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自分の冒険 〜自分ならこう書く〜 冬木野 12/4/26(木) 11:03

冒険グランプリ敗者復活戦敗退 スマッシュ 18/12/27(木) 19:24

冒険グランプリ敗者復活戦敗退
 スマッシュ  - 18/12/27(木) 19:24 -
  
【女性】「はあ〜〜あ。困ったな〜〜」
【男性】「んん?どうしたんだ?」
【女性】「王様から、魔王を倒してこいって言われちゃったんだよね」
【男性】「それはまた特大ミッションだな」
【女性】「でしょ?なんで私なんかにそんなの任せちゃうかな。私、か弱い女の子なのに」
【男性】「いやいや、お前はゴリラだろ」
【女性】「ゴリラじゃねーわ。ゴリラだとしても、ゴリラに魔王討伐任せないだろ」
【男性】「じゃあどうして王様はお前なんかに魔王討伐を頼んできたんだ?」
【女性】「この村の男が減ると、力仕事が回らなくなるからだってさ。そんな理由、信じられる?」
【男性】「信じられないな」
【女性】「でしょう?」
【男性】「お前の腕力、相当だからな」
【女性】「いや、ゴリラじゃねーんだわ、私」
【男性】「やけに刺々しいな、今日は」
【女性】「そりゃ荒れるでしょうがよ。こんなことになって」
【男性】「カルシウム足りてないんじゃないか?バナナ食べるか?」
【女性】「だからゴリラじゃねーんだわ。あとバナナってカルシウムそんなにないからな」
【男性】「カルシウムの吸収を助けるマグネシウムが豊富に含まれているぞ」
【女性】「遠回しに吸収させるなよ。ダイレクトで頼むわ。牛乳とかさ」
【男性】「でも一人で行くのか?心配だな」
【女性】「私はお前の方が心配だけどな、色々と」
【男性】「よしわかった。俺も旅に同行しよう」
【女性】「本当?それは助かるわ」
【男性】「でも魔王を倒す旅っていうのは危険がたくさんあるから、注意が必要だぞ」
【女性】「確かにね。いろいろと準備しないと」
【男性】「たとえば隣町に行ってみたら、魔王の部下が大量虐殺をしているかもしれない」
【女性】「ええっ?いきなりそんなハードな展開、あるかなあ?」
【男性】「なにが起こるかわからないからな。最悪の事態を想定するんだよ」
【女性】「なるほど。それは的を射ているね。常に、最悪の事態の想定することが大切だからね」

【男性】「グハハハ!私は魔王の部下だ〜〜!!」
【女性】「魔王の部下をやっているのね。はい」
【男性】「私は大量虐殺をしてやるのだ、グハハハハ〜〜!」
【女性】「待て!そうはさせないぞ!ヒーローパンチ!」
【男性】「ぐあああ〜〜!!」
【女性】「ヒーローは絶対に勝つ!」
【男性】「最後にいいことを教えてやろう……」
【女性】「そうそう、魔王の部下が最後に恐ろしい事実を告げるんだよね」
【男性】「実は私が魔王だったのだ……」
【女性】「最悪の事態だよ」
【男性】「まさか貴様のような腕力の持ち主がいたとはな……」
【女性】「私ゴリラじゃないから!死ぬな魔王!死ぬな〜〜〜!!」
【男性】「ぐふぅ」
【女性】「私ゴリラじゃないから〜〜〜〜!!」
【男性】「こういう恐ろしいことが起こるかもしれないからな」
【女性】「本当に最悪の事態だったわ」
【男性】「でもね、旅の途中で仲間が加わることもある」
【女性】「あ、それは嬉しいね。賑やかになるし」

【男性】「ギョ〜ギョギョ〜!ギョ〜も一緒に戦うギョ〜!」
【女性】「なにこいつ」
【男性】「半魚人」
【女性】「半魚っていうか、偽さかなくんって感じなんだけど」
【男性】「まあまあ、もう一人仲間がいるからな」
【女性】「まだいるの?嫌な感じしかしないんだけどな」
【男性】「モ〜モモ〜!モ〜も一緒に戦うモ〜!」
【女性】「さっきとほぼ一緒じゃねえか!こいつはなんなんだよ」
【男性】「牛」
【女性】「人要素すらないのかよ」
【男性】「牛と半魚人のショートコント」
【女性】「は?」
【男性】「ピアス」
【女性】「いや、なに……」

【男性】「うしくんうしくん、ピアスのプレゼントだギョ」
【男性】「ほんとモ?嬉しいモ〜」
【男性】「つけてあげるギョ。バチン」
【男性】「まあ、黄色くて大きなピアスだモ〜。なんていうピアスだモ?」
【男性】「耳標ギョ」
【男性】「……!(口を開けて絶句する牛)」
【男性】「パペットマペット」

【女性】「半魚人じゃねーんだわ」
【男性】「え、ゴリラ……」
【女性】「ゴリラじゃねーんだわ。じゃなくて、牛と蛙でパペットマペットだから。半魚人じゃないから、そこ」
【男性】「酷いギョ!半魚人にも人権はあるギョ!」
【女性】「いや、そこは知らないよ。でも人権あるとパペットマペットにはなれないの」
【男性】「俺もこいつ頭おかしいと思うわ」
【女性】「急にどうした」
【男性】「死ね!」
【女性】「そこまで言わなくても」
【男性】「死ねだなんてショックだギョ!もう君たちとは一緒にいられないギョ〜〜!」
【女性】「はあ?」
【男性】「こんなふうに、仲間と喧嘩することもあるかもしれないからな」
【女性】「ああ、そういう想定ね」
【男性】「喧嘩して出ていってしまった仲間と、仲直りするのも大事なスキルだ」
【女性】「私としては半魚人いらないからそのままでもいいんだけど」
【男性】「バカ!人の心一つも救えずに、世界が救えるかよ!」
【女性】「できればそうしたい」
【男性】「とにかくこういう時は、意外と第三者もいるとうまく事が運んだりするんだよな」
【女性】「わかる。当事者だけだと逆にこじれるっていうかね」
【男性】「それも自分たちより若いとよかったりする」
【女性】「なるほど」
【男性】「聞こえますか……私は今、お母さんのお腹の中から呼びかけています……」
【女性】「若すぎだろ」
【男性】「妊娠三日目です」
【女性】「三日目!?よく自我芽生えてるな」
【男性】「あなたの仲間は今、隣の町で敵に襲われています……」
【女性】「謎が多すぎるけど、でも助かるわ」

【男性】「ケケケ〜!てめえらみんな殺してやるぅ〜!」
【女性】「ああ、あれが敵か」
【男性】「助けてギョ〜!食べられるギョ〜!」
【女性】「お前、食えるのかよ」
【男性】「赤ちゃんビーム!!」
【女性】「うううん!?」
【男性】「やられたゲロ〜〜!」
【女性】「勝った!?」
【男性】「最後に牛を食べたかったゲロ……」
【女性】「あ、こいつ、かえるくんじゃん。どうして敵に……」
【男性】「うううっ(お腹を抱える)」
【女性】「えっえっ、なに?」
【男性】「赤ちゃんビームを撃つ代償として、お母さんのお腹が切り裂かれるのである」
【女性】「最悪な技だな!」
【男性】「最悪の事態も想定しなくてはいけない」
【女性】「赤ちゃんも出すのためらってくれよ。そうしたら私たちだけでなんとかするのに」
【男性】「なにはともあれ、仲間とも仲直りして、旅を再開するわけだよ」

【女性】「いや、正直なところ、私、旅する元気なくなってきたわ」
【男性】「えええー!?なんで!?」
【女性】「仲間は変だし、ろくなこと起こらないし……。色々と自信がなくなってきた」
【男性】「いや、そんなこと言わずに続けようぜ、旅」
【女性】「えー」
【男性】「俺、お前とコンビ組んでよかったと思ってる」
【女性】「なにそれ本当?」
【男性】「ああ本当だ。お前のツッコミは最高だ」
【女性】「しゃーねーなー!もう少しだけだぞ〜?」
【男性】「そう来なくては!じゃあもうすぐ魔王の城ってことにしよう」
【女性】「おうおう、魔王め、待っていろよ!」
【男性】「ここで驚愕の事実が明かされるわけだよ」
【女性】「ほほう?どんな?」
【男性】「実は魔王っていうのは、俺とお前が小さい頃に一緒に遊んでいたチャオだったんだよ」
【女性】「なかなかショッキングだ」
【男性】「だろう?このことを俺に言うとショックを受けるかもしれないから、俺には言わないでほしい」
【女性】「お前から聞いたんだけどな?」
【男性】「秘密にしておいてほしい」
【女性】「いや言ったのお前だし……。まあいいけど」
【男性】「そしてついに魔王と対面する!」
【女性】「お、お前はあの時のチャオ!!」
【男性】「よくここまで来たチャオね……。しかし君たちがここまで来るのも計画のうちだチャオ」
【女性】「なんだと!?」
【男性】「僕がカオスチャオになることで、世界征服は盤石なものになるチャオ。しかしそのためにはある小動物が必要だったチャオ」
【女性】「ま、まさか半魚人!」
【男性】「そう、ゴリラだチャオ!」
【女性】「いや、ゴリラじゃねーんだわ。もう冒険やめるわ、私」
【男性】「ここまでの冒険を記録するか?」
【女性】「絶対しない。どうもありがとうございました」
引用なし
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