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思わず「わ、若い!」と叫んでしまいました。
スマッシュさんも仰っていましたけど、私がかつて見ていたホップスターさんの姿が、そのまま目の前にあるじゃないかと驚嘆しました。
週チャオの表紙の掛け合いから、小説の内容やコンパクトに纏まった字数まで、節々に至るまであの頃の面影が残ってます。
私がチャオBにやってきたキッカケがずばり「魔術師狂想曲」で、一番好きなのは「チャオ同好会」でした。
ホップさんの書くものってとにかくワクワクして、するするーっと読み進めたくなってしまうんです。それは今回も変わりませんでした。
今回の作品はギャグ小説でもなんでもないんだけど、昔チャオBでギャグ小説を読んだときと似たものを感じていました。ホップさんの根底がそういう楽しさで構成されていて、それが滲み出てしまっているのかも?
気がつけば私の作風もすっかりシリアス寄りになりました。どうしてかわからないけど、いつの間にかそっちの方がするっと書けるようになって、ちょっと不本意でもあるんです。本当は楽しいのが大好きなのに。
だから殊更、ホップさんの書いたものが「いいなあ」と思えて仕方がないのです。
気負ってない、と言うんでしょうか。少なくとも僕よりはとってもポジティブな人である気がします。
って、なんか本編の内容にちっとも触れてないですね。
主人公にとってチャオとは遠い昔に遊んだ、記憶にも殆ど残っていない一ゲームに過ぎない。
けど彼女にとっては容易に忘れられない、今も自分に纏わりつく過去。自分にとっての禊のようなものを行わなければ、元の日常に戻ることはできない。
今日と言う日になんだか大袈裟で大掛かりなものを用意してきた自分と重なるものがある気がして、ちょっとドキっとしてます。きっと考え過ぎですけどね!
簡素ですが以上です。遅れましたが、5489日振りの表紙発行お疲れ様です!
楽しい一時をありがとうございました!
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