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☆★☆週刊チャオ第340号【隔週刊化中】☆★☆ チャピル 08/10/4(土) 0:00

☆★☆現在連載中作品☆★☆ チャピル 08/10/4(土) 0:02
月光のメイド 斬守 08/10/4(土) 17:53
月光のメイド『成長』 斬守 08/10/4(土) 17:54
チャオ達の戦い 94話・決着 マルル将軍 08/10/4(土) 18:24
チャオ達の戦い 95話・水晶 マルル将軍 08/10/4(土) 19:00
チャオ達の戦い 95話・戦士達の帰還 マルル将軍 08/10/4(土) 19:06
チャオ達の戦い 96話・あらわれた マルル将軍 08/10/11(土) 13:51
チャオ達の戦い 97話・神雲 マルル将軍 08/10/16(木) 16:54

☆★☆現在連載中作品☆★☆
 チャピル  - 08/10/4(土) 0:02 -
  
連載作品の2回目以降はこちらへどうぞ。
詳しくは、週刊チャオ表紙の「作者の方へのお願い」を、ご覧下さい。
引用なし
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月光のメイド
 斬守 WEB  - 08/10/4(土) 17:53 -
  
月光のメイドの注意事項(?)

毎回コピペされているので、読んだ事がある場合は読まなくても結構です。


・本作品は毎回1話ごと完結する作品になっております。(一部例外もあるかも)
 ですので、どの話から読んでも楽しめるようになっていると思います。そうなるように努力します。

・本作品は話によってはジャンルが変わる可能性があります。

・本作品に毎回、必ずしも戦闘シーンは載せておりません。

・本作品に萌え要素は除外します。しかし、意識せずに自然にできたものが本作品にはあるようです。

・本作品にパクリは多分ないと思います。そうならないように努力します。

・本作品が必ずしもおもしろいとは限りません。あたりまえです。

・本作品の筆者はちゃんと首は存在しております。斬首してません。多分。

・本作品によるこの注意事項は、真面目に書いていない項目がある可能性があります。


以上、どうでもいい注意事項でした。
引用なし
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月光のメイド『成長』
 斬守 WEB  - 08/10/4(土) 17:54 -
  
彼女は守るために存在している

守るべき時、月の光はいつでも彼女を照らしていた

そして、彼女はこう呼ばれた・・・・・


『月光のメイド』


第八話「成長」


季節は1月。冬である。
ここはチャオの森。
人に捨てられたりしてくる、チャオの国でもあった。
そのチャオの森は、チャオが作った街、平原、火山など人間にとっても広い森であった。
そのチャオの森の『チャオティックルーイン』という街の北の森の奥に、一つの大きな屋敷があった。

人間が住めるような広さの屋敷で、庭も相当広い


その屋敷には、屋敷の持ち主であり、お嬢様であるHFF型の『フィル』。
チャオでありながらメイド服をきているメイドのNNN型の『メルト』。
屋敷の住民ではないが、遊びに来るツッコミをすることが多いHSS型の『ジェイド』。
屋敷の庭の管理をしているHNN型の『ピューマ』。
屋敷の地下にある図書室で幻闘術というものを研究しているDSS型の『ジェネリクト』。
屋敷の住民ではないが、遊びに来る瓢箪を持ち、いつも酔っ払っているNPP型の『ヴァン』。


そんなチャオがいる屋敷の話である。


屋敷の二階にあるフィルの部屋に、この屋敷のお嬢様のフィルが寝ていた。

寒いのを防ぐためか、毛布にくるまっていた。

そして9時になり、フィルは起きた。


フィル「ふぁ〜・・・。」


フィルは欠伸をした後、ベットから降りた。
寒く感じたがフィルはチャオのため、多少の寒さでは負けなかった。

しかし、フィルはあることに気づいた。


フィル「・・・体がだるい。」


風邪でもひいたのだろうか。フィルは体がだるかった。
普段活発に動いているフィルにしては、珍しい光景だった。
フィルはだるい体で歩き、一階にある食堂まで歩いた。


食堂の中に入ると、既にこの屋敷のメイドのメルトが、朝食の準備をしていた。


メルト「おはようございますお嬢様。」
フィル「あらおはよう・・・。」


フィルはだるくそう答え、椅子の上に座った。
テーブルの上には朝食がのっており、目玉焼きと呼ばれる食べ物だった。


フィル「今日はチャオの卵の目玉焼きかしら?嫌よ共食いは。」
メルト「そんなわけありません。鶏からです。」
フィル「それを聞いて安心したわ。」
メルト「ところでチャオの卵の目玉焼きってどんな感じなんでしょうか・・・。」
フィル「知りたくもないし、知ってどうするつもりよ。」


漫才のような会話をした後、朝食を食べる。
食べ終えたら、フィルは自分の部屋に戻った。
メルトは今頃掃除をしているころだろう。


フィル「あぁ・・・今日はなんでこんなに体がだるいのかしら。」


その時、目の前がピンク色に染まった・・・。


今日も俺はこの屋敷にきてしまった。


ジェイドはそう思った。
ほぼ毎日来ているのだが、何故かそう思ってしまうことがある。
来たいのか来たくないのか・・・。

ただ、楽しいからという理由で来ているんだろうな・・・。


メルトさんによると、フィルは自分の部屋にいるらしいので、俺は二階にあるフィルの部屋に行った。


ジェイド「フィルいるか〜?」


そう言いながらドアをノックしたが、フィルの返事がなかった。


ジェイド「・・・いないのか?」


そう思って、少し部屋の中の様子をドアを開けて調べてみた。
鍵はかかっていない。


部屋の中は、ぬいぐるみや鏡、机椅子などさまざまな物があった。
そしてベットの上をジェイドが見た。


!?


ジェイドのポヨが!になった。
部屋のベットの上に驚くべき光景があったのだ。


ジェイド「これは・・・ピンクの繭・・・まさか!?」


俺は・・・フィルの転生するところを見てしまったのだ。


ジェイド「メルトさん!!メルトさん!!」


そう叫ぶと、メルトさんが駆けつけてきた。
凄い聴力だな・・・・・。

そう思いつつも、メルトさんがきてこの光景を見て、少し驚いていた。
相変わらずポヨが変動することがないのは何故だろうか・・・。


メルト「お嬢様・・・ついに転生なのですか・・・。」
ジェイド「転生か・・・俺も二回あったな。」


そう思っているうちに、フィルの姿が見えてきた。


フィルは・・・飛行タイプ寄りの小さなチャオになっていた。


フィル「・・・どうしたのかしら。」
ジェイド「フィル。」


フィルは俺に気づいてこっちを見た。


フィル「なに人の部屋に入ってきてるのよ変態。」
ジェイド「いや、それどころじゃないだろ。」
フィル「?」


フィルはまだ気づいていないようだった。


メルト「お嬢様おめでとうございます。」
フィル「どうしたのよメルト?」
メルト「お嬢様。鏡を見てください。」


フィルのポヨが?になった。
言われるがままに、フィルは鏡を見ると、今度はポヨが!になった。


フィル「・・・そう。ついに転生したのね。」
ジェイド「そういうことだ。おめでとうフィル。」
フィル「・・・あんたに言われてもうれしくないわよ。」


どういう意味だそれ。
そして、フィルは少し飛ぶ練習をしていた。
前よりも断然素早く飛ぶことは出来なくなっていたようだ。


フィル「まぁ、あたりまえよね。転生すると能力が下がるし。」
ジェイド「それでも飛べるのは凄いな。」
フィル「私の飛行能力をなめると怖いわよ。」


確かにフィルの飛行能力は誰にも負けないくらい凄いものである。
いつの間にか後ろに回りこまれている時はいつも驚いてしまう。


フィル「メルト。」
メルト「はい。」
フィル「今日から料理の後に紫色のカオスドライブを持ってきなさい。」


カオスドライブ・・・それはチャオの能力をあげる薬みたいなものである。
チャオはこうやって、自分の身体能力をあげることが出来る。
ちなみに紫色はflyの能力をあげることができる。


メルト「かしこまりました。」


こうして、フィルは転生したのだった。


今晩は宴会になった。
メルトさんが企画した、フィルのお祝いなのだろう。


屋敷の一階にある、和式となっている場所でそれは開かれた。
この屋敷は一見洋式見える屋敷だが、和式と洋式が混ざっている屋敷になっているという、おかしな構造であった。
外西洋風といった感じである屋敷である。


そこから、障子を開くと庭を見渡すことができるが、今は冬で雪も降っているため、閉ざされている。


ヴァン「いやー!フィルおめでとー!」


そういったのは、いつも酔っているヴァンである。
感じとしては、男にも女にもなる人である。チャオには性別がないのでおかしくはないが・・・。

ここには、屋敷の住人であるフィル、メルト、庭師のピューマ、幻闘術(幻闘術とは火、氷、雷、風、光、闇の6つの自然現象を利用した戦闘術。取得するには数々の訓練が必要である。)発明家のジェネリクトと、屋敷の住人ではない二人俺(ジェイド)とヴァンがいた。


ピューマ「転生とか久しぶりに聞きましたー。」
フィル「私も久しぶりね・・・これで二回目かしら。」
ジェイド「あぁ、俺の方が年上なのか・・・。
フィル「私のほうが偉いけれどもね。」


どこからくる理論なんだそれは。


メルト「お嬢様本当におめでとうございます。」
ジェネリクト「本当におめでとうお嬢様。君ももう転生二回目なんだね。」
ヴァン「私たちはもう転生とかできないからねぇ・・・どんな感覚だったけ。」


聞いた話によると、メルトさんとジェネリクトさんとヴァンは、転生防止薬を利用しているため、転生はもうできないらしい。

転生防止薬とは、転生を防止することができる薬である。
メリットは、どんなダメージを受けても転生することはないので、ぎりぎりまで戦える。転生しないため、経験を積んでいく事ができるなどがある。
デメリットは、転生しないため殺されると死と同然の扱いとされる。
戦わぬものは使わないほうがよいとされている薬である。


つまり、戦わない俺たちにとっては無縁のものなんだろう。
一度間違えると、死ぬ可能性が広がりかねないからだ。


フィル「・・・まぁ、転生しなかったのもあんた達のおかげよ。ありがとう。」


フィルはそう小声で言った。


ジェイド「なんか言ったか?」
フィル「何も言ってないわよ、変態。」
ジェイド「・・・もう俺は変態扱いなのか。」


まぁ今回はめでたい事なので、俺は我慢することにした。


チャオも成長をする・・・・・これからどうなっていくのだろうか。


不安であり、楽しみでもあった。


第八話「成長」              終わり
引用なし
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チャオ達の戦い 94話・決着
 マルル将軍 E-MAIL  - 08/10/4(土) 18:24 -
  
〜前回までのあらすじ〜
チョーカー達は、戦いの決着を付けるべく、紅神の本拠地へ向かった。
だがしかし、三紅神の二匹(神雷・神風)が現れ戦うムードに展開。
カヌとエントレインメントは戦うことに。
そして、エントレインメントが戦闘中に神器を発動させた。
神風びびりまくり。


エントレインメント「前言撤回だ。やっぱり、子供は好きだ


僕の腕に恐怖するから。」


神風「うざいんだよぉぉぉぉッッ!
僕の攻撃はじき返したりとか、見下したりしてッ!」


神風はエントレインメントの所へ向かって行った。
腕には風を纏っていた。

神風「うおおおおおッッッ!!」

エントレインメント「無駄だって。邪魔、死ねよ。」

ズバァァァン


神風はエントレインメントの巨腕に殴り飛ばされた。


エントレインメント「決着つけよう」

神風「負けてたまるかァァァァァァ!!」


神風の体が風に包まれた。
数十秒後に風が消え、中から重装備を施した神風が現れた。

神風「これが僕の切り札。そう!ピンチに至った時にだけ使える技だよ!
その名も"重装備・風"!!
ははははは!!これなら、倒せるよ、お前を!!」


左腕には巨大な盾が付いていて、両肩にはバズーカ砲が付いていた。
他にも、脚部や腹部などにも武器や防具が付いていた。
そして、一番注目すべき場所は右腕だ。
何と、腕自体がマシンガンになっていたのだ!!!!!


神風「くらえ、右連射・hot wind!!」

ブワンッ ブワンッ ブワンッ ブワンッ

神風の右手から、マシンガンの弾の形をした熱風が発射された。


エントレインメント「マモル」


カキン
エントレインメントは自らの腕を広げた。
ズブッと、球が手にめり込んだ。


神風「うははっはははっはははっ」
引用なし
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チャオ達の戦い 95話・水晶
 マルル将軍 E-MAIL  - 08/10/4(土) 19:00 -
  
神風「うはは」


神風は初期設定を忘れながら笑っていた。
だが、喜びの笑いが後に恐怖で怯える笑いになった。


エントレインメント「ツブシ」
ギュウウウウ

エントレインメントの腕が、めり込んだ球をつぶしたのだ。
巨大な腕の拳は、閉じられた。

エントレインメント「ギュウウウ」

腕が開かれ、中から牛が出てきた。

牛「もぉー」


神風「うわああああああああ」

エントレインメント「少し尋ねたい、君はこれまでどれくらいのチャオの血を吸った?」

神風「知るか」

エントレインメント「数を言わなければ、この場で殺すぞ。
さぁ、早く言え。」

神風「仲間を含めて・・・100人以上です・・・」


エントレインメント「じゃあ、十分悪い事をしたね。
これで最後だ、ユウゴウ」


かちんっ


神風の両足が地面と融合した。

神風「うわああああ、何だこれ助けてくれ!
死にたくない!」

神風は、必死にもがいた。
だが、足が地面になっていて動かない。


エントレインメント「キャプチャ能力を応用した技・・・。
地面を一時的に僕の言いなりにして、キャプチャを命令する。
いやぁ、久しぶりに使ったなぁ」


神風「助けてくれ!頼む!」

神風は必死に叫んだ。
エントレインメントは、少し黙り、その後笑顔になった。
そして、神風は死亡フラグがたった。


エントレインメント「これまでお前に殺されたチャオや、
それを悲しんだチャオ、大勢いるんだ。

償え。


ツブシ!」


エントレインメントが叫んだ途端、彼のポヨが消え
腕にポヨが移った。


ズガアアアアアアアンッ


巨大な腕が振り下ろされた。


エントレインメントは、勝利した。


エントレインメント「さて、帰るか。」


その瞬間、別空間にいたカヌとエントレインメントの姿が消えた。
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チャオ達の戦い 95話・戦士達の帰還
 マルル将軍 E-MAIL  - 08/10/4(土) 19:06 -
  
〜前回までのまとめ〜
神風の足が地面と融合して、動けなくなったり
エントレインメントが牛を出したり、
神風に死亡フラグが立ったりした。


チョーカー「・・・まだか・・・。」

チョーカー達一同は、待っていた。

プワン

カヌとエントレインメントが帰ってきた。

チョーカー「むぉ、帰ってきた。」

ディスク「帰って来たと言うことは、勝ったんだな?」

カヌ「ああ」

エントレインメント「ああ」


チョーカー「大丈夫か?治療した方がいいか?」


カヌ「大丈夫」

エントレインメント「大丈夫」


チョーカー「よし行くぞ!
最後の敵・・・、神雲を倒しに!」


チョーカー以外「おう!」


チョーカー達は、紅神世界に聳え立つ巨大な城へ向かった。
引用なし
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チャオ達の戦い 96話・あらわれた
 マルル将軍 E-MAIL  - 08/10/11(土) 13:51 -
  
5分程度だろうか、チョーカー達は城へ向かい走っていた。
ペースは落とさず、黙々と。

そして、門前に到着した。


門は閉じていて、攻撃無しでの城内への進入は無理だった。

チョーカー「火力を上げて一斉攻撃だ!」

一同「おう!」

ズババババババ
ドガガガガガガ

門が破れて中へ進入可能となった。


みんな走った。


城内はとても広かった。
エントランス、というのだろうか、入ってすぐの場所の大広間があった。
大広間には、幾つかの通路や階段があった。

チョーカー「・・・っ。
どうする、神雲の居場所が分からなければ、闇雲には動けないぞ」

???「その必要はない。」


チョーカー達から見て、真上にあったステンドガラスから声が聞こえた。
ステンドガラスは、まるでオーロラの様に虹色に輝いていた。


???「元々の設定では部屋で迎撃するつもりだったがまぁいい。」


ブラックス「神雲!!」
(城に侵入したら、早々ラスボス・・・!?
何 で く る ん だ よ K Y 野 郎 ・・・ !!)


何と、謎の声の主は、紅神のボス、神雲だったのだ。
声は重々しい。姿は紅神世界の赤い太陽と重なってよく見えない。


チョーカー「マジかっ!?って、何でお前知ってるの!?」

ブラックス「・・・戦いに集中して!!」

チョーカー「あぁ。」


神雲「ブラックスよ、これまでの戦いを見て、記録は完了したか?」

ブラックス「はい・・・」


ブラックスは暗い口調でしゃべった。
まるで、アイスクリームのコーンの先端を食べてしまい
溶けてしまったアイスクリームを靴にかけてしまった時の反応みたいだ。
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チャオ達の戦い 97話・神雲
 マルル将軍 E-MAIL  - 08/10/16(木) 16:54 -
  
ブラックス「はい・・・」

神雲「ならこっちへ来い。」

ブラックスは、神雲の方へ歩き出した。

みんな目がでっかくなっている、
チャオとしてマジ怖い。
マジ怖い。


チョーカー「いっ・・・一体どういう事よっ!?
何でブラックスがお前の命令聞いてるんだよ!!」

神雲「邪魔だ」


神雲は、手の平をチョーカー達の方へと向けた。

チョーカー「!?」

神雲「防衛兵隊、神風、神雷、来いっ」

モワワワワワ

神雲の手の平から、雲が出てきたのだ。
そして、形が神風や神雷、雑魚級の紅神となったのだ。
色もちゃんと付いていて、量産型っぽくない。

カヌ「こいつ等っ!?俺達が倒したはずじゃ・・・!?」

神雲「行け」


神雲の出した紅神達は、チョーカー達の方へと向かって行った。


チョーカー「くっ・・・!おいブラックス!どういう事だっ!!」

攻防戦の中で、叫んだ声は届かなかった。


ブラックス「・・・」


無言である。
ブラックスは、神雲の目の前まで来て、足の動きを止めた。


神雲「よし、吸いとらせてもらうぞ。」

神雲がブラックスの頭に、手を乗せた。
神雲の手が怪しく黒く光った。


チャック「!?」

チャニラ「何・・・あれ・・・!?」

戦いに苦戦しながら、二人は言った。


神雲「ふははっははは。
消えろ。」

パチン

ボワン


神雲が、指を弾いた途端、神雲の出した分身達は消えた。


チョーカー「何をした?
あのまま雲を出してれば、お前が有利だった筈だ・・・!!」


神雲「いらなくなったからだよ。
それに、絶対勝利は確信したからな。」


鬼火「!?」


神雲「さぁ、かかってこいよ。」


チャック「なんだか知らないけど、行くぞ!!
エスパー・60!!剛腕化!」

忍刀「刀のスキル!大・日本刀!!」

二人「うぉぉぉぉぉおぉぉ」


チャックは、腕をムキムキにして、忍刀は巨大な日本刀をスキルで作った。
そして、突っ込んで行った。
見事な咬ませ犬っぷりである。


神雲「・・・!!・・・!」

神雲は、無言になった。


チャック「もらった!」

神雲「!」


メキメキッ
スパンッ
引用なし
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