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という訳でいかがだったでしょうか、チャオ10周年記念読みきり2本。
今回のテーマは、集大成。週チャオのフィナーレを飾るに相応しい作品になるように、自分の週チャオ暦9年強の全てをぶつける、といったところでしょうか。
その結果が、シリアスとギャグ、オリジナルとパロディという2つの形になったのかな、と思っています。
===【REMEMBER!![リメンバー!!]】===
実はこれ、構想自体は3年前ぐらいからありまして、『チャオ10周年にぶつけよう!』と決めたのも2年ぐらい前だったような。
といっても入念に準備を進めてた訳でもなく、ただボーっと考えてただけではあるんですけどね。
執筆開始は去年の11月頃、大枠が完成したのは今年の3月頃でしょうか。その後微修正。
何故またこんなに早く書き出したかというと、単純に私の筆の速さが致命的に遅いからです。
1年かかっても書けないかもしれない、と思いかなり早い段階で執筆に取り掛かりました。結果、意外にあっさりできてしまい困る(爆笑)
そしてどうでもいい小ネタはいつもの如く大量に仕込んでいるという。
例えばAct8での黒川さんの「プログラムは不可逆」というのはソニアド2でのジェラルドの有名な台詞ですよね。
チャオ世界の正式名称である『IDOLA』はラテン語で『偶像』を意味し、PSOで重要なキーワードになっています。ちなみに「アイドル」の語源もこれ。
他にソニチ関連で色々仕込んであります。気が向いた方は探してみてください。
あの部分は○○○の○○○○○○○が元ネタだって解る人は絶対いまい!(激謎&妙な自信)
===【Lost Decade Chronicle】===
こちらは私の限界まで暴走してみました。これでもカットしたネタがいくつかあるのは秘密です。
タイトルの意味は、余録でちょっと触れた通り、「失われた10年の記録」。
この10年間の週チャオや、流行ったアニメ等のネタを私ができる限りブチ込んでみました。
最も、一部98年より前のネタもありますが…例えばオチに使ったのはファンタシースター2(1989年)だったりします。
ハッキリ言って、全部のネタが解る人はいないと思います。『読み手』の存在を敢えて無視して、徹底的に「自分がやりたいもの・書きたいもの」を書くことだけに集中しました。
マクロスFや∀ガンダムのパロディ、セリフに次々と現われる小ネタ、エルファのデバイスを使ったバトル、誰も分かりそうにない第1期ネタ、そして何よりロボットバトルができた!
正直、もし週チャオがチャオBで存続していたら、ちょっと怖くて載せられない(苦笑)
あと、執筆開始がチャオB停止後だったので、容量制限に苦しめられることなく書けた、っていうのもすごく大きいです。タグも活用しましたしね。
それでもその5は9.69KBまで膨らんでしまってヒヤリとしましたが…
つまるところ、週チャオがチャオBから離れたからこそできた作品なんですよね。
一応週チャオはこれで休刊なので、だからどうしたと言われればそれまでなんですけど。
『REMEMBER!!』と違い、こっちの方は10月の末頃突然思いついて慌てて書き上げました。
間に合わないかもという恐怖(?)と常に隣り合わせでしたが、何とかこういう形で出せて何より。
※ちなみに色々と憶測を呼びそうですので先に言っておきますと、余録に深い意味はありません。
言ってしまえば、永遠に回収されることのない伏線を張りたかっただけ?
実のところ、霜月さんと話している女性が誰かすら決めてなかったりします。本当に適当に出しただけ。
つまるところ、この作品自体が『雰囲気』で書いてるので、あんまり深い意味はないのです。ご了承ください(?)。
それともう1つ余談。
その5でエルファがやってみせたヒューマナイズ、何年か前の聖誕祭のキーワード小説で使った設定ですが、実はこのヒューマナイズをテーマにしたお話を構想していたことがあります。
言ってみればただの擬人化ですので苦手に思う人もいるかも知れませんが…考えようによっては色々と使える設定だったので、頭の中に留めておくのは惜しいということで今回出しました。
エルファがどうやって現実世界で生きてるかというとヒューマナイズして紛れ込んでるからだよ!…とか(意味不明)
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それでは皆さん、最後の週チャオと、チャオ10周年をごゆっくりどうぞ。何かあれば、レスにて。
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