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ろっどの物語2バトル ろっど 18/9/24(月) 22:21

Re(1):感想コーナー スマッシュ 18/10/4(木) 2:28
感想ありがちょ ろっど 18/10/4(木) 5:45

Re(1):感想コーナー
 スマッシュ  - 18/10/4(木) 2:28 -
  
2014年に投稿されたろっどの物語は、
とっても感想が書きやすかったです。
(僕は書いていなかったけど)

だって「ろっどさんってやっぱヘンだわ」って言えたから。
でも2のろっどさんはあんまりヘンじゃなかったです。

あれから4年経って投稿されたろっどの物語2は、
なんと言っても文章量が少なくて、悲しかったです。

日頃「小説書けねえ」って言っているのが、
謙遜でも嘘でも怠慢でもないことが伝わってくるようでした。
相当深刻な状態になっているのだなあと感じさせました。

書けない人は書けないのだと、
ごくごく最近になって私は理解できるようになりました。
ここ1,2ヶ月のことです。

それまでは、書けないなんて悪い冗談でしょう、と思っていました。
特にチャオラーに対してはそういう気持ちでいました。

だってチャオラーは、
昔あほみたいに冒険ものとかを長々と書いていたから。

さらに一部のチャオラーは、
skypeで腕を磨き合ったり、
鍛錬室とか超チャオ小説とかやったり、
なにかを書いて毎日を過ごしてきたから。

それがしさんだって、
やる気を出すとあっという間に小説を書きます。
面白くて読み応えある小説を、今でも書いてくれます。

だから、
ろっどさんもホップさんも小説書けないとか言っているけれど、
「書けば書けるでしょ」って思っていました。

思っているというより、
それが当たり前のことと認識していました。

でもそうではなかったみたいですね。
本当に書けないんですね。

僕は「書けば書ける」人間です。
それが誤解のもとだったのかもしれません。
僕は「書けない」という感覚を忘れるほどに成長しました。

スランプに陥っていても小説をすらすら書けるほどです。
そうそう、自覚はないのですが、
どうも僕は今年前半スランプに陥っていたらしいです。

冷静に振り返ってみると、デスandトモを書いていた辺りは、
以前よりも文章が薄っぺらいみたいです。

しかし当人にスランプの自覚は全くありませんでした。

だって書こうと思えば、すらすらと文章を書けたから。
自覚症状なく、文章の切れ味は鈍っていたけれど、
書けないなんて状態は存在しませんでした。


僕以外のチャオラーも「書けば書ける」人だと思っていました。
でもそうじゃないのかもしれない。

ろっどの物語2を読んでいると、
そう意識せずにはいられなくなりました。

過去につちかった文章力はそのまま保たれていました。
以前と変わらず親しみやすい文章だと思います。
でもところどころの墨の薄さを感じてしまいました。
本当はもっと黒々と語ることができるけれど、
墨をするのを途中でやめちゃっているように感じたのです。
まだ固形墨を懐に残しているだろっていう気配がありました。

2014年のろっどの物語で僕が一番素晴らしいと思ったのは、
明らかに墨をすりすぎなところです。
普通の人は、そんなにすることができないというレベルで、
ろっどさんは過去に精製した墨をすりまくっていました。

僕がろっどの物語に続けなかったのは、
ろっどさんほど墨を作っている気はしないし、
せっかく作られた墨だってどっかに忘れてしまっていて、
もう見当たらなかったからです。

ろっどさんは小説を書かなくなっても、
splatoonで墨をすっているように見えました。
その意味では、僕は安心していました。
そしてろっどさんがsplatoonで活躍することをすごく祈っていたように思います。

なのでろっどさんがsplatoonでも挫折したことは非常に残念です。

同時に僕がsplatoonに触れる理由もほぼ0になりました。
そこはほっとしています。
僕自身は、splatoon2が発売されるより前にsplatoonをやめるべき人間だったと思っています。

splatoonはろっどさんの戦場であっても僕の戦場ではありません。
そのことを、本当はずっとずっと前からわかっていたはずでした。

それでも、
「チャオラーみんなでやったら楽しい」とか、
「自分だってチャオラーだから、チャオラー並みに上達するはずだ」とか、
そんな感じの幻想が僕にsplatoonをプレイさせました。

でも僕という人間は「書けば書ける」であって、
「書けば書ける」のために生きるのがすごく楽しい人間でした。
その欲求を抑えることになるほどの時間を、
他のいろいろに割いても全然気持ちよくないのでした。

そのことに薄っすら気づいていながら、
幻想を捨てられなくてsplatoonをやっていました。

幻想を真実にできればよかったのでしょうけれど、
真実に変えられるほどの時間をsplatoonに捧げる覚悟なんて、
僕には全然なかったのです。

僕の幻想ははたして打ち砕かれた……
これは正しい表現ではありません。
むき出しの幻想がガラスケースの中に収められた。
ただそれだけです。
でも手を伸ばしたところでどうにもならないとわかる状態にはなりました。
そのことが僕をとても安心させます。
本当は僕自身が、何年も前にガラスケースを持ってこなくちゃいけなかったんですけれども。

だけどここまで書いてみて、
僕にはまだむき出しの幻想があることに気づかされます。
いくらろっどの物語2で現実を見せつけられたところで、
やっぱり僕は他人のことも「書けば書ける」ふうに見えてきてしまいます。

誰がどんなに否定したって、
僕の目には誰も彼もが「書けば書ける」に見えるのでしょう。
そして、書くのがうまくなればなるほど、その錯覚は強くなるのだと思います。

僕は、この「書けば書ける」の幻想の中で生きます。
でもこの感想の締めだけは、幻想ではなく現実について書こうと思います。

今、僕がこういった感想なりブログ記事なりで、
簡単に心の墨をすって書くことができるのは、
ろっどさんのやり方を吸収したからです。
ありがとう、ろっどさんのおかげで僕は当分物語の中です。
引用なし
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感想ありがちょ
 ろっど  - 18/10/4(木) 5:45 -
  
>あれから4年経って投稿された>ろっどの物語2は、
>なんと言っても文章量が少なくて、悲しかったです。

ぼくも悲しいです。

>僕は「書けば書ける」人間です。
>それが誤解のもとだったのかもしれません。
>僕は「書けない」という感覚を忘れるほどに成長しました。

そう思います。

>僕以外のチャオラーも「書けば書ける」人だと思っていました。
>でもそうじゃないのかもしれない。

そうですね。書けば書けるの範囲にもよりますが、毎日1時間小説を書く生活を2週間くらい続ければ書けるようにはなると思います。そこまで情熱がないだけです。書けないというのは半分言い訳です。
燃料不足だと思います。

>まだ固形墨を懐に残しているだろっていう気配がありました。

yes!
ただ半分くらいの墨は保管してあったはずの場所を忘れちゃいました。
もちろんもう半分は残してあります。

>そしてろっどさんがsplatoonで活躍することをすごく祈っていたように思います。
>なのでろっどさんがsplatoonでも挫折したことは非常に残念です。

ぼくもスマッシュさんが文章の世界で活躍するのを楽しみにしています。挫折したら悲しいです。

>splatoonはろっどさんの戦場であっても僕の戦場ではありません。
>そのことを、本当はずっとずっと前からわかっていたはずでした。

ぼくもそんな感じの夢を抱いていました。
チャオラーと同じ戦場で戦うことは、ぼくにとってはコスパが良いのです。
だってそれこそ10年くらい前、みんなチャオ小説という戦場で戦っていた。そんな人たちと新しい戦場で肩を並べて戦う!想像するだけで心が震えます。
でも情熱を傾けられるものって人によって違う。
そのためにいなくなった人もいる。だから寂しいけど、ぼくは今のチャオラーの在り方が結構気に入っています。
その情熱の行く先が、たまにで良いからぼくの情熱の行く先と交わってくれたらいいなと思います。

>そんな感じの幻想が僕にsplatoonをプレイさせました。

お前そんなこと思ってたのか。

>でも手を伸ばしたところでどうにもならないとわかる状態にはなりました。
>そのことが僕をとても安心させます。

スマッシュさんの文章、今回バシバシ刺さってるんですけど、ここが一番ぶっ刺さりました。
ぼくも何年も前にガラスケースを持って来なくちゃいけなかった者の一人です。
まあぼくの場合はガラスケースじゃ強度不足だったでしょうね。

>誰がどんなに否定したって、
>僕の目には誰も彼もが「書けば書ける」に見えるのでしょう。
>そして、書くのがうまくなればなるほど、その錯覚は強くなるのだと思います。

そう、君は書けない人の気持ちを理解する必要なんてない!
人格トレース能力に関して、ぼくがここ数年で得た答えは「理解すると近付く」です。
陸に上がった魚の気持ちを理解すれば、その魚はもう海では生きられません。

>ありがとう、ろっどさんのおかげで僕は当分物語の中です。

今回スマッシュさんの感想を読んで、ぼくは「すごいなあ」と思いました。相手に合わせたやり方で感想を書いているからです。
でも「すごいなあ」と思ってしまったことに少し悲しくなりました。
「すごい」って遠い言葉です。ぼくは文章というものから(自分が思っているよりもずっと)離れすぎてしまったのかもしれない。
そうじゃねーよ!と。
それは違うだろ!と。
俺の方が正しい!と。
スマッシュさんの強さや正しさに対抗心を燃やせない。
スマッシュさんのレベルが上がったからというのもあるでしょう。でもたぶん、ぼくは負けを認めるのが上手くなったんだと思います。ぼくの強さって負けを認めないところにあったような気がします。だけど白旗をあげるようになった。白旗を赤く塗り潰して焦土戦仕掛けるような人間だったのに。
この白旗は自分で自分の限界を決めた人に一生付きまとう幽霊みたいなものなんでしょうね。
だからスマッシュさんの白旗は全部赤く塗り潰してガラスケースに仕舞っておこうかなと思います。お前に逃げ道はないのだ。
引用なし
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