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僕にとってのろっどの物語は、1の頃から解釈の難しい話です。
だって僕は覚醒とかした事ないし。
強いて言えば、心理学者の言うフロー状態がそれに近いのかな、と思っていましたが、体験してないのでよく分かりません。
だから、覚醒出来なくなったと聞いても、なぜそれが問題なのかよくわからなかったです。
世の中には覚醒してなくても主人公っぽい人なんてたくさんいますよ。
そう、チャピルさんとか。
……というのは冗談ですが、普通の人が主人公になる瞬間が、人生に一回や二回あってもいいじゃん、と思っているのは本当です。
でも、それは本人の達成感とは無関係なのかもしれません。
研究発表から何年も経ってからノーベル賞が貰える人とか、自分が死んでから作品が評価される人とかいます。
他人に褒められることにモチベーションが寄りすぎていると、この世間とのギャップをどうしても埋められない。
一方で、自分の欲望だけに従っていると簡単に社会不適合者になってしまう。
むずかしいですね。
最近の自分が何を基準に行動しているか、考えてみました。
「貿易」と「怒り」という二点に集約されるのかなと思います。
「貿易」というのは、他の人が知らない要素を紹介してみたり、組み合わせてみるといったやつで、ハマると楽に儲かっておいしいです。
「怒り」は文字通り世の中のうまく行ってないことです。
なんというか、20代というのは怒りを蓄える時期なのかな、とも思います。
僕もSplatoon2ではないとあるゲームの開発に携わっていたわけですが、作り始めて半年くらいで、このゲームは前作を遊んだ人にとって驚きを与えられるものではないと悟りました。
でも、作らざるを得なかった。夏休みに間に合わせるという命令は絶対で、それを実現させるために、僕たちは妥当な取捨選択をしました。
サラリーマンだから上の命令には従わざるをえないし、結果的に売れてるから批判もしづらいのがムカつくポイントですね。
でも、そんな感じで怒りポイントを地道に溜めていると、そのうちフィーバータイムに突入して、連鎖の種が降ってきて勝てるんじゃないかなあと思います。
それか適当にぐちゃぐちゃ詰んでたらいつのまにか大連鎖起こせるかもしれないし。
覚醒以外にも勝ち筋は色々ありますよ。たぶん。
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