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>結局最後まで、人は本当に転生するのかは描かれず
本当に人間は転生するのか?
その答えを出した結末を書こうというのは初期案にあったんですよね。
だけどそれをすると「転生したからハッピーエンド」になってしまうんですよね。
この「〇〇したからハッピーエンド」の〇〇の中に、
何を入れるべきお話なのかっていうことを考えた時に、
「結果的に転生できたから氷を壊すのは正しかった。だからハッピーエンド。」となるのは変だろうと思ったんです。
冬木野さんが感じてくださったように、
エネルギー全開でいく小説だと決めてもいました。
転生エンドだと理屈っぽすぎて熱さに欠けます。
なので〇〇の中には転生ではない別のものを入れて、今の終わり方に落ち着きました。
>「こういう形も有りなのかもしれない」
どうやら冬木野さんも氷を砕く人になれたみたいで、それなら僕はこの小説を書いた甲斐があったというものです。
ようやく僕は、
「こう書けば他人に伝わるんだな」
という書き方を習得できたような気がしています。
それまでの僕はいくら大声で叫んでいるつもりでも、
その言葉を他人が解釈できないような叫び方をしていたと思います。
その悪癖をようやく修正できたようです。めでたい!
>やっぱり私の作品とは違った味付けで面白かったですね。
「つづきから」の設定を受け継ぐつもりで書いたものの、
「つづきから」という物語のテーマである「許容」を受け継ぐ気は全くありませんでした。
その語は僕とは縁遠すぎて、そんな言葉をどう物語にしたらいいのか、さっぱり思い浮かばないからです。
なので、表面的な設定だけ受け継ぎ、物語としてのテーマは、僕が書きやすいものに決めました。
別の味付けになったのは、そういう判断があったことが大きく影響していることでしょう。
せっかくなのでガーデン・ヒーローの制作日誌を作ってみました。
日誌といいながら、ついさっき作りました。
チャピルさんが作っていたので、それを真似したわけです。
もしよければ、どうぞ。
http://www.chaoler.net/chochao/file/gardenhero_seisaku.pdf
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