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>人の構成を真似る技術だけは培ってきただけあってめざましいですね。
>ですができることならば自分ですべて練って欲しかったです。
仰るとおりです。あまり時間をかけたくなくて手を抜きました。
言い訳になりますがパソコンのハードディスクがぶっとんだのでやさぐれていた、というのもあります。
>ところで彼女の表情の描写がまるでないのは、主人公が彼女の顔を見ていないからでしょうか。
>そうであるならば構わないのですが、そうでなかった場合、彼女はのっぺらぼうということになってしまいます。
主人公は彼女と目はおろか顔すらあわせていません。そこはしっかり表現できていると思います。
ちなみにこの「あわせていない」は冒頭「会っていない」とかけています。
顔もあわせていない相手と「会っている」というのも不思議な話です。
>彼女の服装に関しても違和感がありました。年頃の女の子が毎日同じ服装というのはどうなのでしょう。
>とはいえこれも「そういう設定だ」と言われてしまえばそれまでですね。
そういう設定です(迫真)
理由付けはあったはずですが、忘れました。
>まず口語体の一人称語りから突然時間を飛ばすのはありえません。せめてあと二文は足りない。これでは「そんなふう」の関連性が非常に弱くなってしまいます。
>もう少し「そんなふう」とあわせる文章を加えた方がよいでしょう。
仰るとおりです。
「そんなふう」が死んでいましたね。気をつけます。
>あと、主人公に自身の「他人と関わりたい」という欲求を自覚させるだけの〜
仰るとおりです。彼女と会話している自分を自覚することで自身の欲求を間接的に自覚させようとしましたがあまりにも足りなさすぎましたね。
自覚させる要因は「彼女との会話」が重要なところです。「彼女の内面を考える」という行為によって「自身の内面との対話」を図りましたが、うまく行かなかったようです。
恐怖を乗り越える、という最大の燃えポイントがかすんで見えますね。申し訳ありませんでした。
弁明させてもらいますと、話の流れ的にバッドエンドしか見えなかったのでモチベーションが。
>やはり最大の問題点は主人公にもっとスポットを浴びせるべきだった、という一点に尽きると思います。
>彼女の話と絡められる部分もたくさんあります。できるのにやらない、これが一番ダメです。
>この小説で及第点をあげられるのは五段落目だけでした。
五段落目は完全にろっどさんのターンでした。
当初彼女が自殺したシーンを挿入しようかどうか迷いましたが、結局省きました。これは冗長になる上、無駄なシーンであったからです。彼女の自殺は以前の文章でほのめかしすぎるほどほのめかしてあるので。
しかし彼女の描写、構成に力を入れるあまり主人公の影が薄くなったのは痛手でした。反省点です。
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