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>「いきなり大虐殺ってどうなんだ」と自分でツッコミを入れたくなる筋道が、こうも自然に展開されていくとは思いませんでした。
まったくだ。
>途中で展開される脇役達のストーリーも、柱となるダークさんの世界観に忠実に従い、物語に暗い色彩を添えています。
>終幕もまた、しっとりとした話の雰囲気に合わせた“らしい”ハッピーエンドに満足です。
もう大量虐殺がある時点で、ファンタジーでもなければ殺伐とした雰囲気を避けられないと思いました。
ここでファンタジーを選ばなかったのは、当時僕が書いていた作品の文章は詩的な表現が多かったので(川上弘美辺りの影響ですね)、飽くまでそれを一要素として取り入れたストーリーを描こう、と思ったのが起因してます。
そもそもこのスレッドが立った経緯が、僕にこの作品を書かせたと言ってしまって良いと思います。
あと文学に影響を受けた作品で文章量が多い作品を書いて来なかったので、文章量への挑戦という意味も込めて頑張ったのですが、結局のところ錆びたナイフの執筆が今までの作品が作られるにあたって一番大きな経験になったのではないかと思っています。
だから、そういう意味でも冬きゅんには結構感謝しています。
冬きゅんが戻ってくるまで、あんまりこの作品を読み返したりしなかったんですけど、この頃からハッピーエンド使ってたんですね。正解だった。
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