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> 「ホップスターがチャオ小説を終わらせようとしたらこうなる」というアンサー
始まった時から薄々勘づいてたことではありましたが、やっぱりホップさんにとってのチャオ小説の原点は第一期の後半くらいにあるのかなー、みたいなことを考えながら読んでました。
なんか同じ連載冒険ものでも、第一期と第二期って結構毛色が違いますよね。第一期は結構深夜アニメの影響を受けてる作品が多い印象ですけど、第二期は明らかにジャンプだよなあ、みたいな。
なのでギャラロマはチャオBBS的なチャオ小説、というよりは、「ホップさんの影響の受けた作品の集合体」的な感じに見えました。
それがいいとか悪いとかではなく、自分の見えていたチャオ小説の光景とホップさんの見えていた光景の違いが感じられて、面白かったです。
まー「チャオ小説を終わらせる」なんて究極に自己満足な遊びですからね!そんくらい好き放題しないとやってられないですよね!!
ストーリー部分で一番気になったのは、観測者さんのセリフです。
> 【観測者】「待って待って待って!!考えてもみなよ!百何十億年とも言われるこの宇宙の歴史の中で、たった何万年ぽっちっていう時間だけで人間とチャオがこれだけの物語を紡いだんだよ?じゃあこの先どんな物語が生まれて、どんな結末を迎えるのか、文明が続く限り最後まで見てみたいじゃん!!
> もちろん文明だけじゃないさ!あと何万年かすればあの巨星は爆発するんだよ!?何十億年かすればこの銀河は隣の銀河とぶつかるんだよ!?無限に近い時間を経ればやがてこの無限にある星の輝きも消え失せていくっていうんだよ!?…そんなの、絶対見てみたいじゃん!!
> なのに、なのになのに、人間もチャオも100年すらマトモに生きられない!悲しすぎる!!そんなの、僕は認めない!認められない!!!」
主人公サイドに倒される二人の敵のうち、シャーロットさんが時代に翻弄される側の人間というのは、なんとなくわかります。
しかもこれがチャオ小説の終わりを意識して書かれた話なのなら、シャーロットさんはチャオ小説を書く人の比喩と思って読んで、良さそうです。
じゃあ観測者さんは一体何だったのかなあというのをしばらく考えてました。
最初は読者なのかな、と思いましたが、ゆうて後期週チャオにそんなに読者なんていませんでしたし・・・・・・
CHAO BBSというシステムなのか、週チャオというシステムなのか、ハッ、もしかして週刊チャオライブラリーのことか!?
あんまり自分の中で結論は出てないですが、ホップさんの中には明確なイメージがあるのでしょうかね?
シャーロットさんみたいなのはやっぱり殺されてよかったと思います。
時代に抗えない人間がホップさんの作品にはよく出てくる気がします。僕もそういうの好きです。
そしてそこをオリトくんがもっていくのかーというのも新鮮な驚きでした。この作品でまさかチャオが活躍する瞬間が来ようとは・・・(偏見)
ともかくこの規模の連載を完結させただけでもすごい!
卒業おめでとうございます!!
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