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ぶっちゃけ「魔法使いになりたい」とか「ヒーローになりたい」だとか言ってる子どもに出会ったことはないのですが、でもやっぱり非現実に憧れる気持ちというのは大人でも持ちうる大事な気持ちですよね。
チャオもそういった対象でもありますよね。現実にチャオがいたら飼ってこうしたいああしたいだとか想像を膨らませたりして、現実に密かな期待を抱く。そういった気持ちって好きです。
今回の作品は、魔法少女に憧れてるのが女の子ではなくチャオなんですよね。そこはなんとなく意外性を感じました。というのも、以前スマさんの作品で魔法少女に憧れた女の子に視点を置いた作品を見たせいで、その印象が強いからかもしれません。(ちなみにその作品はクセこそはありましたが、なかなか面白かったです)
でも女の子もチャオ(と魔法少女)をきっかけに、憧れの気持ちを思い出した。やはり無邪気さというのはこういった作品で鍵になりうるものですね。
個人的には無邪気さの見当たらない人の内面に潜む非現実的な感情、といったものが好きで、そのきっかけにも無邪気さを使わないとすごく好みだったりします。作品に関係ないこと言ってごめんなさい。
あと、スマさんも言ってますがショッピングカートの子供用の椅子を描写したのは良かったと感じました。素朴な現実感ですね。
執筆お疲れ様でした。また今度余裕ができて作品を投稿することがありましたら、その時も読ませていただきます。
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