|
かいろくんに呪いをかけられたら、常時こんなテンションになってしまいそうです。チャオガーデン、拝読させて頂きました。
お昼過ぎから読みふけり、今は心地よい読了感に満たされております。
全体的な感想としては、それぞれが目標へ向かっていく姿の、なんと爽やかなことか。
その爽やかな姿に辿り着くまでには様々な悩みと、それに対する決断が必要だったわけですが、
互いが助力しあってそれらを乗り越えていく姿がとても印象的でした。
千晶に対するふうりんの、エミーチャオの言う「自分と同一視」するほどの気持ちが、結果的にお互いのもやもやとしていた現状を打破するきっかけとなる、特にふうりんにとっては生命の存続に関わる問題だったわけで。
「引き取られに行く」ことの是非、というか、死にたくない想いとそれを見せたくないというプライドに苛まれていたと思うのですが、
それらを乗り越えていくのはやはり周囲の助力が必要不可欠で、その助力は、弱さを隠していては得られないのでしょうね。
そして、周囲に対しての助力は、いずれ周囲からの助力となって返ってくる……。
この辺りが「人に注がれた愛情で転生できる」というチャオの設定と重なり合っていて、人とチャオの関係を象徴しているような気がします。
情けは人のためならず、ってやつですね。多分。
本当は、要所要所をよく読みもっと伝えるべき事があるのでしょうが、感想を書くのが苦手な私にはこれが精一杯です。
良い感想は、良い作家さんに期待してね!
というわけで、相変わらずの駄文で感想とさせて頂きます。それでは失礼します。
……呪いをかけチャオのきれいなオチ……?
「そして せかいは へいわになった」
でしたっけ?
|
|
|