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ま さ か の ネ タ 被 り に 騒 然
……と言いたいところですが、よくよく考えてみれば、薄暗い現代社会と純真無垢なチャオを組み合わせて、こういう話が生まれるのはある意味必然だとも思います。
ソニックみたいに、己の身一つで世界を救える人間なんてこの世にはいないわけですからね。
したら、結局、僕らがヒーローチャオを育てる方法は一つしかないわけで。
もちろん、そういう方向性で物語が生まれることに対して、僕らがひねくれ者の集団だという誹りは免れません。
けれど、そもそも、チャオをイジメれば、イジメたタイプの逆に育つなんて言うゲーム設定が中々ひねくれたシステムだと思うんですよね。
だって、普通は、褒められればそちらに傾くけど、そうでないならどっちにも振れないのが自然じゃないですか。
ノーマルであるべきじゃないですか。
理想は。
ところがゲーム内では、ダークに虐められればヒーローに傾くし、逆も然りだし。
なんだか、僕らはこういう設定を当たり前のように受け入れてきましたけど、よくよく思い返してみれば、ソニチさんも非情な設定を放り込んでくるものだと感心させられました。
何が非情って、一応、ヒーローチャオには進化してしまうんですよね。
進化の段階で、"死なせてくれない"んですものね。
けれど、僕がもしも開発者だったら、きっと、もっとひねた発想を取り入れられる自信もあります。
例えば、ヒーローに虐められれば、よりヒーローに早く成長して、逆に、ダークに虐められれば、よりダークに早く成長する。
どうでしょう。
何だか、ひどいと思いつつも、同意できるところはありませんか?
だって、そうでしょう?
我々も。
我々の周りにいた人間も。
多分、そっちの方が現代社会っぽいじゃないですか。
きっと、ゲームに現実を求めずそれをプレイした人間からは、酷い天邪鬼だと言われるんでしょうけど……。
さて、ろっどさんの小説を見事にパクった(笑)僕の小説ですけど、わざわざ感想を書いていただいてありがとうございます。
僕は何分、小説を読むという習慣が欠落しているので、読もうというモチベーションが極大に達したときに、改めて皆さんの小説を拝見して、感想を付けようと思います。
何卒よろしくお願いします。
ではでは、また週チャオが開かれることが有れば、今度こそまともにしっかり小説を書きますのでよろしくお願いいたします。
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