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こんにちは。今日は夜空のエメラルドを読了したので、それについて感想を書こうかなーと思ったのですが、いざ書き出してみるとなかなかうまくまとまらず、うーん、悩みんぐなのですよ。
っていうかここは月光のメイドへの感想を書くところですよね。うん。夜空のエメラルドに対して何か書いてどうするんだと、脳内ツッコミ係が言っています。
でも、書きますよ。
☆
一言で言うと、うーん、キョーバ君の複数ジャンルまたがけのさせ方には、センスがあるなと思いました。
夜空のエメラルドに限らず、他の作品についても言えることですが、たとえば「〜斬首〜」ではギャグとホロリ系の話が一体になっていたように、たとえば「月光のメイド」では、自然にできた萌え要素?がごちゃまぜになっているように、そういうみくすちゃーなところでは、夜空のエメラルドはすごいですね。
最後の方は笑ったし燃えたし悲しくなったしで、そういうカオスな作風は、なかなか自分の苦手な方向性ということもあって、んー、パクりたいです。
ああ、あとミユキさんのキャラがすごいです。
ミユキさんが中盤で出てきたときには、何やら感動すら覚えました。
いやはや、個性の立ち具合とか、それでいて少し仮面をかぶっているような言い回しが、まさにストライクゾーンでした。
あれ? そういえばミユキさんがどうして万能チャオなのかとか、説明されてなくね? どこでネトゲの知識を仕入れているのかとか、伏線回収されてなくね?
……うん、まあ、面白かったからいいです(ぇ
以前どこかで、「月光のメイドは夜空のエメラルドの世界観を引き継いでいるんだな」的なことを言ったような気がしますが、世界観レベルだけではなくて、作風としてもやっぱり夜空のエメラルドが先にあったからこそ、月光のメイドが生まれてくるものだなと、しみじみ感じました
王道的な夜空のエメラルドに対する、亜流のような月光のメイド、であるとか、あるいは展開のテンポを重視した夜空のエメラルドに対する、背景部分の描写を重視した夜空のエメラルド、であるとか。
わりと邪推してみています。ふっふっふ。
そういえばこのごろは確かに文体が変わってきましたね。
こまごまとした部分の描写が増えたような気がします。
なんだか、キョーバ君らしくないですね。ん、いや、たぶんそう思ってしまうのは、自分の中でのキョーバ君像が、一年ぐらい更新されていないせいなんでしょうけども。
とはいえ、基本的な物語の構造は、そんなに変わっていませんね。
何となく「夜景 "の" カタカナ」というタイトルの津結果他も似ている気がしますし、登場人物にブラックな過去があるところなんて、夜空のエメラルドとそっくりです。ふっふっふ。
……なんだか結局まとまりませんでしたが、これにて、感想とさせていただきたいと思います。
よい作品をありがとうございました。
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