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〜チャオの奴隷〜 第七話 10/2/14(日) 10:47

宏作品への感想はコチラへ 10/2/14(日) 10:55
感想です ろっど 10/2/14(日) 21:40
ありがとうございますっ! 10/2/15(月) 2:28

宏作品への感想はコチラへ
   - 10/2/14(日) 10:55 -
  
 今回で第七話目となります、チャオの奴隷。いかがだったでしょうか。読んで下さった方にバンクーバー五輪級の感謝の気持ちを捧げます。
 ちなみに、第一話〜第六話は『第二期週刊チャオライブラリー』にて読む事が可能になっております。
 ライブラリー管理者の方々に感謝しつつ、もし『第一話〜第六話をまだ読んでない』と言う方がいましたら、今回のお話を読む前にそちらの方を先に読むことをお勧めします。お時間があるときにでも、ね。

 ……えー、いきなり宣伝から始まってしまいましたね、すみません(苦笑)。
 最近、またチャオ小説が賑わいを見せていますね。新人作家の方が登場したり、常連の作家の方が新作を投稿したり。
 周りを見ると、レベルの高い作品ばかりで、尊敬の念は勿論ですが、ジェラシーを感じる事も多々あります。
『自分もこんな作品を書きたい』と、そう思わせる作品が周囲に溢れている。とても幸せな事だと思います。
 ですが、無理して背伸びをして、それらの作品に追いつこうとしても、なかなか追いつけません。
 また、一口に『チャオ小説』といっても、様々なジャンルがあります。決まっているのは、題材が『チャオ』であると言う事だけ。
 そこから先は、無限の可能性が広がっているのです。
 ですから、私は。
 私に出来る、私なりのチャオ小説を書いていこうと、決めたのです。

 そんな想いを込めて書いた、チャオの奴隷、第七話。いかがでしたでしょうか。
 このお話を読み、私に何か伝えたい事がありましたら、ぜひ、気軽に書き込んで頂きたいと思います。感想は勿論の事、苦情などがあれば受け付けます。『読んだよ』の一言など頂けると、大変嬉しく思います。
 それでは、この辺りで失礼させて頂きます。また、次回の作品でお会いしましょう。さようなら……

【スモモ】「だからー! 俺をー! 無視するなー!」
【宏】「無視なんてしてないよ。忘れてただけさ」
【スモモ】「うわーん! お前を殺して俺も死ぬ!」
【宏】「冗談冗談、マイケルジョーダン。ほら、最近新しい作家さんが増えてきたじゃない。だから、ここらで一発、真面目な私をビシッ! と見せておこうかと思って」
【スモモ】「今更世間体気にしてどうするんだボケナス。とっくに手遅れだろ」
【宏】「いやー、『(苦笑)』なんて使ったの、随分久しぶりだったね」
【スモモ】「知るか!」
【宏】「さて、今回の感想コーナーだが」
【スモモ】「いつもどおりくだらないこと話して終わりじゃないのか?」
【宏】「珍しく、自分の作品について語ってみようと思うんだが、どうだろう」
【スモモ】「やめとけ。『こいつ何一人で空回りしてんだ』って思われて終わりだと思うがな」
【宏】「まあ、私もそう思うんだけどね。練りに練られたテーマや設定や世界観を持ってる作品なら、そんな心配無いんだけどね。私の作品だからね、心配だね」
【スモモ】「それでもやるのか。まあ、止めはせんが」
【宏】「まあ、物は試しで、やってみようじゃないか。『これ誰得?』って言われたら『俺得だよ!』って言ってやるさ」
【スモモ】「お前が得してどーすんだよ!」

【宏】「まあ、語るといっても、たいして語る事はないんですが」
【スモモ】「なんでいつも見切り発車しちゃうの?」
【宏】「とりあえず『チャオの奴隷』のキャラクターに対してコメントでもしていこうかと思います。たまには自分の作品を客観的に眺めてみましょうかね」
【スモモ】「誰得」
【宏】「俺得」

【スモモ】「じゃあまずは『若葉』からだな」
【宏】「主人公です」
【スモモ】「……それだけとか言うなよ」
【宏】「だめ?」
【スモモ】「まあ、俺は別にいいけど」
【宏】「あっ、いつも突っ込んでくれる相方が突っ込んでくれない時ってこんなに切ないんだ。すみません、もっと話します」
【スモモ】「さっさとしろ」
【宏】「『チャオの奴隷』は、基本的には彼の視点で描かれていきますね。勿論、例外はありますけど。ただ……」
【スモモ】「ただ?」
【宏】「彼は、大人しい性格です。大人しい性格の彼の視点で物語が描かれていきますから、地の文であまり無茶は出来ません」
【スモモ】「まあ、そうだろうな」
【宏】「だから、こういった感想コーナーなどで、作品内で出来なかった分の無茶をしてしまうんですね」
【スモモ】「俺を巻き込むなよ!」
【宏】「あと、所々、三人称で描いている場面があるのですがね」
【スモモ】「今回の話は特に多かったな」
【宏】「基本的には若葉の視点で描いてますから、必然的に、三人称の場合も割と大人しい地の文になります」
【スモモ】「ふむ」
【宏】「いきなり『チビッコ戦隊チャオレンジャー!』の時のような地の文が出てきてしまっては、雰囲気ぶち壊しまくりの大惨事です。ですから、そのような事がないように注意しなければならないのです」
【スモモ】「そのぐらい、意識しないでも書き分けられるようになれよ……」
【宏】「あと、これは度々愚痴ってたりするんですが、若葉ね。中学生ぐらいにしときゃよかったね」
【スモモ】「なんで?」
【宏】「書いていて、自分で違和感を覚える事がある」
【スモモ】「致命的だな」
【宏】「まあ、これは今更言っても仕方ないことだ。いいんだ、フィクションの世界の年齢なんて、あって無いようなものだ! 『どうみても小学生女児です本当にありがとうございました』な容姿をしていたって二十歳と言い張れば二十歳なんだ! よし次!」

【スモモ】「次は『カトレア』か」
【宏】「ヒロインです」
【スモモ】「……それだけ?」
【宏】「だめ?」
【スモモ】「まあ、俺は別にいいけど」
【宏】「あっ、この放置プレイ感が癖になるかも。でもすみません、もっと話します」
【スモモ】「さっさとしろ」
【宏】「『チャオの奴隷』は、カトレアがいないと始まりません。そう言っても過言ではありませんね」
【スモモ】「いわゆる、ツンデレキャラだな」
【宏】「でも、私が描く程度のキャラクターを『ツンデレキャラです』って主張したら、その筋の人達に怒られると思う」
【スモモ】「その筋の人達って、どの筋だよ」
【宏】「ツンデレの酸いも甘いも噛み分ける、真のツンデレというものを知っている人達だよ」
【スモモ】「なにそれ」
【宏】「私は所詮『〜じゃないんだからねっ!』っていう台詞を聞いただけで『わーいつんでれもえー』って蠢いているような烏合の衆だから」
【スモモ】「蠢く!?」
【宏】「とにかく、この『チャオの奴隷』の存在理由が全て詰まっていると言ってもいいカトレアさんです。そういう意味ではヒロインでもあり、主人公でもあると言えますね」

【スモモ】「次は、『早苗』だ」
【宏】「若葉の幼馴染みです」
【スモモ】「どうする?」
【宏】「もっと話します」
【スモモ】「よし」
【宏】「若葉&カトレアと違い、彼女は第三話から出てきます。若葉と対照的な、明るい性格です。別に若葉の性格が暗いというわけでは決してありませんが」
【スモモ】「登場させた理由とかはあるのか?」
【宏】「そこなんですよねー。正直な話『人間(小学生)とチャオがもう一組欲しいな』程度の理由で登場したんです。
【スモモ】「見切り発車らめぇ」
【宏】「しかも私の実力不足もあって、登場してからもいまいち活躍させてあげられなくて。早苗には、土下座した頭をハイヒールで踏み付けられても文句は言えません」
【スモモ】「歪んだ性癖の暴露はいいから」
【宏】「しかし、今回のお話ではですね。まあ、縁の下の力持ち的な立ち回りをこなしてくれたのではないかと思います」
【スモモ】「決して主役ではないんだな」
【宏】「カトレアがいるからなあ。主役は難しいですなあ。あっ早苗様いつからそこに。痛いハイヒールはやめて下さいでも癖になりそう」

【スモモ】「最後は『あずき』だな」
【宏】「変態です」
【スモモ】「それはお前だ!」
【宏】「小さい子供が好きなだけです」
【スモモ】「死ねばいいのに」
【宏】「あずきも早苗と同じように、いまいち活躍させてあげられなかったキャラクターです。が、しかし」
【スモモ】「第六話で主役扱いだったな」
【宏】「なんででしょうね」
【スモモ】「お前がやったんだろ!」
【宏】「初登場時は、感嘆符多用キャラとして期待していました。しかし、第六話を書いてから私の中のあずき君像に変化があったようで、今回のお話でもそんなに感嘆符は使ってません。たぶん」
【スモモ】「第六話で、あずきの台詞を全部地の文で済ませちまったからだろ」
【宏】「うん、楽だった」
【スモモ】「最低だな」
【宏】「それほどでも」
【スモモ】「しかし、若葉は勿論この作品の主人公だし、カトレアはお前がさっき『主人公でもある』と言っていた。そしてあずきも主役回がある」
【宏】「これで主役やった事ないのは早苗だけだねあははー。痛いハイヒールはやめて下さいでも癖になりそう」

【スモモ】「……疲れた」
【宏】「お疲れ様でした」
【スモモ】「随分、気合の入った感想コーナーになっちまったな」
【宏】「感想コーナーに気合入れてもいい事何一つ無いけどね。私がこんな事やったって一人で空回りしてるとしか思われないし、感想として言ってもらえるかもしれない事を私が先に書いてしまっている可能性もあるしね」
【スモモ】「じゃあなんでやったんだよ!」
【宏】「悪ふざけが大好きなんです」
【スモモ】「死ねばいいのに」
【宏】「ありがとうございます。それではぼちぼち感想コーナーも終わりにしたいと思います。最後に締めの一言、聞いてください」
【スモモ】「?」
【宏】「バレンタインデーなんて、都市伝説」
【スモモ】「バレンタインデーネタ書いておいてそれかよ!」

※宏……こういうとき、どうしたらいいかわからないの。
※スモモ……死ねばいいと思うよ。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@218.223.128.190.eo.eaccess.ne.jp>

感想です
 ろっど WEB  - 10/2/14(日) 21:40 -
  
わざわざ僕の戯言にお付き合い下さってありがとうございます。第八話も楽しみにしています。
とてもすばらしいバレンタインプレゼントでした。というわけで、感想です。

宏さんの作品全体を通していえる事なのですが、やはり文章表現が秀逸だと思います。
文章のリズムが良いと言いますか、すらすらと文字が頭の中に入って来るので、非常に読みやすいですねー。
一人称はお得意なのでしょうか。

今作の感想を一言で述べ申し上げるとすれば、カトレア可愛いよカトレア、でしょうか。
目の前にいるワカバを放置してまで妄想にひたるところとか、「……だめ?」とか、「ぁ……ぅ……」とか、「おねがい」とか。
序盤ではカトレアの可愛さが満載だったような気がします。
僕もそれほどツンデレに精通しているわけではないので、彼女はツンデレと称して良いのではないかと。

後半にさしかかるにつれて、カトレアのひたむきさが見え隠れしていました。ワカバしか眼中にないのですね。僕はちょっと寂しいぞ。
ワカバのセリフを見ていると、なんだか早苗さんフラグが立っているような気がしないでもないです。
カトレアの悲恋は切ないものがありますね。でもそんなカトレアが(略)

バレンタインデーに良い作品をありがとうございます。
感想一番乗りだったので調子に乗って色々と書いてしまいました。おそらく僕の後続者は僕の二番煎じをまぬがれないことでしょう。

たぶん次回は早苗が主人公かな、みたいな感じで思っています。
あとバレンタインデーですが、10年前には実在していたようですよ。

それでは本当に第七話ありがとうございます。
第八話も楽しみにしています。
引用なし
パスワード
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.1; ja; rv:1.9.1.7) Gecko/20091221 Firefo...@118x237x4x68.ap118.gyao.ne.jp>

ありがとうございますっ!
   - 10/2/15(月) 2:28 -
  
>わざわざ僕の戯言にお付き合い下さってありがとうございます。第八話も楽しみにしています。
 いえいえ、ろっどさんに仰って頂いた「第七話楽しみにしてます」のお言葉に励まされ、そして背中を押して頂きました。大変感謝しております。
 私は、リップサービスだろうが社交辞令だろうが、真摯に受け止めます。えへん。

>文章のリズムが良いと言いますか、すらすらと文字が頭の中に入って来るので、非常に読みやすいですねー。
 書いている最中は、やはり不安で一杯です。読み難くないかとか、この文できちんと伝わるだろうかとか。
 なので、読みやすかったと仰って頂けると、次回以降への自信になると同時に、ほっとします。
 今までに幾度も、色々な方から「読みやすかった」という感想は頂いた事がありますが(無論、逆もまた然り)、何回書いても、人に読んで頂き、感想を頂くまでは、不安で仕方ありませんね。
 一人称が得意なのか、という質問についてですが。確かに、一人称と三人称のどちらが書きやすいかといえば、一人称の方が書きやすいかなあ、とは思います。
 ただ、一人称に比べ三人称の方が難しい、というような話を聞きます。
 だから、私が一人称を「書きやすい」と感じているのは、一人称が得意というわけではなく、三人称で上手く書けないだけなのです。
 ただ、もっと色んなジャンルの作品に挑戦していけば、その内「このお話は一人称のほうが書きやすい」「このお話は三人称の方が書きやすい」といった具合に、その話にあった書き方を選ぶコツを掴んでいけるかもしれませんね。

>今作の感想を一言で述べ申し上げるとすれば、カトレア可愛いよカトレア、でしょうか。
「チャオの奴隷」の大前提として、カトレアを可愛く書く、というのがありますので。そのお言葉が私にとっての最大の賛辞です。ありがとうございます。
 カトレアの台詞は、ちょっぴり言葉足らずな感じにするように意識しています。今回のお話なんか、特に。
 ろっどさんの感想を読む限り、それがよい結果に繋がったようで安堵しています。

>彼女はツンデレと称して良いのではないかと。
 ラジオで華麗なるツンデレ理論を展開していたろっど先生のお墨付きを頂きました!

>後半にさしかかるにつれて、カトレアのひたむきさが見え隠れしていました。ワカバしか眼中にないのですね。僕はちょっと寂しいぞ。
 以前、チャットでスマッシュさんが一瞬のうちに書き上げた、ろっどさんの赤裸々にゃんにゃん話があったじゃないですか。
 あの中に、カトレアが言っても違和感無いような台詞があったので、それをおまけでネタにしてやろうと思ったのですが、すっかり忘れてしまいました。残念至極。

>ワカバのセリフを見ていると、なんだか早苗さんフラグが立っているような気がしないでもないです。
 カトレアは勿論ですが『今回は早苗のことも上手く書きたい』と意気込んでいたので、作者の意気込みが若葉の口を通して表れていたかもしれません。
 四ページ目の若葉と早苗のやり取りなんかは、割と楽しんで書いていたように思います。
 若葉が早苗フラグを立てたんじゃないかという話ですが、仮にそうだったとしても、カトレアはそんな事お構いなしに、変わらずツンデレしていくのではないかと思います。

>感想一番乗りだったので調子に乗って色々と書いてしまいました。おそらく僕の後続者は僕の二番煎じをまぬがれないことでしょう。
 このあと感想が一通も届かないフラグですね、わかります。
 こんな事を書くと私が感想を欲しがっているように思われるでしょうが、その通りです。みなさん、感想下さい!

>たぶん次回は早苗が主人公かな、みたいな感じで思っています。
 いやー、早苗中心のお話、全然想像つかないです(笑
 書くとしたら、どんなお話になるんだろう。ハイヒールで若葉を踏み付けたりするのかな。

>あとバレンタインデーですが、10年前には実在していたようですよ。
 うっそだー。

>それでは本当に第七話ありがとうございます。
 こちらこそ、読んで頂いて本当にありがとうございます! 尊敬する作家の方から感想を頂けて嬉しいです……///

>第八話も楽しみにしています。
 リップサービスでも社交辞令でも、真摯に受け止めます。予定はありませんけどっ。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@218.223.128.190.eo.eaccess.ne.jp>

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