●週刊チャオ サークル掲示板
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06 俺が英雄になる
 スマッシュ  - 12/12/16(日) 0:32 -
  
 コックピットに座った優はモニターと模造エメラルドを見つめる。淡い光を放つ石の傍でモニターは発進の準備が進行していることを告げている。発進可能の文字を見て、優は前を見る。意図的にする瞬きのように脳内で何かを切り替えると、目の前にあるのが鉄の扉ではなくもう一機のチャオウォーカーとなるのであった。少し離れた所にチャオ程の大きさとなった雪奈が見える。彼女に抱えられたキキョウは投げるのも容易そうであった。優は七メートルの巨人となっていた。右手を握ってみる。五本の指がスムーズにグーの形を作る。開こうとすればすぐに開く。それでも動作に多少の重さがある。優は平常時と完全に同じようにはいかないと理解しながらも、巨人になったような気がして興奮を覚えていた。
「いつでもいけます」
「背中に推進器がある。それで飛ぶこともできるから上手く使えよ」
 音声のやり取りは電波による通信で行われていた。隼人のチャオウォーカーが膝を折り曲げ、飛び退く。人間というより獣の動きだと優は思った。チャオウォーカーの跳躍は素早く、そして高かった。距離を開けた隼人が「じゃあいくぞ」と言い、左腕のアサルトライフルを向ける。避けたい。そう思って優は隼人の動きを思い出しながら左足を使って横に飛ぶ。勢いをつけすぎた。回避はできたが止まることができず壁にぶつかってしまう。
「おい、大丈夫か。ダメージは」
 そう聞かれて、優は視点をコックピット内部に戻してモニターを確認する。
「こっちは大丈夫です。壁の方はわかりませんけど」
 再び巨人となり、左腕を隼人に向ける。先手必勝だと考えたのである。いくら人よりも優れた行動ができたとしても銃弾を回避するのは難しいはず。狭い場所なら尚更。そう思って優は卑怯だと自覚しながらも躊躇わずに弾を撃った。それに反応して横へ動く。
「やべ、二発くらい当たった」
 そう報告しながら隼人は跳躍する。もらった、と優は直感的に思った。弾に当たらないよう身を滑らせながら、隼人のチャオウォーカーが描くであろう放物線を思い浮かべ、着地点に狙いを定める。その直後にまずいと思った。飛べることを失念していたのである。視界の外から来る銃弾に恐怖し、思い切り横に飛ぶ。透明な放物線をなぞり、チャオウォーカーを探す。しかし実際に隼人がいたのはその線よりも少しずれた場所だった。空中で移動していたのである。そのまま優のチャオウォーカーは上からの射撃に襲われる。そして先ほどのジャンプのせいでチャオウォーカーは横倒しになった状態で床に激突した。巨人の優が想定していた衝撃は、コックピットの中にいる優が実際に受けた衝撃とは全く異なり、大きく揺さぶられて優の視点はコックピット内部に戻った。すぐにモニターを確認する。
「二十発くらい当たってますね」
 何か軽いものがぶつかった報告が多数あった。
「大丈夫か?ちゃんと受身取らないと危ないぞ」
「ああ、そうか。探すのに夢中になっちゃってました」
 チャオウォーカーの体を起こす。どこにも異常はないようだ、と動かしている感覚で優は判断する。
「いやあ、びびったわ。普通に勝てると思ったんだけど。さっき着地狙ってたろ」
「そうですね。飛べるの忘れてて。うっかりミスでした」
「俺としては背中使わないで勝つ予定だったからさ、焦ったわ」と隼人は笑う。
「何かコツってあるんですか、これ」
「一秒でも長く生き残ることだな。守りに徹するのとは違うんだけどな。チャオウォーカーはこれからどんどん改良されてくはずだ。機動性はさらによくなるからこれからどんどん弾が当たりにくくなるぜ。それにカオスエメラルドの力でバリアを展開する技術が見つかったからそれをチャオウォーカー用に転用してみるって話もある。ってことは撃墜するチャンスがそれだけ減るってことだろ。それを増やすには一秒でも長く生き残ることが大事ってことだ。まあ一番はチャオウォーカー同士で戦うなんて真似をしないことなんだが、それを言ったらコツも何もないからな」
「一秒でも長く生き残る、ですか」
「そうそう。生きてれば何とかなるかもしれんし、最悪撤退できるだろ」
「そうですね」
 優は長く生き残る術を考えながらチャオウォーカーから降りる。その時チャオを持っていくのを忘れそうになった。コックピットの中に取り残されそうになっても自分の存在を全くアピールしてこないのである。慣れない。置いてけぼりにされそうになるとマルは泣くことがあった。チャオを抱えて、優は考え事に戻る。
 右に逃げれば相手の砲身もそれに合わせて動くだろう。しかしいたちごっことはならない。相手はこちらの動きに合わせて、当たるように調整してくる。銃弾の隙間を縫うように回避ができるのならそれが一番いい。しかしそれは非常に困難であり、そもそも不可能な場合だって多いはずだ。物陰に隠れられない場合、縦の動きが必要になる局面は多くなる。さっきの戦闘がそうであった。飛ぶか伏せるか。飛んでいる時でも機動性が確保できるのであれば話は早いがどうなのだろう。
 優は床までの数メートルの間、考えていた。降りてしまえば話をせざるを得ない。
「しかしお前が究極生命体だったら笑えるな。気が弱そうなのに」とキキョウが言った。
「究極生命体?」
「ヒーロー理論のヒーローのことです。そう言う人も少なからずいます。キキョウは究極生命体派なんです」
「どっちだっていいじゃんか。意味は同じなんだから」と隼人が言うとキキョウが「わかってないな」と肩をすくめる仕草をした。
「カオスエメラルドの力を引き出せる者が正義の味方だとは限らないだろ」
「そうだけどよ。でもそう呼ぶことにしようってなったんだからヒーローでもいいと思うんだよな、俺は」
「なあ優はどう思う?」
 キキョウが急に話を振ってきて優は「え」と戸惑う。
「少なくとも僕はそのどっちにも該当してないと思う、かな」
 そう答えるとキキョウが「うへへへ」と変な声で笑い出した。しばらく笑い続けて「ああ、苦しい、助けて」などと言う。それに釣られて雪奈も隼人もくすくす笑い出す。そんなに変なことを言っただろうか、と優は思った。ヒーローと言うか究極生命体と言うかということよりも自分がそのような大袈裟な呼ばれ方をするのに値していないという気持ちが強かったためあのように答えたのであった。
「お前が本当に究極生命体だったら最高だわ。俺、応援してる」とキキョウは言い、また笑い出した。

 倫理を無視して人体実験を行うことを正当化するGUNに反発を示す市民をいないわけではなかった。そういった人々が「悪を打ち倒す」と称して武装し突撃することがままあったためGUNが占拠した場所にはチャオウォーカーが待機していた。レジスタンスの武装はGUNの兵士が使用している物で、それも比較的最近の武装であると判明した。戦いの火は未だに消えておらず、今回の変化をよしとする人々には、レジスタンスの暗い瞳が物陰から覗いているように感じられるのであった。
 チャオウォーカーのために勢いが増すことはなかったが、一方で鎮火されずに残り続けている抵抗勢力の活動が盛んになる一つの奇跡が起こった。
 三機のチャオウォーカーが待機する議事堂前に、突然巨大なフラッシュが焚かれた。それは日本を変えた奇跡の光である。現れたのは一機のチャオウォーカー。胴体は赤く塗られ頭部は黄色だが古くに塗られたのか塗装がはげている所もある。その黄色い頭部につけられた三つのカメラのうち額の部分にあるものがせわしなく動き、敵機を捉える。右腕の銃身を前方に向けて三つの大きな弾を撃つ。それは的外れな方向に撃たれたが、弾は一つずつ敵機を追尾して曲がる。そのような銃はチャオウォーカーの正規武装にはないもので、三機は戸惑いながらも避けるために全速力で散りながら一歩も動かない赤い機体に向けて発砲する。そこでようやく赤い機体は後ろに下がるなどして回避行動を取るのだがその動きは遅く、関節がちぎれて左腕が飛ぶ。しかし被弾に気付いていないのではないかと思わせる程に赤い機体は変わらず額のカメラを動かし、右腕からホーミング弾を打ち続けた。赤い機体の襲撃によって三機のチャオウォーカーは片足がなくなるなどの被害を受ける。しかしその三機のチャオウォーカーの被害をそのまま足したようなダメージを赤い機体は受けていた。倒れて動くことができなくなった赤い機体のコックピットに狙いが定まった瞬間にまたフラッシュが焚かれ、赤い襲撃者は姿を消していたのであった。

 結果だけ見れば赤い機体は無謀なことをして順当に負けたということになるのだが、三機のチャオウォーカーも戦闘の続行が難しい状態になっていたためレジスタンスは「次にあのチャオウォーカーが現れた時がチャンスだ」と意気込むのは明らかだった。
 赤い機体の話が公になるよりも早く話題になった所があった。優がヒーロー候補として通うようになった基地である。放課後に隼人の運転する車で優と雪奈は基地に入ったのだが様子がおかしかった。
「どうしたんすか、なんか騒がしいみたいですけど」と隼人が一人を捕まえて聞く。
「プロトタイプウォーカーがなくなってるんだ」
「奪われた、ということですか?」と今度は雪奈が質問をする。
「そうだと見ているみたいだ」
「目撃者はいないんですか?」
 七メートルもある上に赤いカラーのものはプロトタイプウォーカーだけだった。動いていれば目立つ上に音もする。気付かないはずがないのだが、
「それが、誰も」と答えるのであった。
「それじゃあ犯人はカオスコントロールを使って奪っていったんでしょうね」
「確かにそれなら運がよければばれないで盗めるな」と頷く隼人に、
「でもそれだと変なんですよね」と雪奈が言う。「普通カオスコントロールを使うには特殊調整型のチャオが必要です。でもそのチャオを持っているのにわざわざプロトタイプウォーカーを盗む理由ってないんですよね。調整チャオがいればチャオウォーカーを動かせますから」
「じゃあ犯人は普通じゃなかったってことだな」
 隼人は冗談めかしてそう言う。雪奈は雪奈でどこか楽しそうである。大変なことが起きているのではないのか、と優は混乱した。
「チャオウォーカーを動かすことができず、さらにカオスコントロールを使える人間なんかならプロトタイプウォーカーを狙いそうですよね。ついでに通常のチャオウォーカーとプロトタイプウォーカーが区別できるような、過去にGUNにいたことのある人間であれば完璧ですね」
「なるほど。それならあのおんぼろを持ってくな」
 雪奈と隼人が優の方を見た。目が「わかったかな?」と問うている。心当たりはあった。
「それってもしかして、末森雅人?」
 人間でありながらカオスコントロールによる瞬間移動が可能。しかしその実験中に行方不明となった。GUNは彼を探している。それを思い出しながら言うと、二人は頷いた。正解だったようで、優は安堵した。そして次の疑問が出てくる。どうして彼はこのようなことをしたのだろう。
「おい、大変だぞ」
 同僚に向けてというよりも、雪奈や隼人に対して教えてやろうといった感じで一人が優たちの所に来た。
「どうしたんですか」
「盗まれたプロトタイプウォーカーが議事堂前に突然現れて、三機のチャオウォーカーが小破したらしい」
「カオスコントロールで議事堂前に瞬間移動かよ」
「悪質な嫌がらせですね」
 やはり隼人と雪奈の二人は楽しそうである。
「なんか楽しそうだね」と優は雪奈に言う。
 雪奈ではなく隼人がそれに答えた。
「だって末森雅人がもし力を増していたら、GUNがあいつ一人によって壊滅まで追い込まれるかもしれないじゃんか」
「一人によってだなんて、そんな馬鹿なことが」
 現実的でない、と優は言おうとしたが隼人によって遮られる。
「ヒーローっていうのはそういうもんだってソニックの時代から相場が決まってるんだよ」
 それが真面目な話なのだとわかって優は恐怖した。理解しがたい現実が姿を現したのである。テレビの中のお話にではなく、自分の生きているこの場所に。これ以上何かが起こるのかと思うと楽しいとは思えない。

 世間で赤い機体のことが騒がれるようになったのを見計らって、末森雅人はGUNの影響がまだ少ないローカル局の番組に出演した。末森雅人は伸びた後ろ髪を束ねていて、真っ黒なロングコートを着ていた。
「GUNの基地からこの赤いロボットを盗み出したのが、末森雅人さん、あなたなんですね」
 プロトタイプウォーカーもスタジオ内に膝を着いた姿勢でいた。遠くからその全体像を写すためのカメラも用意されていた。プロトタイプウォーカーは修理されており、頭部まで赤く塗りなおされていた。左腕にはチャオウォーカー用のアサルトライフルが付けられている。
「ああ。こいつは大昔に量産されたロボットらしい。こいつがチャオウォーカーの基礎となったんだが、チャオウォーカーとは中身が全く違う。あっちがCHAO-Sによるイメージ伝達を利用して動かすのに対して、こっちは操縦桿を握って色んなボタンを押さなきゃいけない」
「つまりこっちの方が操作は難しいということですか?」
「そういうことになる」
「ではどうしてこれにしたのですか?」
「最初からこれを狙ってたんだ。こいつはCHAO-Sに頼らない。GUNの連中の狂った思想とは関係がない。だからわざわざこいつがどこにあるか情報を買って、一番盗みやすそうな所を選んでもらってきたんだ」
「どうやってこれを盗み出したんですか?一番盗みやすそうな場所を狙ったとしても、GUNの基地でしょう?」
「GUNのやつらがクーデターでやったのと同じ、カオスコントロールによる瞬間移動だ」
「そう。末森雅人さんはGUNにいた頃、ヒーローとして扱われていたそうですね」
 ヒーローというのは、と視聴者のために解説が挟まれる。雅人はその間にペットボトルの水を一口飲んだ。
「それで、あなたはどうして議事堂前で戦闘を行ったのでしょうか」
「日本の進む道を正しい道に戻すためだ」
 雅人はきっぱり言うと、自分を写しているカメラを少し探し、それを見つけると睨むような視線を向け、
「GUNは間違っている」と言った。「倫理を無視して行う発展は正当化できるものではない」
 司会とカメラを交互に見ながら彼は主張を続ける。それを番組は許していた。
「人類の未来のために今生きている人々から自由と夢を奪うことが許されるものか。過酷な戦いを全ての人間に押し付けていいはずがない。そこに行く覚悟のある者のみが行けばいい」
 もう末森雅人はカメラしか見ていなかった。カメラの向こうにいるであろう、自分の知っている人々を睨んでいた。
「俺が英雄になる。GUNは日本を元通りにしろ。さもなくば俺がお前たちを倒す」

「雅人」
 末森雅人の言葉はネットを通じて全国に広まった。ビデオを見て庭瀬真理子は呟く。
「やっと、見つけた」
 そう言えるということは希望が見えたからであるはずなのに、真理子の目からは涙が出てきた。雅人はCHAO-Sを避けている。もう自分と雅人が繋がることはないのだとわかってしまった。心配していた。実験の時に何かがあって逃亡しなければならなくなってしまったのかもしれない、と。ある日消えてしまった雅人がそのまま行方をくらましたのはGUNから逃げるためだったかもしれないとわかっていたが、どうであれ伝えなくてはならなかった。自分がどれだけ彼を愛していたかということを。見つけたら思い切り殴ってやりたいということを。考えれば考えるだけ感情は言葉で言い表せる域を出てしまう。それを正確に伝えるためのCHAO-Sだった。伝えて、愛し合っていた頃に戻るためのCHAO-Sであり、それを一日でも早く実現するためのカオスユニットであった。
 カオスユニットの役割の一つに情報の検閲がある。これはCHAO-Sを利用して不正を働こうとする者を特定するための管理者権限という形で実装されているのだが、これによってカオスユニットはCHAO-Sを用いて発信された情報の全てを読むことができることになっている。悪用すればプライバシーを侵害することになるが、まさに真理子はこれを用いて雅人についての情報を集めるつもりで、だからこそカオスユニットにそのような権限を与えたのであった。
「残念、だったな」
 隣でビデオを見ていたキキョウが遠慮がちに言った。
「あなたが慰めてくれるなんてね」
 まともに喋れるとは思えなかったが、そう言ってやりたくて真理子は必死に涙を抑えて声を出した。自分を嫌っているはずのキキョウが慰めの言葉をかけてきたのがそれほどまでに意外で、惨めだった。
「ここに雪奈がいたらあんたを慰めただろうからな」
「雪奈の代わりってわけ?」
「さあな。あんたのやったことは許せない。だけど俺たちに自由をくれたことだけは感謝している」
「そう」
 自ら作ったものに同情している、と徹が言ったことを真理子は思い出す。馬鹿なことをしていた。しかし馬鹿でよかった。真理子は心底そう思う。非道を貫いて自分の欲望のためだけに動いていたら、雅人の言葉を聞いた時に自分がどうなるか予想できない。とんでもなく醜いことをするだろうと思われた。馬鹿だったおかげで、慰めてくれる誰かが出来た。そのことを意識した途端、涙が止められなくなった。涙が出てくると頭に浮かぶのは雅人のことばかりになる。何年も前の別離が今になって失恋に変わった。
 キキョウが彼女を一人にしようと足音を立てずに外へ出ようとした。そのひっそりとした気配は真理子に伝わり、キキョウが外に出ると、真理子は涙を止めようとするのをやめた。

引用なし
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チャオ・ウォーカー -The princess of chao- スマッシュ 12/12/9(日) 3:14
01 僕たちの世界にはレールが敷かれている スマッシュ 12/12/9(日) 3:16
02 天界に忘れ去られし奇の石の英知を得るは小さき泉 スマッシュ 12/12/9(日) 3:17
03 奇跡時代に生きる皆様こんにちは スマッシュ 12/12/9(日) 3:19
04 好きってことにしときなよ スマッシュ 12/12/16(日) 0:30
05 空には情報が満ちています スマッシュ 12/12/16(日) 0:31
06 俺が英雄になる スマッシュ 12/12/16(日) 0:32
07 人間だ スマッシュ 12/12/22(土) 0:01
08 チャオを助けたい スマッシュ 12/12/23(日) 0:01
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10 いつか私は スマッシュ 12/12/23(日) 0:02
感想コーナー スマッシュ 12/12/23(日) 0:03

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