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以前の死線のなんちゃらよりは読める小説になったと思います。
俺が言うのもなんですが、まずは、どんなに短くても完結した小説を沢山書くことです。
それこそ、俺が反面教師になりますが、中途半端にただ想った事を書きなぐりしていても、絶対に上手くはなりません。言いたいことを頭から変に詰めすぎて、起承転結を書くのが逆に下手くそになってしまいます。
この鍛錬コーナーは、斬首さんにとって「感想がもらえる」+「批評される」+「書ける場所が設けられる」+「話を完結させられる」という4つのメリットがあります。
こんな端の端にある小さな掲示板での些細なスレッドですが、なんやかんやで活字中毒の方々が約3名ほどいらっしゃるので、どうぞふるってご活用ください。
では、俺は慣用句・語法という視点から少し気になった点を。
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さっきから彼女はずっと口を閉ざしたまま、眉一つ動かさず、僕についてきていた。
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彼女は無表情のまま口一つ聞かず、ずっと僕に付いてきていた。
【眉一つ動かさず】
→「眉一つ動かさず」は、確かに無表情という意味ですが、割と「物事に全く動じない、ゆえに」という意味合いが強いです。今回は、彼女もその周りの雰囲気もそういう堅くどっしりした状態では無いので「表情を変えないまま」「無表情のまま」という簡易な表現が妥当だと思います。
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人の手によって、チャオの絶滅は回避され、現在は人間と過ごせるまでに復興を遂げていた。
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現在、人の手によりチャオの生態系は回復し、また決して綺麗とは言えない人間社会の中でも生きていくことができるようになった。
【復興を遂げていた】
→普通、生物に対してこう言う使い方をするなら「生態系が回復」という言葉を使います。
→「絶滅回避」と「生態系回復」は結論は同じですので、くどいです。
→あと、人間と過ごすことと、生態系が回復することは無関係ですよね。
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今回はこの二つでしょうか。
日本語が正しい文章は、文章自体も読みやすく、状況説明もより正確に表すことができます。
俺自身は、小説のシナリオや表現で突っ込み入れられるほど出来た人間では無いので、これくらいで失礼します。
皆さんの批評の方がより色々と重要な点がありますので、ぜひご参考にしてください。
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