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☆★☆感想・伝言用ツリー☆★☆ ホップスター 18/12/23(日) 0:03

ライカ記念日への感想はこちら チャピル 18/12/23(日) 0:12
素晴らしい感想です スマッシュ 18/12/23(日) 2:56
ガーデン・ヒーローへの感想です チャピル 18/12/23(日) 18:59
雑感(雑に感想の意) ろっど 18/12/23(日) 21:50
テキトーに返信します チャピル 18/12/24(月) 1:10
読ませていただきました 冬木野 18/12/25(火) 20:04
ありがとうございます チャピル 18/12/25(火) 23:54
これが噂のライカ記念日 だーく 19/1/2(水) 12:40
あざっす! チャピル 19/1/2(水) 15:47
令和元年記念感想 それがし 19/4/1(月) 22:05
平成最後の返信 チャピル 19/4/2(火) 7:22

ライカ記念日への感想はこちら
 チャピル WEB  - 18/12/23(日) 0:12 -
  
チャオ20周年おめでとうございます!
そしてライカ記念日を読んで頂きありがとうございます!

久々にチャオ小説を書いてみましたが、楽しかったです。
やりたいストーリーも、やりたい表現も、書き始めてみるとまだたくさん出てくるものですね。
それになんと言っても、読む人が限られていることを利用して読了感を限界までコントロールできる。
その感覚が心地よかったです。

今作を読んだ後、すべてを読み解けなかった感覚があったとしても、それはそういうものです。
作者の自分でさえ、今回はちょっと煮詰めすぎてしまった感があります。
なので無理に全体感想を書こうとしなくていいんじゃないかなあ。
テキトーでいいと思いますよ。テキトーで。


○注記
作中には実在の地名が登場しますが、ストーリーに関わる大部分の施設はフィクションです。
また、作中では四月十日がライカ記念日となっていますが、本当はもちろん五月九日です。

○参考文献
・図解 知識ゼロからの畜産入門(家の光協会 2015)
・熊本地震2016の記憶(弦書房 2017)
・いのちとこころを救う災害看護(学研メディカル秀潤 2008)
・休眠の昆虫学(東海大学出版会 2004)
・サラダ記念日(河出文庫 1989)

○参考ウェブサイト
・気象庁
・西日本新聞
・朝日新聞デジタル
・畜産のお仕事 農場作業のイロハ
・熊本国府高等学校(なぜか熊本弁の解説が置いてある)
・静かなる日々の中に(なぜか熊本弁の解説が置いてある)
・基礎生物学研究所
・CHAO BBSのろっどさんの考察
引用なし
パスワード
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素晴らしい感想です
 スマッシュ  - 18/12/23(日) 2:56 -
  
僕は、もう僕のライトカオスを見つけています。
そして手放すつもりはありません。
チャピルさんはどうですか?


正直なところ僕は、19周年記念の「ガーデン・コール」でそこそこ燃え尽きていました。
だから20周年に小説なんて書かなくてもいいや、くらいの気分でいました。
もう役目は果たしたぞ、と。

だけど急にアイデアが浮かんできてしまって、
これなら最強のチャオ小説になれると思ったので、
「ガーデン・ヒーロー」を書きました。

それでいざ聖誕祭を迎えて、この「ライカ記念日」を読んでみたら、
「ガーデン・ヒーロー」を書いたのは大正解だったと感じました。


これは僕の勝手な勘違いかもしれないんですけれども、
「ライカ記念日」と「ガーデン・ヒーロー」は、
面白いくらいに似ていないようで似ていて、でもやっぱり似ていないんです。

好対照という言葉が近いんでしょうか?
もうちょっと正確な表現があるような気がしますが、
この小説への感想であれば「見つからない言葉」ということで処理してしまうのも有りなんですかね?

昔僕がやったチャオ小説をチャピルさんがやっていて、
チャピルさんが昔やったチャオ小説を僕がやっている。
そんなふうに感じる瞬間もありました。


「ライカ記念日」は抽象的な表現も多くて、
ちょっと理解しにくいようにも感じられましたが、

「ライトカオスや優花や莉音とは、チャピルさんにとってなにを指しているのか」
を想像しながら読むと、すんなりと頭に入っていく感覚もありました。

確かに僕たちは、この作品のライトカオスのようなものをずっと追いかけていた気がします。
チャピルさんもそんな感じだったのでしょうか?
僕は、優花も莉音もチャピルさんだと思ったのですが、
その中の数%だけでも僕たちが混ざっていたら嬉しいですね。
いやたぶん、混ざっているんでしょう。
そんな気がします。

僕はついつい優花と莉音をメインで見ちゃうんですけど、
もしかしたら一木も誰かだったりするんですかね。
終盤の莉音視点での一木からはそんなふうにも感じます。

そういう目線で読んでいると、

>いや、永遠なんてない。その事実を私たちは何度も確認した。それなのに、なぜだろう、この生き物はいつだって私たちを狂わせる。

とかめちゃくちゃ心に刺さります。
たぶんチャピルさんは自分自身を刺しながら僕たちも刺しに来たんでしょうね。

この週チャオという場を僕が終わらせるつもりでいましたが、
(より厳密には、今の僕たちに適した形に変えるために、終わらせるつもりでしたが)
「ライカ記念日」からもそういう週チャオやチャオBに対するアンサーをぶちまけてやるという気迫が感じられて嬉しかったです。


あと、チャオ小説としての価値から離れると、
情景の描写がめちゃくちゃ上手くて、かなり取材したんだろうなと感服しました。
こういう良いところはガンガン学ばせていただきます。
僕の小説のスキルアップに貢献してくれていつもありがとうございます。

「ライカ記念日」と「ガーデン・ヒーロー」は似ているとかさっき書きましたけど、
執筆にかけた時間の厚みというのは全く違っていて、
そこで差が出ているのが悔しいですね。
まあ、こうなる未来が予知できたとしても、僕はたぶん「ガーデン・ヒーロー」にはこれ以上の時間を割けないんでしょうけども。
引用なし
パスワード
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ガーデン・ヒーローへの感想です
 チャピル WEB  - 18/12/23(日) 18:59 -
  
本当に面白いことになったな、と思いました。
なんなんでしょうね。
同じようなテーマを書いていながら、それに対するアプローチの仕方はまるきり異なるという。
わかりやすさに全振りしたガーデン・ヒーローと、小難しいライカ記念日。
20年目を書こうとしたガーデン・ヒーローと、そこに至るまでの過程を描こうとしたライカ記念日。
物語の構造とか、登場人物の配置の仕方とかも、真逆と言っていいレベルで似てないですよね。
これはスマさんと僕の素の作風の違い……だけではなさそうですね。

書き始めの頃は、「ガーデン・コール」を結構意識してました。
だってライトカオスをテーマに据えるなら、僕の方がもっとうまく書けると思いましたし(笑)
僕にとってもチャオガーデンは気にくわない作品だったので、なんとしてもやっつけたかったのです。

それから「チャオアパート」も意識しました。
なんというか、「チャオアパート」は一点突破的な作風、極北さというのが特徴だったので、比較せざるを得ませんでした。
正直、表現のディティールという点では、今も劣っていると感じています。
でもおかげでライカ記念日も別の意味での極端さを追求できました。


> ライトカオスや優花や莉音とは、チャピルさんにとってなにを指しているのか

そうですよねー。このあたりのダブルミーニングが、ライカ記念日を決定的に読みにくくしてますよねー。
こんなに正確に読み解いて頂けると思ってなくて、ちょっと感動しています。

スマさんも仰っているように、作中の登場人物には僕が知っているチャオラーの要素をそれとなく混ぜています。
なので、人によってどこが刺さるかは変わってくるんじゃないでしょうか?
どんな感想がくるか気になるので、読み方を限定するようなヒントを書くのは止めておきます(笑)

まあでも、一点だけ質問に答えておくと、一木も自分だと思います。
チャオから離れることが正しいと思っている自分、世間の評価に従順な自分、といった側面が投影されています。


> 僕の小説のスキルアップ

そうですね。僕は今後小説が本業になるとも思えないので、僕の持っているノウハウはスマさんに吸収してもらうべきだと思います。
今回は制作日誌をつけながら小説を書く、ということをやっていました。
技術的な部分についてはかなり明文化されています。
こちらを後日お渡ししたいと考えています。
といっても、ライカ記念日を真似て書くと8ヶ月かかるので、実用性があるかどうかは疑問ですが!
引用なし
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雑感(雑に感想の意)
 ろっど  - 18/12/23(日) 21:50 -
  
今までのチャピルさんの繊細な小説のイメージから大きく逸れて行ったのがすごいよかったです。
あんまり踏み込んで感想を書くとすっごい内輪になっちゃうので感想の書き方に迷っています。迷っていながら感想を書いているということを念頭に置いて読んでもらいたいです。

・一回目読み終わった感想
これはチャピルの物語だなと思いました。
チャピルの物語のはずなのにぐいぐいとぼくの内面にも踏み込んで来るので、こいつなんなんだ?って感じでした。
ライトカオスや牛舎が物語の重要な部分を担っている。重たいワードだなということと、それぞれのキャラクターにチャピルさんにとって何か大事なものを持たせているなあという印象を受けたんですけど、一回読んだだけじゃわかんなかったのでもう1回読みました。

・二回目読み終わった感想
これはチャピルの物語だなと思いました。
ぼくたちっていうか、チャオBBSが閉鎖してからのメンバーって、すごい長い付き合いじゃないですか。つまり自他境界線が薄い?というかルーツを同じとするため?か、それぞれのパーツが担うものたちを自然と受け入れられました。
ただ、各パーツが具体的にどんな荷物を持たせられているかどうかということに関して、実はよく分かっていません。
何となくは掴めているんですけど、自分の中で上手く分解できていないです。
けどとりあえずそれでいいかなって思いました。

それでもひとつ言えるのは、やっぱりチャピルさんとぼくは決定的に何かズレがあるんだなあということです。
時々キャラクターや舞台に込められたチャピルさんの願いというか後悔というか、そういう諸々の情に共感することもあるんですけど、どこかぼくの感じるそれとは違っている……というか、チャピルさんの描く世界にぼくというキャラクターが上手くハマっていない。みたいな違和感。
ルーツは同じはずなのに、選ぶ道が全然違う。そういう驚きをこの作品から感じ取りました。

そういうこまかーい内面の事情は全部置いといて、世界観が素晴らしかったです。
田舎くさいオーラ、結婚の話なんかがものすごい気に入っています。
チャピルさんの描く男女関係も新鮮でおもしろかった。最近恋愛っぽいことさせるの流行ってるのでぼくもやりたいですね!
引用なし
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テキトーに返信します
 チャピル WEB  - 18/12/24(月) 1:10 -
  
> 今までのチャピルさんの繊細な小説のイメージ

うーん、今までの小説も別に繊細ではなかったと思いますけども。
大きく印象を変えた部分があったとしたら、登場人物同士が自分の気持ちをはっきりぶつけあうようにしたことかなと思います。

こうしたのは恋愛や結婚を書きたかったからです。
自分の中での恋愛観がはっきりしてきた、ともいえるかも知れません。
人間同士の関係性をとにかく具体的にしようという意志を持った一木という人物がいて、彼がぐいぐい曖昧な部分を排除していく。
そういう具体性が大事だな、というふうに最近思うようになりました。
これは、今まではどちらかというとろっどさんの小説によくあった要素かもしれないですね。

> チャピルさんの描く世界にぼくというキャラクターが上手くハマっていない

なんなんでしょう……
僕もろっどの物語を書いていて、このキャラは自分には扱えないと思いましたし、根本的に何かが違う感じがします。
もっと具体的に掘り下げれば、いろいろ出てきそうな気もしますけど、それはちょっとこの感想コーナーでは語りきれないですねー。

> 田舎くさいオーラ、結婚の話

ひたすら取材ベースで構築した部分ですね。
阿蘇に関しては全力で描写できた感じがあったんですが、結婚についてはもっと掘り下げようがあったなあと思っています。
今回は登場人物をきっちり削りすぎたせいで、ちょっとリアリティに徹しきれない部分がありました。
次回挑戦するとしたら、そこになるでしょう。
まあ、それはたぶんチャオ小説ではないですが!!
引用なし
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読ませていただきました
 冬木野  - 18/12/25(火) 20:04 -
  
一言で言い表すなら、とても共感できた物語でした。
染み渡ってきたとか、引き込まれたとか、馴染むとか、或いは引っ張られるとか……読み進めるにつれて、自分にとってこの気持ちを表現する言葉はころころと変わっていったのですが、とにかく私のドツボにがっちりハマってしまった。
阿蘇の人々の心や暮らし、風景などの丁寧な描写が自分の身近にぐぐいと迫ってきて、彼らの日常に不意に笑わされたり、心を乱されてしまう自分がいました。すっかりチャピルさんに良い様に操られた気分です。

舞台となる田舎町の上に描かれた全てと、優花の残したライトカオスという象徴は、どことなくチャオBや週チャオを彷彿とさせます。
(他の人の感想を見てなんとなく気付いただけですけど)
今は見る影も無くなってしまったけど、今も心から離れない場所。多くの人が離れていって、僅かな人が残った場所。この故郷と呼ぶべき場所に、ライトカオスという存在が柱のように立っている。
目に浮かぶような現実の情景の中にチラチラと見え隠れする、架空の存在である永遠の象徴が、この小説のルーツがなんなのかを暗に語っているような気がします。
決して「チャオが出てるからチャオ小説なんです」という単純な話では無いはずです。
あいにく私には、うまく言い表せませんけど。

はじめは優花や莉音よりも、一木をはじめとした他の面々の姿に心を惹かれました。彼らが物語を牽引していると感じたからでしょうか。
特に赤星先生の俳句にはハッとさせられました。彼女の送った俳句、君影草の持つ意味をググった理解したときの衝撃ときたら。
俳句って物凄く強力な武器ですよね。自分がそういうのに弱いだけかもしれないけど。

しかし最終的に、優花と莉音の存在はバッチリ僕の心に刺さりました。鏡像はマジで「ぐさっ」と来ました。
チャピルさんの描いた人物の中で、もしかしたら彼女達の心はほとんどチャピルさんのものだったのかもしれません。けど、一人の葛藤にも見えるような二人の対立の姿は、僕の心さえ揺さぶってきました。
改めて読み返してみると、この二人の後ろめたい心の描写のなんと自分の心と共感することだろうと思います。自分が昔、週チャオから逃げるようにいなくなってしまったせいですかね?

物語全体を覆う雰囲気と言い、どこまでも自分の心に触れてくるなぁと思いました。脱帽です。


そういえば予告編の谷中さん、結局作中には姿を現しませんでしたね。
ライトカオスを特別視していた優花と、気付いたら勝手にライトカオスになってるという谷中さんの存在はとても対照的で、全てを読み終えた後に予告編の谷中さんの姿を見るとなんだか溜め息が出ます。
谷中さんのフラットな感じが、この物語の立ち位置がどこにあるのかを示しているような気がします。考え過ぎですかね?
引用なし
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ありがとうございます
 チャピル WEB  - 18/12/25(火) 23:54 -
  
> とても共感できた物語でした

やったぜ! これはそうとう嬉しい!
正直最近まで週チャオにいなかった人に、この話がどれくらい刺さるのか不安でした。
冬きゅんにまで届いていれば、個人的には万々歳です!

結構早い段階から、「チャオ小説ではなくチャオラー小説を目指そう」という意識で書いてきました。
チャオラーの思い出を断片的に刺激するための小説、それがライカ記念日です。
冬きゅんの心に響くものがあったということは、それは冬きゅんが僕たちと同じ体験を共有してきたからに他なりません。

共感できた部分として「鏡像」を第一に挙げてくれたのは、なるほどと思いました。

> 赤星先生

この人もいいポジションですよね。
本編ではあまり活躍させられませんでしたが、個人的には気に入っています。

例えば田舎を旅行していると、案内所の隅とかで地方郷土史が配布されていることがあります。
で、そういうのをまとめているのは大抵俳句の会だったりするんですよね。
僕はそこに週チャオイズムと似たものを感じて、つい手にとってしまいます。
俳句というものには、図太く生き残るコミュニティの気配がある気がします。

> 谷中さん

すみません。この人のことはなにも考えてませんでした。
本編が重い雰囲気なので、予告編はバカみたいに明るくしてみたかった、ただそれだけなのです……
ああ、でもライトカオスを何気なく育てられる人もきっといるんでしょうね。
身近ではほとんど見たことないですが。
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これが噂のライカ記念日
 だーく  - 19/1/2(水) 12:40 -
  
執筆お疲れ様でした。
毎度チャピルさんの本気には驚かされます。

とりあえず第一印象からですが「大人っぽい」ですかね。
僕はチャオラーの小説って一点突破的な小説が多いと思っています。
テーマを描くのにあたって、テーマから手を伸ばして辺りにあるものを回収しながら枠組みを掴む。そういうイメージです。
でもライカ記念日はその逆で、枠組みの方から一直線に手を伸ばしてテーマを掴む、そんな感じがしました。
これを生み出してるのって、構成や描写がとにかく丁寧、というところに起因しているように思います。このレベルの丁寧さを持っているのはチャピルさんだけではないでしょうか。天晴れです。
多分、この丁寧さが大人っぽさを生み出しているんですね。

テーマや登場したものの役割だとかについては、もしかしたらチャピルさんの中では明確に○○は××と決まっているのかもしれませんが、読む側はそんなに気にしなくても良いのかな、とも思いました。
あんまり僕も、どれがどれのこと言ってるんだろう、と解釈しきれていないので見える範囲の話にはなってしまうのですが、抽象的な捉え方をしてしまえば、この作品に登場するものはこれまで我々チャオラーに働いてきた内的な意思、外的な意思に集約されるように思います。
ろっどさんの言葉を借りれば我々は意識の上での自他境界線が薄いのだと思います。ですが、それでも確かにその境界線は存在していて、各事象への捉え方が微妙に違います。だから、寧ろカオスというか。(だから寧ろカオス、って何かのタイトルみたい)
だからこそ、読む側が作品に対して、これはこう!と解釈しきる必要もないんじゃないかなと思いました。チャピルさんがテキトーでいい、そういうもの、と言ってるのってこの辺りに起因してるのかな。

登場人物の心情描写が誰に偏るわけでもなく、その交錯を描ききったのは本当にすごいです。バランス感覚が絶妙。
ライカ記念日を拾ってタイトルにしたのもすごく良かった。
最強のチャオ小説を名乗っていいと思います。
引用なし
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あざっす!
 チャピル WEB  - 19/1/2(水) 15:47 -
  
> 枠組みの方から一直線に手を伸ばしてテーマを掴む

なかなか面白い観点ですね。
僕の小説が他のチャオラーのそれと明らかに違うのは、制作の順番にあると思っています。
冒頭を書かずに山場から書き始めていたり、文章を磨く前に構成の推敲をしていたり。
そのプロセスが全体的な印象の違いに繋がっているのかな、と想像します。

たぶんダークさんの想像と全然違う順番で作ってます。
たとえば「ライカ記念日」を作中のワードとして出すことにしたのはタイトルを決めてずいぶん経ってからだったり。
一直線に手を伸ばすというより、あっちこっち行き来しながら良い枝だけを残していくイメージですね。
このへんは制作日誌に細かく書き留めておいたので、興味があればぜひ読んでみてください。


> 読む側が作品に対して、これはこう!と解釈しきる必要もない

はい、まさしくそういう意図です。今作の解釈は自由だ!!!

チャオガーデンを書いたときに宏さんから
「情けは人のためならず、ってやつですね」
という感想を頂きました。それに対して自分が
「書いている最中には、全然気にしてませんでした(!)」
という返信をしたことがあります。

宏さんはこれをとんちんかんな感想と思って悔やんでいたようです。
しかし、僕はチャオガーデンの初期のメモに、こう書かれているのを発見しました。
「エゴイズムをどうやって脱却するかは、本作のテーマの一つである」
なんか高尚なこと言ってるけど!宏さんの感想と同じやないかい!

長々と書いていると作者ですら自分の意図を忘れてしまうことがあるようです(宏さんごめんなさい)
案外読者の方が正確に小説を読めているのかもしれません。
チャオラーは小説読むの慣れてると思うし、明らかな誤読はしないだろうという信頼もあって、このバランスにしました。


> 最強のチャオ小説を名乗っていいと思います。

いえーい、ありがとうございます!
でも、本当はこの小説がチャオ小説を名乗っていいものか、イマイチ自信が持てていません。
今年の最強はその水じゃないですかね……
引用なし
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令和元年記念感想
 それがし  - 19/4/1(月) 22:05 -
  
 元号代わりましたね。
 折角なんで感想でも書いていきます。


 主に、優花ちゃんに着目して書いていこうかと思います。

 彼女が欲しかったものは明示されてはいませんが、結局、自分が心を許せる人であったり場所が欲しかったのかもしれませんね。
 それは例えば、恋人だったり家族だったりするのかもしれませんが、彼女自身は、はっきりとそこは定義していないように思います。
 むしろ、分からない? 
 実の両親にしても、お母さん、お父さんとは呼ばないんですよね。血がつながっているし、悪い人でないと分かっているけれど、どこか、他人というか……人との距離を掴み損ねている、そういう経験に乏しいともいえるのかもしれません。

 ライトカオスチャオは、そんな彼女の元に運命的にやって来ました。
 彼女が願ったからなのか、それとも彼(?)が願ったからかは分かりませんが、優花ちゃんにとって、その存在は、自分の人生において何かしら意義があるものだと考えたのは、想像に難くありません。
 前述した通り、彼女は自分のありのままを受け入れてくれる場所を求めていると僕は考えています。とすれば、彼(?)の存在は、彼女にとってそんな想いを具現化したものなのかもしれません。
 もっと言えば、今ある生活、牧場での暮らしがイコール自分にとっての理想だからこそ、ライトカオスチャオは自分のところにやって来たと考えたのではないでしょうか?

 さて、一旦優花ちゃんから、話題を逸らして、他の登場人物について考察すると、皆が皆、色んなことを考えて、人生における選択をしていることが分かります。
 義父と母親のテンさんは、事情を考えて事実婚を決めました。一木は進学を目的に牧場を出て自活することを考えています。実の父親である蜻蛉は、今ある家族と過ごすことを選択しました。佐々木君は就職して働くことにしました。
 環境を変え、考え方を変え、付き合う人を変え、それぞれがそれぞれの人生に邁進していく中で、彼らの育てていたチャオに、ライトカオスチャオはもたらされたのでしょうか。
 答えはノーです。
 彼らの元にライトカオスチャオが来ることはありませんでした。
 
 じゃあ、来なかったから、彼らの人生に不利益が有ったかと言えば、きっと無かったことでしょう。
 彼らは彼ら自身で人生を選択しています。
 その中で、彼らにとっても、安心して心を許せる相手や場所が欲しいと願う瞬間も有るでしょう。ですが、それはチャオに縋らずとも、彼ら自身で手に入れることでしょう。むしろ、だからこそ、彼らは人生を積極的に選択し続けているとも言えます。
 一木が莉音に告白して、彼女と過ごすことを選んだように。

 その一方で、優花ちゃんは人生の選択を一木達に比べて、ハッキリとしていないような気がします。
 今ある環境が自分にとって最善だからと思っている節もあるのでしょうが、それ以上に、人生の選択を自分で出来ない、そもそもやり方が分からない、と言った風にも見えました。
 だからこそ、ライトカオスチャオが居なくても『決断』できた佐々木君の姿に眩しさすら覚えてしまう――先ほど、何となく『チャオに縋る』と思わず書いてしまいましたが、まさに優花ちゃんはライトカオスチャオという存在に縋ったのかもしれません。
 自分が口にできない願い、行動に移せない想いを、彼女はライトカオスチャオという存在を頼って、発信しようとしたのかもしれません。

 ……ここで、僕の勝手な考察をするのですが、もしかすると、彼女の元にライトカオスチャオが来たのは、必然では無く、単なる偶然だったのかもしれません。
 そう思ったのは、彼(?)の存在が、物語において何も為していないからです。
 この物語を書く上で(チャピルさんには大変失礼かもしれませんが)ライトカオスチャオの存在意義はあったでしょうか?
 彼がいたことで彼女を待ち受ける現実は変わったでしょうか?

 考えれば考えるほど、彼(?)には何もない気がします。
 僕がここまで考えるのは、結局ライトカオスチャオという存在が中心であるはずなのに、物語において、彼はどうも主軸から外れている――人と人との物語の隅にたまに顔を覗かせてくるような、そんな存在でしかないように映ったからです。

 逆に、居なかった方が、優花ちゃんには良かったのでは、とすら僕は思いました。
 牧場での暮らし、彼女の理想的な人間関係は、一木が街を去ることで瓦解しつつありました。熊本を襲った地震が有ろうがなかろうが、いずれ、優花ちゃんも、自分の中で今の暮らしに区切りをつけて、自分で選択する人生を歩むべきでした。

 もし、チャピルさんがライトカオスチャオにならなければ、僕個人としては、優花ちゃんはもう少し、踏ん切りをつけ易かったのではないかと思います。
 ライトカオスチャオに私も結局育てることは出来なかった。
 残念なことではあります。ですが、同時に、そのおかげで、彼女を取り巻く人たちの現実への向き合い方に、同じ目線で合わせることも出来たのかもしれません。

 でも、チャピルさんはライトカオスチャオになってしまいました。
 彼女の想いは、悪い方向で、牧場での暮らしに縛り付けられていったのではないでしょうか。
 そして、そんな想いをあざ笑うかのように、否応なしに現実は襲い掛かってきます。
 自身は牧場と義父を壊し、母を殺し、そして、自分の理想を完膚なきまでに破壊しました。そんな中で、ライトカオスチャオだけは、変わらない姿のまま、自分の胸で光を放ち続けているわけです。

 人生が変わるような出来事と、変わらない理想像となったライトカオスチャオの存在のギャップは、優花ちゃんの心を徹底的に痛めつけたのではないでしょうか。
 もちろん、悪いのは彼(?)ではありません。
 現実が理不尽過ぎました。
 そして、そんな理不尽な現実に揉まれる中で、自分自身で立ち上がれない、決断をしなかった、できなかった彼女自身の問題でもありました。

 いずれにせよ、被災した優花ちゃんが不幸であることに変わりはなかったでしょう。
 ただ、ライトカオスチャオという存在がかつての理想的な空間を思い起こさせて、彼女を苦しめたのは間違いないでしょう。
 先ほど、彼女の元にライトカオスチャオが来たのは、必然では無く、単なる偶然だったのかもしれません、と僕が言ったのは、メタ的視点で、彼(?)が不要だからという話だけではありません。
 彼女の元に、必然として彼(?)が来たというのであれば、それはあまりにむごい話だ、と僕が考えたからでもあります。

 さて、最後に、優花ちゃんは慣れ親しんだ牧場、家を去ります。
 一見、バッドエンドのようにも思えますが、僕はこれが最適解だと思いました。ライトカオスチャオという存在に囚われず、最後は自分で決断できた。
 その決断の切っ掛けはライトカオスチャオという存在が、自分自身の意思だから、と彼女の内面は語っていますが、それは僕の視点では間違いだと思います。
 その決断は、彼女自身のものでしかありません。
 良い意味で、僕は最後に彼女と彼(?)の縁が切れたのではないかと思っています。

 自分が心を許せる人であったり場所は、他人やチャオに求めるのではなく、自分の力で手に入れるもの。
 自分の道は、自分で切り開くものだ!

 これこそ、今回の物語の主軸であり、ライトカオスチャオが決して持ちえない、与えてくれることも無い、人間的な意思であると、僕は感じました。


 主軸となる感想はここまでです。

 以下、傍系の感想をあるがままに書いていきます。

 まず、会話がかっぺ過ぎて面白かったです。僕も田舎出身なんで、都会で大学生活をしているときは、よく言われましたよ。
 田舎のイントネーションって、本当に独特ですからね。それが自分で気づいていないというのも、また面白かったりするのですが。

 一木と莉音は何だか、昭和〜平成初期の恋愛ドラマとかでありそうな展開でしたね。ボーイミーツガールの典型というか。
 それとは別に、最後、優花ちゃんのことを二人が二人、彼女のことを分かっている!という態度で臨んでいましたが、結果一木の考えていた通りでしたね。
 主人公の優花自身からは見えていなかったのですが、彼女もまた、強い子には違い無かったのでしょうね。血は繋がっていなくても、長年住んでいれば分かることなのかもしれません。
 そう思うと、尚更、優花ちゃんはライトカオスチャオという存在に足を引っ張られていたのではないのか、という僕の意見が正しく見えてくるんですよね……(笑)

 チャオはウンコしない!
 ……ライトカオスチャオはウンコ、するんでしたっけ?
 それとも、あの光はウンコに含まれるメタン的な何某を使ってエネルギーを得ているから、排せつ不要とか、でしょうか?
 そうなると、幻想的なあの光が、一気に俗物めいてくるのでやめて欲しいところですが(笑)

 先述した通り、テンさんと母を呼ぶ優花ちゃんは、彼女と何かしらの距離を感じていたとは思いますが、それにしても描写が淡泊だなあと思ったことは事実です。物語の裏では悲しんでいるのかもしれませんが、どうなのでしょう。
 ま、亡くなって数週間は悲しむ暇がないほどに忙しいというのは事実ですが。
 それとも、彼女の存在も、理想の空間の一部だったのかもしれませんね。そう言う意味では、優花ちゃんの苦しみの中に、彼女の死も含まれていたのかもしれません。


 最後に、チャピルさん、いつも掲示板の運営お疲れ様です。
 実に3か月遅れの感想になってしまいましたが、今も見てくれているのでしょうか。

 正直、僕は自分で小説を書いて読んでもらうことは好きですが、人のを読むのは余り得意ではありません。コーディングの仕事で、コードを書くのは好きだけど、人のコードをリユースするのは苦手、みたいなコーダーいますよね。あんな感じ。
 それでも、チャピルさんが力作だといっていた作品を読みたかったので、丁度風邪でダウンしている今日、有給がてら読み進めていました。
 雰囲気厨の僕なので、読んでいてとても楽しかったです。

 また、週チャオメンバーで会うことはあるのでしょうか。
 多分、僕らの間にライトカオスチャオめいた存在は無いと思いますが、……いや、いないからこそ、会おうかという話になれば、案外すんなりとまた会える気がします。僕らの意思次第ですね。
 
 という訳で、また機会がありましたら、会いましょう。

 素晴らしい作品をありがとうございました!
引用なし
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平成最後の返信
 チャピル WEB  - 19/4/2(火) 7:22 -
  
感想ありがとうございます!
それがしさんから感想もらうの、すごくレアな感じがします!
嬉しいですねー。

> 優花

良くも悪くもおっとりしているというか、あまり自分の意志を通して何かすると言ったことは苦手な子なのだと思います。
テンさんや一木がなんでも決めてくれるので、そこに頼って生きていれば今までなんとかなってきてしまった、というところがあります。
一木との牧場生活が続いていた小学校中学年から高校二年くらいまでが、彼女にとって最も楽しい時間でした。

大人になって、一木が優花から離れていっても、地震が起きるまでは結局踏ん切りが付かないのが優花ちゃんです。
ラストシーンは彼女が自分のやりたいことを見つけるための第一歩、ですかね。
見守ってあげてください。

> ライトカオス

やだなあ。チャピルさんがなにもしてないわけないじゃないですか。
いや、実質なにもしてないんですけど、精神的には登場人物、特に優花には影響を与え続けてきたと思います。
彼女を取り巻く世界が変化し続ける中で、ライトカオスだけが「変化しない」ことの象徴になっていく……というのは彼女が勝手に与えている解釈で、生き物としてのチャピルは普通に生きてるだけなんですねー。

ライトカオスの存在が優花にとってプラスだったかと言われると……まあ、よくはなってないんでしょうねえ。
女の子の人生をねじ曲げるのは楽しいぜ!ぐへへへへへ!

> 一木

作中ではディティールを全部すっとばして速やかに莉音と付き合い始める場面だけが描かれるので、恋愛ものとして読むとシンプルすぎるように感じられるかもしれません。
一木が優花のことを理解しているのは、単純に年期の差もありますし、牧場に住むということへの共感力の差でもあります。
そしてそれだけ理解がありながら、莉音の方を選んでいくというのもポイント!
それがしさんはやたらと優花の肩を持ちますが、個人的には優花みたいな子は苦手なんで、多少足を引っ張ろうが知ったことではないですね。ぐへへへへへ!(二回目)

> ウンコ

ライトカオスはウンコしません!
その代わりに光の粒を発するようになります。
ということはつまり……?

> テンさんとの距離感

後半はずっと莉音の視点で話が展開するため、描写が薄くなってしまいましたが、他の親子より特別距離があるというわけではないと思います。(「お母さん」と呼んでいる場面も実はあります)
ただ、大きな出来事が立て続けに起きて、それに翻弄されていることで、涙を流す間もなかったというのが実際の所ではないかと思います。

優花にとってはテンさんという人、だけではなく、テンさんの与えてくれた居場所自体に心地良さを感じてました。
なので、間接的に母からの愛情を感じていたんじゃないかと思っています。

> 掲示板運営

ここって実はぺっくさんの掲示板なんですよ!
まあ、それはともかく、みんななんやかんやでここを見続けてくれるんじゃないですかね。
チャオ小説の新作を書くのは二十周年で終わらせた気でいますが、戻ってこられる場所を終わらせる気はなくて、チャットルームとかライブラリとかはずっと残っていくと思います。
それがある意味ライトカオス的な物になるのかな? きっと。
まあ、また気が向いたらオフ会でもしましょう。
引用なし
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