　無。
　それこそが、僕の全てである。
　もう、何も、考えられない。
　あるいは何らかの奇跡的な条件が揃えば、僕は、どうにか、出来ると、僕は、僕の、友達を。


	引用なし

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9月1日（水）

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:49 -

　この世界にチャオはいない。
　楽園はない。
　僕の時間は限りなくゼロで、全てはままならない。
　凶悪的な何かは僕を閉じ込めて、僕を支配し、僕となっている。
　奇跡的な条件なんてあるはずがない。
　願わくば。
　願わくば僕の友達が、少しでも救われて。
　そうすれば僕が消えてしまってもいい。
　誰か、僕の友達を助け出して下さい。
　そして、僕の友達と友達になってあげて下さい。
　僕はここから出られない。
　僕はもう。
　この世界から出られなくなってしまったから。


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ある日のこと

DoorAurar - 10/12/23(木) 19:54 -

　某月某日。
　それはひとりの女の子の手にあった。
　赤色のチャオはとても走りが速く、
　緑色のチャオは力が強く、
　青色のチャオは愛らしかった。
　どこかから歌が聞こえる。
　けれども、それは見えない。
　見えない何か。
　歌のバリエーションはとても豊富である。
　歌を歌い続けている。
　楽しそうに。嬉しそうに。飽きることのなく。
　歌が聞こえる。
　綺麗な歌が。
　女の子は隅っこに隠れている、一匹のピュアチャオを見つけ出す。
　ピュアチャオは歌を歌っている。
　そのチャオに、名前はなかった。


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1861 / 2001 ﾂﾘｰ

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